気ままな独り言

【水槽】屋外より難しい、屋内でのミジンコ養殖のベスト案(失敗しない為に)

ミジンコは、メダカ等の小魚の「生き餌(活きた餌)」になります。水槽飼育が5年経過の中級者ですが、メダカに与えたいと思い、屋内(室内)でのミジンコ養殖に挑戦して成功したので、ご報告です。メダカも嬉しそうです。

雲くん
雲くん
「簡単」という話もあり、「難しい」という話もあります。よく調べた後に、挑戦しました。

本記事の特徴です

前記事「【水槽】室内でのミジンコ養殖の3つのポイント(飼育ケースの複数ローテーションで)」で様々な試行錯誤を行いました。本記事は、その結果として、「屋内(室内)でのミジンコ養殖」のベスト案/ベター案を記載しました。詳細が必要であれば、前記事もご参考に。

・それに加えて、ネット記事では、「ミジンコの餌」だけの記載が多いです。本記事は、「ミジンコの餌」だけで無く、「ミジンコ養殖のスペース確保」等も含めて、漏れなく総合的に記載しました。

ミジンコを選んだ理由

ミジンコとゾウリムシの選択で、悩みました。ただ、養殖も試みたいので、「見えやすい」大きさの方のミジンコを選択しました。うまくいけば、ゾウリムシにも、挑戦する予定です。

ミジンコのメリット/デメリット

ミジンコをメダカ等の小魚の「生き餌(活きた餌)」をする場合の「メリット/デメリット」です。「メリット:食べ残しても腐敗しない。人工飼料よりも管理が楽。植物プランクトンよりも動物ブランクトンなので栄養価が高い。」です。「デメリット:ミジンコの管理が面倒」です。本記事は、後者を極力簡単/楽にするのが目的です。
・また、大人のメダカにもメリット大ですが、子供のメダカ(稚魚)では、「成長スピードの向上」が格段に飛躍するとネット記事には記載がありました。ただ、一か月未満の「針子」は、身体が小さすぎて、ミジンコが食べられないので、ご注意ください。

・なお、「人工飼料」と「グリーンウォーター」と「ミジンコ」では、特に「グリーンウォーター」だけでは、栄養価が不十分(夜間の酸素不足の心配)なので、必ず、「人工飼料」や「ミジンコ(動物性プランクトン)」と併用使用でお願いします。うちでは、そもそも、「人工飼料」だけでも、5年間の飼育実績で、問題ありません。

ミジンコ養殖の「屋外」と「屋内(室内)」の主な違い

ミジンコ養殖の「屋外」と「屋内(室内)」の主な違いを以下に示します。要するに、「屋内(室内)」では、植物プランクトンの「代替餌」が必要です。
・つまり、屋外は、自然環境に近く、その意味では、繁殖が簡単ですが、屋内(室内)では、その環境を再現する必要があるので、難易度が上がります。

屋外 日光が有るので、植物プランクトンが発生しやすい
・その植物プランクトンを餌にするミジンコが繁殖する
屋内(室内) 日光が無いので、ライト無しでは、植物プランクトンが発生しにくい(ライト有りでも、十分とは言えない)
・植物プランクトンが乏しいので、代替餌が必要

・また、「屋外」では、「真冬の寒さ/真夏の暑さ」が心配であり、「蚊のボウフラ発生」「雨水によるミジンコ槽からの溢れ」も避けたいです。うちでは、「屋内(室内)」を選択しました。

・メダカ業者さん等のネット記事も多いのですが、「業者さん」は、多量のミジンコが必要となるので、養殖面積を確保するために「屋外」が多いので、うちのような「屋内(室内)」には、適さない場合が多いです。ご注意下さい。

屋内のミジンコ養殖のベスト案/ベター案

前記事の試行錯誤の結果として、「屋内(室内)のミジンコ養殖」のベスト案を以下に示します。なお、「ベスト案は良いけど、お金も掛かるし…」という方向けに、ベター案も記載しました。

