気ままな独り言

【水槽】メダカの卵を孵化させる「3つのすべき事」(孵化に失敗する方に向けて)

水槽のメダカ飼育で、約5年の中級者です。メダカが増えていくのが、楽しいです。初心者時代に、メダカの卵の孵化(ふか)で、よく失敗していたので、その経験から、「3つのすべき事」をご報告です。図解あり/イラストありです。

雲くん
雲くん
メダカの卵の孵化は、基本を押さえるだけで、簡単です。

・幹之(みゆき)メダカが泳いでいる「幹之(みゆき)メダカの約10秒動画」です。よろしければ、どうぞ。
・ミニ動画「子沢山のみゆきメダカです」「みゆきメダカの卵を藻に移しました」です。こちらもどうぞ。

うちの水槽の現在の様子です

うちの水槽の現在の様子です。「左:メダカ+アカヒレ+ミナミヌマエビ」「右奥:タナゴ」「右手前:メダカ飼育槽」です。なお、「左の通常水槽」でカバーがありますが、うちの猫のいたずら避け(100均のワイヤーネット)です。「右の通常水槽」は、カバー無しでも、いたずら無しです(理由は不明です…笑)。

・うちのメダカは、「幹之メダカ」で、輝きが気に入っています。例えば、「メダカ、稚魚、幹之、10匹、約1600円(送料、無料)」です。関連記事「新しいメダカは、ネット購入で「傷つかない」重視で」が購入ポイントです。


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うちの幹之メダカの稚魚が泳いでいる様子(動画8秒、BGMあり)です。よろしければ、どうぞ(^^)。

メダカの卵を孵化させる「3つのすべき事

メダカの卵を孵化(ふか)させる「3つのすべき事」を以下に示します。

①卵の回収・メダカが卵を産んだら、すぐに回収する必要があります
・回収しないと、水槽のどこかに落ちてしまい、無くなります
②飼育槽へ卵を移動・卵を移動させて、他のメダカ等に食べられないようにします
・また、孵化してからも、数か月間、飼育槽で育ててから、通常水槽に戻す方が良いです
・なお、通常水槽では、水替え時に、メダカの稚魚の行方不明が発生
③新鮮な水/酸素を・卵は、新鮮な水/酸素が必要であり、カビ防止にもなります
・卵のカビは、よくある失敗で、悲しくなります

これら基本を押さえれば、ほぼ失敗が無くなります。特に、「③新鮮な水/空気」が重要です。

3つのすべき事を怠った「うちの初心者時代」

「うちの初心者時代」は、「メダカの卵を見つけた」「嬉しいな~」「早く、稚魚が生まれないかな~」でしたが、結果的には、「放置飼育」でした。
・上記の「3つのすべき事」に対応する「失敗例」と「その改善策」を以下でご紹介です。

<①卵の回収>

・うちのメスメダカです。「卵」が見えます。現在、2022年6月ですが、5月終盤から、チラホラと「卵」を見かけます。通常水槽で、毎日の餌やりの際に、観察していると、すぐに、「メダカの卵」が分かります。

・以前は、毎年、4月に入ると、例えば、「メダカ、産卵床、4個、約800円」を購入・設置しましたが、失敗しました。失敗理由は、「そもそも、卵の付きが悪いので、落下する」「孵化まで、長期間キープが必要だが、別の産卵メダカが触れた際に、落下する」でした。「落下」すると、もちろんの事ながら、孵化しないです(カビも付きます)。他のメダカ等に食べられる可能性もあります。


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・次にトライしたのが、例えば、「メダカ、産卵ケース、約1400円」です。上記、産卵床を中に入れて、「卵が落下しても残る」「他のメダカ等に食べられない」です。失敗理由は、「ネットありのため、水流が十分で無く、すぐに卵のカビ発生」「産卵メダカを長期間、本産卵ケースに入れておくのは、餌による水の汚れも課題であり、避けたい」です。産卵メダカの×もあったので、悲しかったです。


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・従って、以下の様に、改善しています。例えば、「水作、フロートボックス、約600円」です。おすすめです。産卵メダカを発見したら、1枚目の写真の様に、優しく「大型網」で、「フロートボックス」に移します。「フロートボックス」は、移す直前に浮かべて、入れっぱなしによる「水汚れ付き」を避けます。


水作 フロートボックス その他

半日程度で、「水草(沈む)」に卵が付着するので、回収成功です。「卵」から紐らしきモノが出ていて、絡みつく感覚です。自然とはうまく出来ています。1枚目の様に、メダカが底の餌も食べる時や、ウロウロと泳ぐ時に、「水草」に卵が付着します。
・なお、「浮草」よりも、「水草」が良いです。後述の「飼育槽」で、「浮草(浮く)」に「水草(沈む)」を絡めるためです。
・「藻(水草)」は、例えば、「ウィローモス、国産、無農薬、10g、約700円」です。


(水草)国産 ウィローモス 1カップ 約10g(無農薬) メダカ 金魚藻 emuwai

  

・「フロートボックス」には、備品が色々付属ですが、シンプルに、フタも無しで、以下の使い方で十分です。

<②飼育槽へ卵を移動>

以前は、前述「産卵床」でしたが、「カビ」に悩まされていました。「カビ」の主原因は、「水流が弱い」です。川の流れを再現してやれば良いです。
・うちでは、1枚目の様に、「飼育槽(赤丸)」を別途準備しました(「ミニ水槽」です)。2枚目で、「ブクブク」と水流発生も認識して頂けると思います。関連記事「【ミニ水槽】3つのポイント「ポンプ」「底砂」「水槽用フィルター」(水質劣化対策)」です。

