気ままな独り言

【水槽】メダカの針子(稚魚)の生存率アップを達成(「魔の2週間」を乗り切るために)

メダカの針子(稚魚)の生存率が低くて、困っていました。ネット記事にある色々な方法を試しましたが、効果が無かったです。「魔の2週間を乗り切る」ために、「4つの水槽活用」で「針子の生存率アップ」を達成したので、ご報告です。メダカ飼育歴が5年目の中級者です。

雲くん
雲くん
針子の生育段階に合わせる事が、重要と考えます。

・本記事のミニ紹介動画「【水槽】メダカの針子(稚魚)の生存率アップを達成です(「魔の2週間」を乗り切るために)」です。よろしければ、どうぞ。

・メダカの針子(稚魚)の様子のミニ動画「メダカ針子の魔の二週間をグリーンウォーターで、乗り切ってます。生存率がほ100%になりました(^^)」です。こちらも、どうぞ。

メダカの針子(稚魚)の生存率アップを、検討しました

メダカの針子の生存率について、検討しました。生存率が100%で無いのは、承知していますが、そうとは言え、2割以下を問題視しました。
・メダカの飼育槽の工夫を継続していますが、「そういえば、数日前は、5匹の針子なのに、今日は、1匹しかいないな~」と気が付きました。それからも、観察していましたが、どうやら2割以下のようです。気になります。
・関連記事「【水槽】メダカの卵を孵化させる「3つのすべき事」(孵化に失敗する方に向けて)」と以下がその「飼育槽」の写真です。つまり、「孵化」については、ある程度の対策済みです。

「メダカの針子の生存率アップ」のネット記事での調査結果

「メダカの針子の生存率アップ」でのネット記事での調査結果です。以下の切り口が多かったです。

針子/稚魚の餌・関連記事「【水槽】室内でのミジンコ養殖の3つのポイント(飼育ケースの複数ローテーションで)」で記載ですが、ミジンコ餌にもトライ中です。ただ、生存率には貢献していない感覚です。
・メイン餌(現状餌)は、「メダカの稚魚、餌、キョーリン、20g、約200円」です。説明文では「生まれてから15mmぐらいまで」と記載なので、針子でも、大丈夫なはずです。
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水質・水質が悪くなるのは避けたいです。
・ただ、うちでは、「フィルター活用」です。問題無さそうです。
・「水替え(1/3くらい)」も、少なくとも2週間に1度を励行です。
酸素・こちらも、「フィルター活用」で、問題無さそうです。

・これらからは、大きな問題点は、無さそうです。悩みました。ただ、あるネット記事で「孵化してから、2週間が大事(魔の2週間)」とありました。つまり、この期間を乗り切る必要があります。

「メダカの餌」の参考情報

なお、「メダカの針子、餌、フォルス、20g、約1350円」が、口コミで高評価でした。説明文で、「針子専用フード」とあったのも、好ましいです。ただ、うちでは、「餌を変えるだけで、効果があるのかな?」と疑問だったので、とりあえず、現状餌としました。


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・ちなみに、うちの、メダカの成魚の餌は、「メダカ、稚魚~成魚、B1サイズ、~360μm、25g、約500円」です。B2サイズは大きめサイズ(360~620μm)なので、B1サイズがおすすめです。


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メダカの針子(稚魚)が「魔の2週間」を乗り切るためには

「魔の2週間」の観点で、特に、「餌」と「水質」を再検討しました。なお、生存率に関して、「餌」→「水質」の順で、気にすべきとネット記事「メダカの稚魚の大きさと生存率」にあります。以下で課題を整理します。

餌(針子の餓死)針子の餓死が多いそうです。
・確かに、現状餌は、目で見える大きさです。「餌が浮く」目的で、ある程度の大きさが必要なのかもしれません。そのため、針子の口のサイズを超えているかもしれません。
・つまり、「針子の口のサイズに合う、小さい餌」が課題です。
水質(餌による水質悪化)・「水質の悪化」を避けるために、「水替え」も励行しています。
・ただ、現状餌の説明文で「時間が経つと沈みはじめますので、浮いている間に食べ終わる量を少しづつ、1日5回以上与えるのが理想」と記載です。「餌が沈む」という事です。
・うちでは、1日2回程度としていました。
・つまり、水質の悪化を防ぐために、「沈まない餌」が課題です。
水質(水替えによるストレス)・「水替え」を励行していますが、針子は、水質変化に過敏との事でえす。つまり、「魔の2週間」で、「水替え」無しが理想ですが、次々を孵化するので、合わせるのは困難です。
・つまり、「水替え無し」が課題です。

