気ままな独り言

【メダカ】ミナミヌマエビは、メダカの卵(有精卵)を食べません<卵の水カビ対策で有効>

春になり、メダカが卵を産んでくれいます。ただ、そのまま、メイン水槽に入れたままだと、メダカの針子/稚魚が食されてしまい、メダカの卵も水カビ発生です。解決したので、ご報告です。

雲くん
雲くん
  メダカの飼育ポイントをご報告です。

「メダカの飼育」の全体ポイント

メダカの飼育は、5年以上になります。色々な工夫をしたのですが、以下が、「メダカの飼育」の全体ポイントです。

メダカの購入・メダカの肌は、傷付きやすいです
・養殖元が重要なので、関連記事「【水槽】新しいメダカは、ネット購入で「メダカが傷つかない」重視で」にポイント記載です
卵から孵化(針子)・水温が高くなり、春になると「卵」の季節です
・本記事は、本箇所が対象です
針子から稚魚・針子の生存率を高めるために、グリーンウォーターが良いです
・関連記事「【水槽】メダカの針子(稚魚)の生存率アップを達成(「魔の2週間」を乗り切るために)」に記載です
稚魚から大人のメダカに・稚魚になると一安心です
大人のメダカ・餌の与えすぎによる「水質劣化」に注意すると、長生きします
・関連記事「【水槽】メダカ食べ残し/水質劣化対策「餌やりリング」(餌が残りにくい工夫)」が一工夫です

「メダカの卵の孵化」について、ご報告です。関連記事「【水槽】メダカの卵を孵化させる「3つのすべき事」(孵化に失敗する方に向けて)」も参考になります。

メダカの「卵から孵化(針子)」

メダカの「卵から孵化(針子)」です。注意すべきなのは、「[A]孵化した針子が親メダカに食されてしまう」「[B]卵に水カビ発生で孵化しなくなる」です。これらを解決するために、以下の工夫です。
・まずは、水槽の紹介です。左から、「①ミジンコ槽」「②メイン水槽(メダカ)」「③サブ水槽(メダカの卵・稚魚+ミナミヌマエビ)」です。本記事では、②③が対象です。
・なお、「①ミジンコ槽」から、「卵で頑張った母メダカにミジンコ」を与えています。関連記事「【ミジンコ】数か月間の継続飼育で、ミジンコ餌の最終決定版(鶏糞ペレットの上澄み液)」です。

[A]孵化した針子が親メダカに食されてしまう(別々な水槽で解決)

「②メイン水槽」内の様子です。ネット記事で、「孵化した針子が隠れる場所を作りましょう」等の記載がありますが、親メダカ(うちでは、アカヒレも居ます)が「本気で餌を探している」を忘れてはなりません。従って、隠れる場所は、ほぼ意味を成しません。

・解決策は、「針子と親メダカを別々な水槽」です。うちでは、以下の様に、「メダカの卵」を右の「サブ水槽」に移して、孵化させています。これにより、針子が親メダカに食される事がありません。解決です。

[B]卵に水カビ発生で孵化しなくなる(ミナミヌマエビで解決

卵には、「有精卵」と「無精卵」があります。望ましいのは、100%「有精卵」ですが、自然はそうなっていません。うちの感覚では、「有精卵と無精卵」は、半々くらいです。
・「有精卵」は、以下の様に、「水カビ発生無し(透明なまま)」で、「産卵してからトータルの水温が250度(25度×10日)に到達すると孵化」となります。

・以下の様に、「無精卵」は、数日で白濁して、「水カビ発生」です。「有精卵」と「無精卵」は、隣り合っている事も多く、せっかくの「有精卵」が「無精卵の水カビ」の影響を受けてしまい、孵化しなくなるので、対抗策が必要です。うちでは、それを「ミナミヌマエビ」に託しています。
・うちの実感では、水カビでボウボウの「無精卵(白濁)」が半透明に変化しています。水カビを食べてくれています。

  

・上記の同箇所で、ミニ動画「ミナミヌマエビが水カビを食べている(ミナミヌマエビは、メダカの卵を食べません)」です。つまり、以下の様に、とても小さいミナミヌマエビは、小さな口(歯)なので、卵の水カビは食べられても、丈夫な卵(有精卵)を食べることはできません。

・他者の関連記事「メダカとミナミヌマエビは混泳・共存可能!メリットも豊富です!」にも、この旨の記載があり、参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

以下が、よくある質問とその回答です。ご参考です。

<Q>
・「ミナミヌマエビは、メダカの卵(有精卵)を食べません」とありますが、うちでは、「メダカの卵」を食べられてしまったようです。何故ですか?
<A>
・「有精卵」は、卵の殻が固いのですが、「無精卵」は、水カビで腐るので卵の殻が柔らかくなり、食べられやすくなると思います(ただ、「無精卵」は水質劣化を招くので、ミナミヌマエビに、食してもらった方が良さそうです)
・ミナミヌマエビは、とても小さいのですが、「ヤマトヌマエビ・スジエビ・手長エビ」は、大きなエビなので、「有精卵」「無精卵」も関係なく食する可能性があります