  

・「メダカの卵」を、通常水槽から飼育槽へ、移動させますが、1枚目の様に、まず、通常水槽の「水草」を引き上げて、2枚目の様に、飼育槽に入れます。なお、「浮草(浮く)」に「水草(沈む)」を載せるのがポイントです。そうすると、3枚目の様に、水面近くの「浮草」に絡んだ「メダカの卵付き(中のメダカ稚魚が見えます)」の「水草」が安定状態となります。「メダカの卵付き」を「浮草(浮く)」にしてしまうと、プカプカと漂ってしまうので、不安定状態となってしまいますので…。

  

・なお、上記の様な「浮草」に絡んだ「メダカの卵付き」の「水草」を、通常水槽で育てる方法もあります。ただ、以下の様に、「飼育槽」と同様に、「新鮮な水/酸素」をお願いします。メダカの稚魚が、通常水槽では、生存率が低下するかもしれません。一番の課題は、通常水槽で水替えの際に、メダカの稚魚の行方不明です。うちでは、避けました。

<③新鮮な水/酸素を>

以下の様に、「水流」が、「メダカの卵」に、新鮮な水/酸素を供給してくれます。「水温25℃で約10日(積算温度が250℃)」で孵化します。あとは、楽しみに待つ、です。
・うちでは、飼育槽で孵化しても、少し大きくなってから、数か月後に、通常水槽に戻しています。

・フィルターは、「水作エイトコア、Sサイズ、高さ9.2cm、約900円」を活用しています。


水作 エイトコア S サイズ

メダカの卵が孵化しました

■メダカが生まれました(6月16日)
・飼育槽で、メダカの稚魚(針子)を2匹、見つけました。やりました(^^)
・なお、通常水槽に、約11匹(約半分の6匹がメス)ですが、一週間でメス全員が抱卵しています。従って、「6匹×2個=約10個/1週間」になります。4週間連続なので、回収した卵は、約40個です。産卵ペースの目安を、参考に示しておきます。
・2枚目の写真が、1枚目の写真から約1週間後(6月25日)で、10匹以上が泳いでおり、順調です。3枚目の写真が、メダカの沢山の卵で嬉しいです。

  

・ただ、メダカの卵の色の違いにご注意ください。「透明な卵有精卵)」で無いと、孵化しないのです。「濁っている卵(無精卵)」は、すぐにカビるので、最初の内に取り除くが望ましいです。うちでは、数パーセントが「濁っている卵(無精卵)」でした。

■メダカが沢山、孵化しました(7月24日)
・動画「みゆき(幹之)メダカの育成に成功しました」で、約20匹泳いでいる様子が分かります。孵化がうまく行きました。

・メダカの稚魚の餌は、以下の「メダカ、稚魚用、20g、約200円」がおすすめです。なお、飼育槽があまり大きくないので、「食べ残し無し」を優先して、一日に1回、水面の少し浮かぶ程度で、与えています(水の汚れには、くれぐれも、ご注意ください。)。水草もツマツマしているようなので、餓死無しです。なお、上記の2枚目写真にあるように、エビが餌を食べるとそのおこぼれを狙っているのも見かけます。


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飼育槽での他の仲間たち「ミナミヌマエビ」

飼育槽での他の仲間たちを紹介します。「ミナミヌマエビ」です。通常水槽で、「ミナミヌマエビ」が抱卵したら、飼育槽に移動させて、孵化させています。今シーズンは、2022年5月頃からそうしています。現在、2022年6月ですが、1枚目下部の白いミニ皿の上で、2枚目の様に、稚エビが多数見えます。こちらも、少し大きくなってから、数か月後に、通常水槽に戻しています。
・関連記事「【水槽】最初は、ミナミヌマエビがおすすめ(小魚と混泳が魅力)」です。なお、うちでは、ミナミヌマエビの稚エビは、生きている「メダカの卵」を食べる心配無しでした。もちろんの事ながら、「メダカの卵」がカビれば、食べられてしまうと思いますが…

  

・なお、上記写真で「白い小皿」が見えますが、関連記事「エビの餌やりは、「白い小皿」で解決(食べ残し/水質劣化対策)」です。

まとめ

メダカの卵を孵化(ふか)させる「3つのすべき事」を以下に示します。
・「①卵の回収:すぐに回収する」、「②飼育槽へ卵を移動:他のメダカ等に食べられないように」、「③新鮮な水/空気を:卵のカビを避けて」です。
・これら基本を押さえれば、ほぼ失敗が無くなります。特に、「③新鮮な水/空気」が重要です。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年6月7日
更新日:2022年6月16日(メダカの稚魚の写真追加)
更新日:2022年6月25日(メダカの稚魚が10匹以上の写真追加)
更新日:2022年7月24日(メダカが約20匹泳いでいる動画をアップ)
更新日:2023年4月9日(子沢山のメダカ動画をアップ)

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本記事で紹介した関連記事「エビの餌やりは、「白い小皿」で解決(食べ残し/水質劣化対策)
関連記事「【メダカ】ミナミヌマエビは、メダカの卵(有精卵)を食べません<卵の水カビ対策で有効>

・関連記事「【水槽】メダカの食べ残し/水質劣化対策「餌やりリング」(餌が水流にぶつからない工夫)
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