これら課題に対する解決策

課題「小さい餌」「沈まない餌」「水替え無し」の解決策です。以下のように「4つの水槽活用」で解決です。
・それぞれの水槽の説明です。「①親水槽:卵の回収」、「②飼育槽:針子の回収」、「③針子槽で2週間」、「④稚魚槽で1か月」です。

①親水槽:卵の回収

以下が写真です。「親水槽」内に、「メダカ、水作、フロートボックス、約600円」を設置です。産卵メダカを発見したら、1枚目の写真の様に、優しく「大型網」で、「フロートボックス」に移します(6月は、1回/週のペースです)。「フロートボックス」は、移す直前に浮かべて、入れっぱなしによる「水汚れ付き」を避けます。


水作 フロートボックス その他

  

半日程度で、「水草」に卵が付着するので、回収成功です。

・「水草」は、例えば、「ウィローモス、国産、無農薬、10g、約700円」です。


(水草)国産 ウィローモス 1カップ 約10g(無農薬) メダカ 金魚藻 emuwai

②飼育槽:針子の回収

・卵が付着した「水草」を「①親水槽から②飼育槽」に、以下の様に移動させます。移動の道具は、「表面がガラス(写真では、大型スポイド)」が不可欠です。「箸等の木材」では、「卵」が「木材」に付くので、使用不可です。

・「②飼育槽」で、水質劣化対策の関連記事「【ミニ水槽】3つのポイント「ポンプ」「底砂」「水槽用フィルター」(水質劣化対策)」です。「フィルター活用」がポイントです。

・トータル250℃(25℃×10日間)で、孵化です。以下が孵化直前の卵です。なお、2枚目の様に、「白くなった卵」は、水カビ発生もするので、ピンセットで除去もお願いします。

  

・孵化したら、「②飼育槽」の表面に「針子」が泳いでいます。毎日の観察をお願いします。「アク取り(100均)」で「針子の回収」です。大きいので、掬いやすいです。

「②飼育槽」の必要性ですが、「①親水槽」では、「針子の回収」が困難です。一般的には、「①親水槽」で、「孵化→針子→稚魚→成魚」ですが、「針子」を親メダカが食べてしまう可能性も非常に高く、避けたいです。

・現在、「②飼育槽」は、「卵が付着した水槽」だけあり、「人工餌無し」なので、「水質劣化がほぼ無し」です。孵化にも、好影響と考えます。

③針子槽(ボール)で2週間

「③針子槽」ですが、以下の通りです。「針子槽:グリーンウォーターを入れたボール」です。つまり、課題「小さい餌」「沈まない餌」を「グリーンウォーター(屋外で、約10本を運用中です)」で解決です。また、「水替え無し」も同時解決です。「グリーンウォーター」は、植物プランクトンなので、汚れを食べてくれます。いい感じです。
・「針子」の「水変わりによるストレス」を考慮して、「ボールのベース水」は、「②飼育槽」の水です。「ボールのベース水」に対して、1/4くらいの「グリーンウォーター」としました。

・針子も小さく、「ボール内」の少量の水で問題ありません。ボール形状も水面が広いので、「酸素」量も問題無いと考えます。また、ボールであれば、「針子」も上から見え易いです。可愛いので、毎日、観察しています。

・つまり、このボールに、回収した針子を投入し、「魔の2週間」を飼育です。現状で、「針子の生存率100%」になりました。グリーンウォーターだけでも、成長するのが分かります。なお、水質劣化を防ぐために、「人工餌無し」です。

・「③針子槽」の補足説明です。そもそも、「ボール活用」なのは、「グリーンウォーターへのライト」が必要と考えたので、「水面に浮かべる」を選択しました。また、「③針子槽」の温度変化も最小限になります。

④稚魚槽で1か月

以下の様に、針子が成長後は、ボール直下の「稚魚槽」に移動です。「針子が稚魚」になったので、「人工餌を1回/日」(耳かき一杯くらい)です。本来は、「数回/日」かもしれませんが、2枚目の様に、大きめの水槽なので、浮き草も投入しており、餌に困らないと考えたためです(水質劣化も怖いです)。
・なお、「グリーンウォーター」もペットボトル半分くらいを、数週間に一度の投入もしています。「水槽内の植物プランクトン」が、ライトで繁殖するのを期待です。両者の効果で、現状で、問題ありません。