①ミジンコ養殖のスペース確保

後述しますが、「複数のミジンコ槽(2つのミジンコ槽)」が良いので、それが置けるスペースが必要です。また、植物プランクトンの発生も期待して、「ライト付き水槽(30×60cm)」が、ベスト案です(未使用の水槽を転用です)。うちには猫がいるので、猫避けも意味も有ります(アルミ格子でフタを自作です)。

・ベター案は、「ライト無し」で、「複数のミジンコ槽(2つのミジンコ槽)」が置ける「30×60cm」のスペース確保です。

②ミジンコ養殖の飼育槽(ミジンコ槽)

ミジンコ呼吸(酸素)のため、「広くて浅い容器」を選択します。酸欠になると「体色が赤くなる」も目安です。「ミジンコ槽」は、ある程度の大きさが必要なので、「ダイソー、収納ボックス(蓋付き)、25.5×19×高さ11.5cm、約5L、110円」です。

・「100均(ダイソー)」以外では、高価になると考えます。なお、植物プランクトンのために、「室内飼育」とは言え、「光が入る透明」も考えましたが、すぐに「ミジンコが食べつくす」ので、気にしないで、「不透明(ホワイト)」としました。以下が、セット後の写真です。

・なお、飼育環境の変化で、「ミジンコの突然死」が発生するようです。そのリスク回避のためにも、上記写真の様に、「2つのミジンコ槽」がベスト案です。後述しますが、定期的な「ミジンコ槽の掃除」も必要なので、「大きなミジンコ槽」を2つに分けて養殖という意味にもなります。

・ベター案は、「1つの大きなミジンコ槽」ですが、定期的な「ミジンコ槽の掃除」もよろしくお願い致します。なお、「広くて浅い容器」なので、上記の「2つのミジンコ槽」と同程度のスペース確保も必要となります。

・複数のミジンコ槽でローテーションすると、以下の効果があります。「ミジンコの飼い方・増やし方(繁殖方法):里海WEB科学館」も参考としました。タマミジンコの寿命は、約20日なので、増減周期を重ねる為にも、複数ローテーションが必要です。リンク先の方も全滅対応で「少なくとも3個以上のケースで運用」がおすすめでした。

水質の悪化を防ぐ ・ミジンコが排泄しますが、通常水槽のように浄化システム無しです
・従って、数週間に一度(月に一度)は、「1/3程度の水替え」が必要とネット記事にありましたが、各「ミジンコ槽」を15日間リセットで代替します
・ミジンコが多数落ちるようであれば、「水替え」を検討しますが、「水替え数」は、必要最小限に出来ます
種水(餌水)の補給 ・「グリーンウォーター」を追加し続けると、「飼育ケース」から、いつか水が溢れます
・それを避ける目的で、15日間リセットです
水替えで、ミジンコが逃げる ・水替えで、ミジンコが逃げるので、それを防ぐために、「細目ネット」で、フィルタリングが必要です
15日間リセットであれば、水替え無しなので、フィルタリングが不要となります
ミジンコの脱皮殻/死骸 ・ミジンコは排泄に加えて、脱皮殻/死骸も水質悪化の原因です
・「スポインド等で吸い出す」がネット記事でしたが、「生きているミジンコ」も吸い出してしまうリスクもあります(ミジンコも傷付きます)
・ミジンコの脱皮殻/死骸を「ヌマエビに食べさせる」のネット記事がありましたが、「ヌマエビ」の管理も追加となるので、うちでは避けました
・15日間リセットであれば、「脱皮殻/死骸」の影響が最小限となります
ミジンコの突然の全滅対策 ・飼育水の環境等で、「爆食しやすい分、全滅しやすい」ので、「ミジンコの突然の全滅」がよくあるそうです
・「複数の飼育ケース」であれば、危険分散になります

③ミジンコ養殖で、ミジンコ飼育水

ミジンコの飼育環境のうち、「ミジンコ飼育水」ですが、「水道水の数日放置(カルキ抜き)」がベスト案です(ベター案は無し)。理由は、「PHが7前後(中性)」です。他のネット記事では、「弱酸性~中性」もありました。
・少し緑色の「メダカの飼育水」を流用したくなりますが、「過度な酸性/アルカリ性」の可能性があり、避けた方が賢明です。