・なお、関連記事「【水槽(アクアリウム)】最初は、「ミナミヌマエビ」がおすすめ(小魚と混泳が魅力)」も、ミナミヌマエビをおすすめする理由です。

卵の水カビ対策の他の方法

記事「ミナミヌマエビがメダカの卵に発生(付着)した「水カビ」だけを食べてくれる生き物だった!?」を参考にさせて頂きました。要するに、他の方法として、「メチレンブルーといった魚病薬」や「カルキを抜かない水道水を使用するといった方法」がありますが、1シーズンの継続性の観点で、避けました。

・「ミナミヌマエビ」は、餌だけでOKであり、特別な飼育環境も必要ないので、重宝しています。うちの今春の「ミナミヌマエビ」です。抱卵しており、毎年、増えるので、それも楽しみです。

・なお、ミナミヌマエビの餌やりは「小皿」が良いので、関連記事「【水槽】ミナミヌマエビ等の餌やりは、「白い小皿」で解決(食べ残し/水質劣化対策)」もどうぞ。

「メダカの卵」の移動は、「産卵床」よりも、「藻」で

前述で、「メダカの卵」を右の「サブ水槽」に移して、孵化させている事をご報告です。ただ、本移動は、「産卵床よりも藻」がおすすめです。
・関連記事「【水槽】メダカの卵を孵化させる「3つのすべき事」(孵化に失敗する方に向けて)」も参考になります。

・最初に、「サブ水槽にある藻」を「メイン水槽」に持ち込みます。1枚目が、メイン水槽内で、「藻に卵を移している」様子です。ミニ動画「子沢山のみゆきメダカです」、ミニ動画「みゆきメダカの卵を藻に移しました」もご参考です。


・半日くらいで、「卵が移った頃」を見計らってから、「卵付き藻」を「サブ水槽」に移します。以下が「サブ水槽に移した後」です。

「卵の移動」で必要な備品など

メイン水槽で用いている「水作、フロートボックス、約600円」です。おすすめです。産卵メダカを発見したら、優しく「大型網」で、「フロートボックス」に移します。「フロートボックス」は、移す直前に浮かべて、入れっぱなしによる「水汚れ付き」を避けます。


水作 フロートボックス その他

・「フロートボックス」には、備品が色々付属ですが、シンプルに、フタも無しで、以下の使い方で十分です。

・「藻(水草)」は、例えば、「ウィローモス、国産、無農薬、10g、約700円」です。


(水草)国産 ウィローモス 1カップ 約10g(無農薬) メダカ 金魚藻 emuwai

「産卵床」が良くない理由

1シーズンで、「メダカの卵の移動」を数十回と繰り返す必要がありますが、そもそも「産卵床」では、数が足りません。

・以前は、毎年、4月に入ると、例えば、「メダカ、産卵床、4個、約800円」を購入・設置しましたが、失敗しました。失敗理由は、「そもそも、卵の付きが悪いので、落下する」「孵化まで、長期間キープが必要だが、別の産卵メダカが触れた際に、落下する」でした。「落下」すると、もちろんの事ながら、孵化しないです(カビも付きます)。他のメダカ等に食べられる可能性もあります。


GEX メダカ元気 卵のお守り産卵床 卵のカビ発生防止 特殊繊維 青赤緑白4個入

後日談(メダカの卵が孵化)

毎年、孵化しますが、今年は、「10倍レンズ、約400円」を購入して、5月17日に、拡大動画/拡大写真にトライしました。ミニ動画「今春のうちのメダカが育ってます」です。目がどこにあるか、分かります。


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・なお、関連記事「【水槽】メダカの針子(稚魚)の生存率アップを達成(「魔の2週間」を乗り切るために)」に記載ですが、今年も「グリーンウォーター」で育てています。ミニ動画「メダカの針子の魔の二週間を乗り切る方法は、グリーンウォーター」です。

まとめ

春になり、メダカが卵を産んでくれています。ただ、そのまま、メイン水槽に入れたままだと、メダカの針子/稚魚が食されてしまい、メダカの卵も水カビ発生です。解決したので、ご報告です。
・「[A]孵化した針子が親メダカに食されてしまう」は、別々な水槽で解決です。また、「[B]卵に水カビ発生で孵化しなくなる」は、ミナミヌマエビで解決です。
・特に、ミナミヌマエビは、メダカの卵(有精卵)を食べないので、<卵の水カビ対策で有効>です。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2023年4月23日
更新日:2023年5月17日(メダカの卵の孵化)

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