  
「③針子槽」で2週間経過後に、「①親水槽」に直接戻す事も考えましたが、「稚魚の餌」を親が食べつくすので、別水槽「④稚魚槽」としました。そもそも、「稚魚と成魚」の餌は、異なるモノとしているのも理由です。

・本記事記載から一か月後の1月13日ですが、稚魚が大きくなったので、「①親水槽」に戻しました。なお、急な水質変化を避けて、「③針子槽と①親水槽」を半々にした水の中で、半日程度の水慣らしを行った後に、以下の様に、ゆっくりと放魚しました。急であると稚魚に負荷がかかりますので…

「4つの水槽」のポイント

「4つの水槽」のポイントです。特に、課題「小さい餌」「沈まない餌」「水替え無し」が、「③針子槽(グリーンウォーター)」で解決です。
・つまり、一般的には、「①親水槽」で、「孵化→針子→稚魚→成魚」ですが、それよりも、生存率アップとなります。

①親水槽・「フロートボックス」で「卵の回収」です
・半日程度で、「水草」に卵が付着します
②飼育槽・卵が付着した「水草」を、飼育槽へ移動させます
・トータル250℃(25℃×10日間)で、孵化です
・孵化したら、「針子の回収」をお願いします
③針子槽・「ベース水」を「飼育槽」の水としたモノに、1/4くらいの「グリーンウォーター」を入れたボールに「針子」を投入です
・「魔の2週間」を、人工餌無しで、飼育です
④稚魚槽・「魔の2週間」を過ぎて、「針子が稚魚」になったので、「稚魚槽」に移動です
・なお、人工餌は、「1回/日」で、水質劣化を避けました
・合わせて、「グリーンウォーター」を数週間に一度の投入です

・なお、卵の白カビは、関連記事「【メダカ】ミナミヌマエビは、メダカの卵(有精卵)を食べません<卵の水カビ対策で有効>」で記載ですが、ミナミヌマエビで解決です。

「針子の生存率アップ」の理由

「針子の生存率アップ」の理由を考察しました。そもそも、「②飼育槽」で「針子から稚魚へ」でしたが、「大きい餌で、食べにくくて餓死」、「餌が沈むので、水質劣化」、「水替えによるストレス」が考えられます。
・また、「②飼育層」が小さ目なのも、「水質劣化」の可能性が高くなった要因と考えています。
・「③針子槽(グリーンウォーター)」を別に設けた事で、これら課題がすべて解決したので、「針子の生存率アップ」が達成できたと考えます。

<フォロー記事>

フォロー記事「【メダカ】メダカの針子(稚魚)の生存率アップの大事なポイント(親水槽と分ける)」です。本記事に加えた記事で、より参考になります。要するに、そもそも、孵化した針子(稚魚)が、親メダカに食べられる可能性はゼロが必要なので、「親水槽と分ける」が大事なポイントです。

まとめ

「メダカの針子(稚魚)の生存率アップ」のためには、「魔の2週間」を乗り切る必要があります。そのため、「針子槽(グリーンウォーター)」を別に設ける事で、「針子の100%生存率」を達成しました。
・理由は、「大きい餌で、食べにくくて餓死」、「餌が沈むので、水質劣化」、「水替えによるストレス」の課題をすべて解決できたためです。
・「グリーンウォーター」は、ペットボトルだけで、屋外で簡単に作れます。お試しください。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年10月9日
更新日:2022年11月13日(稚魚を親水槽に戻す)
更新日:2023年3月26日(本記事のミニ紹介動画をリンク)
更新日:2023年6月18日(フォロー記事をリンク)

関連記事

本記事で紹介したフォロー記事「【メダカ】メダカの針子(稚魚)の生存率アップの大事なポイント(親水槽と分ける)」が、本記事に加えた記事で、より参考になります
本記事で紹介した関連記事「【水槽】メダカの卵を孵化させる「3つのすべき事」(孵化に失敗する方に向けて)
本記事で紹介した関連記事「【ミニ水槽】3つのポイント「ポンプ」「底砂」「水槽用フィルター」(水質劣化対策)

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