・また、「ミジンコ飼育水」で重要なのが、「水温」です。「適正水温は20〜28℃で、26℃がもっとも繁殖と成長が活発になる最適温度」との事なので、うちでは、「冬場の屋外」を避けて、「室内飼育」としました。他のネット記事では、「10~35℃」もありました。
・なお、「屋内(室内)」でも「最適温度」が理想なので、「ヒーター使用」も検討しましたが、「全く繁殖しない」わけでもないので、うちでは避けました。

④ミジンコ槽への酸素投入(水の汚れ対策も)

ミジンコ呼吸(酸素)のため、「広くて浅い容器」を選択しますが、「酸素(エアー)投入」が望ましいです。「水の汚れ対策」にもなります。例えば、「エアーストーン、いぶき、長さ100mm、約800円」がベスト案です。「2つのミジンコ槽」なので、「2つのエアストーン」が必要です。ただ、「ミジンコが水流に弱い」ので、「非常に弱いエアーレーション」への工夫も不可欠です。
・ベター案は、「エアー無し」ですが、少なくとも、1回/日に、箸等で水をかき回して、「エアー投入」「水の汚れ対策」をお願い致します。他候補で、「エアーレーション」の代わりに、「水草」ですが、夜間は「水草の呼吸」のため、「水中が酸素不足」となるので、避けた方が賢明です(ただ、うちでは、常時「ライト点灯」ですが…)。


いぶきエアストーン 23φ×100#100 1個

・1枚目右下の様に、半日は水に浸して、完全に中の気泡の排除をお願いします(そうしないと、一部だけのエアーになるので)。2枚目左上がポンプ初期値でしたが、2枚目右下の様に、エアー量を最小値として、ミジンコに丁度よいエアーレーションになりました。良かったです(強すぎるエアーだとミジンコが溺れるそうなので、くれぐれもご注意ください)。

  

・ちなみに、ポンプは「電動ポンプ、水作、水心 SSPP-3S、エアー量調整可能、約1700円」です。


水作 水心 SSPP-3S

・2つのエアーストーンの為に、「二又分岐、コック付き、エアーチューブ用、約300円」が必要です。左右の「エアースターン」のエアー量を調整するために、「コック付き」でお願いします。つまり、「ポンプのエアー量調整」と「コック」の両者が必要です。


ニッソー AQ-01 二又分岐 (金属) エアーチューブ用

・以下の写真が、「二又分岐」活用した、「2つのエアストーン」です。なお、右下で「板」使用ですが、植物プランクトンを増やすために、「一日中のライト」なので、ミジンコのストレス避けで、「日陰」を作ってあります。

・なお、「スリムチューブジョイント、6個、約450円」です。「エアーストーン」との接続で足りない方は、ご購入ください。


水作 スリムチューブジョイント

⑤ミジンコ養殖で、ミジンコ餌

ミジンコ養殖で「ミジンコ餌」です。ネット記事も多く、悩みます。ベスト案は、あまり、聞かれた方がいらっしゃらないと思いますが、「スピルリナ」です。「クロレラパウダー」よりも、圧倒的に安価です。また、「クロレラとスピルリナの比較」で、「クロレラの細胞壁は厚く硬いのですが、スピルリナの細胞壁は薄く壊れやすいため、細胞壁を壊す処理をしなくても、高い消化吸収率を示すことが確認されています」の記載も有り、おすすめです。
・例えば、記事「ミジンコには、スピルリナの粉末を」です。また、動画「ミジンコの室内繁殖」で、こちらは、ミジンコ業者さんが使用されています。例えば、「スピルリナ、粉末、100g、約1200円」です。動画を参考にして、与えています。100gなので、使い切るのに、数年以上はかかると考えます(小出しにして、残りは冷蔵保管としました)。
・要するに、グリーンウォーターもそんなに大量生産に出来ないので、うちでは、「グリーンウォーター」で無く、「スピルリナ」です。おすすめです。


Grace of Nature スピルリナ パウダー 粉末 (100g)

