玄関に向けて、猫が突進するのを防ぐために、「猫ドア(脱走防止)」「猫ゲート」が必要になりました。十分な高さ/幅が、必要です。安く3700円で、「格子戸(格子)」猫ドアの作り方です。
・本記事の約1分の紹介動画「【DIY】「格子戸」猫ドア(脱走防止)の安く3700円の作り方」です。よろしければ、どうぞ。
「猫脱走防止ドア(猫ドア)」の「購入」検討
通路の幅は、最大160cmで、階段もあるので、半分の80cmでも、「猫ドア」として、意味があります。高さは、2mくらいは欲しい所です。「購入」検討しました。ただ、基本的に1万円以上と「高価(高額)」であり、大きさも、うちの通路にピッタリで無く、蝶番の耐久性も考えると、良いモノが見つかりませんでした。
・例えば、「猫ドア、脱走防止、幅91cm、高さ178cm、約42000円」です。確かに良さそうですが、「突っ張り棒」のため、長期間の使用でズレ等が不安です。蝶番の耐久性も不安です。また、「高価(高額)」です。
モリソン 猫脱走防止 スライドパーティション CatCatch キャキャ ホワイト
・同様に、「猫ドア、脱走防止、幅81cm、高さ188cm、約30000円」です。不安な点は、あまり、変わりません。「のぼれんニャン」です。
・1万円くらいなら、例えば、「猫ドア、脱走防止、幅76cm、高さ153cm、約10000円」です。他のモノよりも、蝶番がしっかり目なので、多少は、安心です。ただ、「ドア枠」があるので、足元の引っ掛かりが危険と判断しました。また、うちの猫には、高さが不安です。
アイリスプラザ スチールゲート ホワイト 2) 高さ153cm
・また、「猫ドア、突っ張りタイプ、約18万円」です。「にゃんがーど」です。高価です。
「猫ドア(脱走防止)」の「自作」検討
重視したのは、以下のポイントです。
キャスター有り | ・大型扉なので、軽量化を図っても、そこそこの重さです。これを蝶番だけで支える市販品では、耐久性を考えると、不安です。解決策は、「キャスター有り」です。「決め手」です。(後述) |
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ドア枠無し | ・「ドア枠」があると、足元の引っ掛かりが危険になるので、避けたいです。(前述の市販品参考) ・今回の「玄関での宅急便の受け取り」等の目的では、余計に焦っているので、危険性が増します。「ドア枠無し」です。 |
蝶番の耐久性 | ・年間を通した「開閉回数」に対する「耐久性が必要」です。(後述) |
普段の仕舞い方 | ・普段の邪魔にならないようにしたいです。「コンパクトな仕舞い方」が重要です。(後述) |
格子戸(格子扉) | ・普段使いなので、「和」を感じる、圧迫感の無い「格子戸(格子扉)」で。(後述) |
・現在の様子です(高さ240cm/幅80cm)。上記条件を満足する「和」を感じる「格子戸(格子扉)」を安く3700円で自作しました。1枚目が開いた状態で、写真手前の玄関に向けて、猫が突進するのを防いでくれます。2枚目は仕舞った状態で、壁と一体化です。重宝しています。


・上記は、うちの場合の使用例ですが、同様な格子戸を、「猫ドア」として、様々な大きさの通路に設置可能です。また、猫ドア以外でも、間仕切り/パーテーション/目隠し等で、応用範囲は広いです。
「猫ドア」の決め手は、キャスター
前述しましたが、「大型扉」なので、軽量化を図っても、そこそこの重さです。これを蝶番だけで支える市販品では、耐久性を考えると、不安です。解決策は、「キャスター有り」です。「猫ドア」の「決め手」です。
・なお、本キャスターは、「自在コロ(自在車、360度可動)」が不可欠です。これで、スムーズな開閉が可能となります。例えば、「キャスター、自在コロ(自在車)、25mm径、約50円」です。うちでは、半年以上、毎日使用ですが、「ナイロン製」なので、床にも傷無しでした。
・なお、幅80cmなので、キャスター2個です。3個にすると、それぞれの水平を出すのが難しくなる(要するに、どれかが宙に浮く状態)ので、「2個がお勧め」です。

猫ドアなので、5cm以下が隙間基準
うちの猫の場合ですが、5cm以下を隙間基準としています。
・上記のキャスターは、「大型扉」の下面で、猫が入らない隙間とする必要があります。本キャスターは25mm径で、金具を合わせても30mmなので、隙間基準を満たしています。
・「大型扉」の格子間隔(隙間)は、40mmなので、隙間基準を満たしています。
うちの場合は、猫ドア+ストックヤード目隠し
うちの場合は、「猫ドア」の目的もありますが、「コンパクトな仕舞い方」をした際に、「ストックヤード目隠し」の目的もあります。以下が、閉まった状態です。壁と一体化です。作り方等は、リンク先記事を参考でお願いします。https://daijoubudayo.com/diy/closet/

・前述リンク先記事で、「長さ75mmの大きめの蝶番を2箇所」と記載です。3つの木ネジで、しっかりした蝶番としました。「蝶番を3箇所」とすると、それぞれの直線性を担保するのが難しくなるからです。これもポイントです。
・うちでは、半年以上、毎日使用ですが、耐久性にも問題無しです。「キャスターで大型扉の重量を支えている」のが、理由です。

・前述リンク先記事に部材費の詳細記載ですが、こちらにも概要(正確な寸法は、リンク先記事で)を転記しておきます。
枠 | ・35mm角 ・(縦)長さ240cm、2本 ・(横)長さ80cm、2本 |
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格子棒 | ・15mm×40mm ・長さ240mm、9本 |
キャスター(自在コロ) | ・2個 |
部材費用 | ・35mm角×2.5m、300円×3本=900円 ・15mm×40mm、300円×9本=2700円 ・キャスター(自在コロ)、2個=100円 ・合計:3700円 |
まとめ
玄関に向けて、猫が突進するのを防ぐために、「猫ドア(脱走防止)」「猫ゲート」が必要になりました。十分な高さ/幅が、必要です。安く3700円で、「和」を感じる「格子戸(格子)」猫ドアの作り方です。
・「購入」検討しましたが、基本的に1万円以上と「高価(高額)」であり、大きさも、うちの通路にピッタリで無く、蝶番の耐久性も考えると、良いモノが見つかりませんでした。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2021年8月2日
更新日:2022年8月15日(本記事の約1分の紹介動画アップ)
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