・ベター案は、ネット記事でよくある「乾燥クロレラ(クロレラパウダー)」です。適量で使用すれば、水も腐りにくいです(要するに、ミジンコが食べつくすので…)。「生クロレラ」は高価でもあり、長期保管が効かないので、避けました。
・例えば、「クロレラパウダー、20g、約1650円」です。「常温で長期保管(混濁液は、冷蔵庫保管)」でき、必要な分だけ、使用可能です。使用目安は、「ミジンコ培養水1Lに対して1日の総給餌量0.3」「1日の総給餌量を3g/Lの濃度で懸濁液を作製し、2~3回に分けて添加」です。


クロレラ工業株式会社 観賞魚用特殊クロレラパウダー20g

・他の候補は、「PSB、光合成細菌、1L、約900円」です。ただ、申し訳ないのですが、屋内(室内)では、「臭い」が気になり、うちでは、対象外としました。そもそも、「生きている細菌」なので、「水を腐らせないので、おすすめ」とのネット記事もありましたが、これは、光合成可能な「屋外」なので、うちのような「屋内(室内)」では、成立しないので、ご注意ください。


コメット【光合成細菌】納豆菌入り PSB 1.0リットル (x 1)

・他にも、「エビオス錠(乾燥酵母から生まれた指定医薬部外品、胃腸を元気に)」「パン酵母(ドライイースト)」「青汁」「緑茶」「金魚の餌」「鶏糞(100均)」「ほうれん草をつぶしたもの」とネット記事にありました。ただ、これらは初心者では管理が難しく、「ミジンコの飼育水」を腐らせる可能性が高くなるとのネット記事があり、うちでは避けました。

・もちろんの事ながら、「グリーンウォーター(植物プランクトン)」も候補です。なんといっても、「安価(直射日光のみ)」です。うちでも最初にトライしました。つまり、屋外の1Lペットボトルで「グリーンウォーター」を作製して、「ミジンコ槽」に投入です。ただ、生産量が足りないので、うちでは、「グリーンウォーター」もサブで投入(水の蒸発の補充も兼ねて)していますが、「スピルリナ」をメインで、ミジンコ養殖しています。

・「メダカの飼育水」を種水としましたが、「より早く、より濃く」と促進させる事もできます。前述の「ムックリワーク」もそうですし、例えば、「液体肥料、ハイポネックス、800mL、約600円」も候補です。投入目安は、「30リットル(バケツ2杯)に対して、およそキャップ1杯」です。


ハイポネックスジャパン 液体肥料 ハイポネックス原液 800ml

・濃い色のグリーンウォーターになれば、「ミジンコ槽」に投入ですが、必ず「細目ネット」を通してください。理由は、ミジンコ養殖の阻害要因となる「他の水生生物の除去」「汚れの除去」です。
・また、グリーンウォーターは、「入れ過ぎない」がポイントです。入れ過ぎると、直射日光が無い夜中は、植物プランクトンが光合成で無く、呼吸するので、「水中が酸素不足」となり、ミジンコが窒息します。ただ、うちでは、常時「ライト点灯」なので、「水中が酸素不足」の心配が少ないです。

・ミジンコの餌として、「ムックリワーク」も有名ですが、注意が必要です。例えば、「ミジンコ餌、ムックリワーク、100g、約500円」です。ただ、商品説明でもあるように、「ミジンコの餌(植物プランクトン)の増殖を促し」なので、直接に、ミジンコの餌になるわけでは無いです。むしろ、「植物プランクトンの餌」であり、「濃いグリーンウォーターを作る目的」と言った方が分りやすいです。要するに、うちのような「屋内(室内)」では無く、「屋外(業者さん向け)」と理解した方が良さそうです。
・使用目安は、「60cm水槽で1週間に1〜2回、耳かきすりきり一杯程度をふりかけて下さい」との事です。「稚魚やエビの餌として成長促進効果」の記載も有りました(うちの「メダカ」に使えるかもしれませんが…)。
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⑥ミジンコ養殖で、ミジンコ購入

ミジンコ養殖で「ミジンコ購入」です。「タマミジンコ」と「オオミジンコ」の比較表です。「毎日繁殖」が好ましく、「メダカが食べやすい大きさ」で、「タマミジンコ」にしました。

タマミジンコ ・体長:0.7~1.8mm
繁殖スピード:毎日繁殖
・寿命:20日
・飼育のしやすさ:水質変化に弱く、爆食しやすい分、全滅しやすい
オオミジンコ ・体長:2.2~6mm
繁殖スピード:3日毎に繁殖
・寿命:120日
・飼育のしやすさ:水質変化に強く、死滅しにくい

・ベスト案は、例えば、「休眠卵」で、「タマミジンコ、休眠卵、2000匹、約1000円」です。商品説明「冷蔵庫内では長期保存可能ですが、1年程度を目安として下さい」との事です。「生きたタマミジンコ」は、賞味期限が短く、「休眠卵」は、それが長いも言えます。うちでは、コレを購入しました(メール便なので、あまりに猛暑日を避けて、少し気温が低い数日を狙って、発注しました)。1枚目の写真の様に、ガラスコップで卵有無を確認しましたが、小さい卵が確かにありました。「20~25℃の飼育水に投入すると、4~6日で孵化をはじめます」と商品説明でしたが、その通りに泳いでいました(2枚目の写真の黄丸)。


★タマミジンコ休眠卵★約1,000粒 2,000匹相当

  

・同様に、「タマミジンコ、休眠卵、2000匹、約900円」です。


タマミジンコ休眠卵 1000粒(2000匹相当) 培養してメダカの餌などに!クロレラ ミジンコ ゾウリムシ めだか ミドリムシ

・こちらも、「タマミジンコ、休眠卵、1カプセル、約600円」です。商品説明「水に漬けてから3~7日間で孵化」「水温は20℃以上で飼育可能。24~28℃が最も繁殖しやすい温度」「水質に敏感なため、汲み置きした水や飼育水ではなく市販の天然水(軟水)を推奨」「要冷蔵保存で約30日」との事です。


ミジンコの卵 孵化したばかりの稚魚 上陸前の両生類の餌として (タマミジンコ 卵 1カプセル [餌付き])

・ベター案は、「生きたタマミジンコ」で、例えば、「タマミジンコ、0.3g(900匹)、約550円」です。商品説明「詳しいミジンコ繁殖説明書付き! 初心者の方でも安心です」だそうです。


《めだか街道》【【破格値・最安】】活タマミジンコ生体0.3g(約900匹)培養繁殖説明書付きで安心!【生クロレラ水約350mlに入れて発送】メダカの最高活餌

・参考情報です。ミジンコは、通常、メスだけの「単為生殖(クローン)」ですが、「ミジンコ槽」環境が悪くなると、もう一つのメス/オスの「有精生殖(休眠卵、耐久卵)」に切り替わります。
・「真夏の渇水期」や「真冬の低温期」を乗り切るための生命の知恵です。つまり、「ミジンコ槽」の水面上に「耐久卵(鞘の中に2個の卵)」が浮かぶ事があります。上記の「休眠卵」は、この性質を利用しています。

ミジンコ養殖の実際

ミジンコ養殖の実際です。自然下での繁殖は、「4~10月」で、水温は、「15~30℃」とネット記事にありました。現在、7月で、気温は、25~30℃です。

・「ミジンコ槽(飼育水+グリーンウォーター)」に、「ミジンコの休眠卵」を投入します。4~6日で孵化します。孵化するまでは、「エアーレーション無し」で良いと考えました。
・孵化したら、「エアーレーション有り」で、「スピルリナ」を少量与えます(水面に少し浮かぶ程度)。「スピルリナ」の緑色が薄くなれば、追加投入をお願いします(数日後)。

・以下の写真左上が、ミジンコ養殖中の「ミジンコ槽」です。ライト点灯は、グリーンウォーター増加も少し狙っているためで、夜中も点灯継続です。ミジンコのストレス避けで、「日陰」を作ってあります。なお、「スピルリナ」を与える等で油膜の発生が見られすが、「エアーストーン」の攪拌効果で「油膜無し」になります。
・なお、動画「メダカがミジンコを食しています」です。メダカも喜んでいます。

タマミジンコの孵化ペース

タマミジンコの孵化ペースを「ミジンコの増やし方」から転記です。「私たちの試験では、平均寿命は25℃で8日間で、その間に2~3回産卵します。1回の産卵で5~8個を産卵」との事です。つまり、「最初の一匹が、2×5=15匹から3×8=24匹」になり、その子も同様で、ネズミ算式で増えていきます。
・また、「ミジンコが増え過ぎなければ、特に通気は必要ありません。本来ミジンコは流れの緩い水域に生息する生物です。」の記載も参考になります。

屋内でのミジンコ養殖のベスト案/ベター案(ポイント)

屋内(室内)でのミジンコ養殖のベスト案/ベター案です。ベスト案が望ましいのですが、次善の策として、ベター案も記載しました。
・動画「ミジンコの大量発生」で、ミジンコ発生状況が分かります。ミジンコ養殖に成功しました。

①ミジンコ養殖のスペース確保 ・ベスト案:「ライト付きの水槽(30×60cm)」
・ベター案:「30×60cm」のスペースのみ
②ミジンコ養殖で、飼育槽(ミジンコ槽) ・ベスト案:「複数ローテーション(2つ)のミジンコ槽(25×20×10cm)」
・ベター案:「1つのミジンコ槽」
③ミジンコ養殖で、ミジンコ飼育水 ・ベスト案:水道水の数日放置(カルキ抜き)
・ベター案:無し
④ミジンコ槽への酸素投入(水の汚れ対策も) ・ベスト案:エアーレーション有り
・ベター案:エアーレーション無し
⑤ミジンコ養殖で、ミジンコ餌 ・ベスト案:「スピルリナ」
・ベター案:「乾燥クロレラ(クロレラパウダー)」
⑥ミジンコ養殖で、ミジンコ購入 ・ベスト案:「タマミジンコの休眠卵」
・ベター案:「生きたタマミジンコ」

・失敗する可能性が高い原因は、「ミジンコ餌の入れ過ぎで、水が腐り、全滅する」、「ミジンコ餌が無くなり、ミジンコが餓死して、全滅する」、「酸素不足水質劣化で、ミジンコが赤色になった後に、全滅する」です。
・特に、「エアーレーション無し」では、「水の汚れ対策」で、1回/日で水をかき回したり、「ミジンコ槽」の掃除を丁寧にお願いします。要するに、「ミジンコ槽の複数ローテーション(2つ)」と「エアレーション有り」で、失敗確率が大きく下がります。また、「ミジンコ餌の適切な投入量」にも、ご注意ください(以下の写真の緑色が、「スピルリナ」を水面に少し浮かべた後に、エアーレーションで自然攪拌後なので、参考になる色と思います)。

ミジンコ槽の掃除(ミジンコの回収)

「ミジンコ」養殖で不可欠なミジンコ槽の掃除です。1枚目の様に、2週間に一度はお願いします。左上「飼育水+ミジンコ」を別容器に移して、歯ブラシ等で掃除を行い、右下で別容器からそのまま返します。なお、汚れが浮いたり、沈んでいれば、右上「100均のアク取り」で除去します。汚れの中に、ミジンコが存在するので、すぐに捨てないで、別容器で数日置いてから、回収しています。
・なお、2枚目の様に、この「100均のアク取り」は、網目が細かいので「ミジンコの回収」でも活用しており、重宝しています。ミジンコの飼育水をろ過する感じです(一回で100匹以上が回収可です)。

  

まとめ

屋外より難しい、屋内(室内)でのミジンコ養殖のベスト案(失敗しない為に)です。他のネット記事は、「ミジンコの餌」だけの記載が多いのですが、本記事は、「ミジンコ養殖のスペース確保」等も含めて、漏れなく総合的に記載しました。「屋外」は自然環境に近いのですが、「屋内(室内)」はそれを再現する必要があり、難易度が上がります。
・各項目の中で、特に重要なのが、「ミジンコ槽の複数ローテーション(2つ)」と、「エアーレーション有り」です。これを行う事で、失敗確率が大きく下がります。「ミジンコ餌の適切な投入量」にも、ご注意下さい。
・メダカ等の小魚がより健康になる事をお祈りしています。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年7月24日

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