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【DIY】テレビの電波強度が少し弱い時の改善策(「方向」と「高さ」が重要)

テレビアンテナ(平面アンテナ)を購入し、数年前から、使用しています。ただ、テレビの電波強度が少し弱いチャンネルがあったので、改善したので、ご報告です。急に、弱くなった時も、有効な手段です。

雲くん
雲くん
テレビアンテナの工事費は、非常に高価です。自分で取り付ける事をご提案です。今回のような少しの改善も自分で可能です。

うちのテレビ電波の改善前と改善後

うちのテレビ電波の改善前と改善後です。代表的なチャンネル(現在、最大)の変化を示します。結果として、「約1m上げるで、5~10の電波強度アップ」を実現しました。

チャンネル改善前(現在、最大)改善後(現在、最大)
NHK総合48、5264、65→64、66
NHK教育44、4438、41→49、49
MBS毎日放送44、4645、46→48、48
ABCテレビ43、4350、50→47、47
関西テレビ42、4249、49→49、51
読売テレビ41、4248、50→51、51

・パナソニックのTV(TH-32LX500)を使用ですが、「40に近い:少し、ジラジラ」で、「45以上:全く問題無し」(記事「テレビ画面で地デジのアンテナレベルを確認する方法と必要性」では、パナソニックTVは、44以上が目安とありました)です。従って、改善前は、「関西テレビ」「読売テレビ」で、大雨等で、「少しジラジラ」でした。現在では、全チャンネルで「問題無し」です。

うちのテレビアンテナ(平面アンテナ)の品名

うちのテレビアンテナ(平面アンテナ)は、「DXアンテナ、ブースター内蔵、UHFアンテナ、UH26BA、ネット専用約9000円」です。「メーカーHP、UH26BA」です。


DXアンテナ 地上デジタルアンテナ UHF平面 (26素子相当) 中・弱電界地用 ホワイト UAH261(W)

・関連記事「【DIY】約9000円のテレビアンテナを、工事費ゼロで、自分で交換(ポイントは3つ)」で購入した経緯/交換方法を説明しています。
・「DXアンテナ「UH26BA」の取り付け動画、約1分」もよろしければ、どうぞ。
・ただ、以前からの「少し、ジラジラ」が気になり、改善したのが本記事です。もちろんの事ながら、「屋根上の八木アンテナ」は、非常に危険なので、自分でするのを避けて、「業者さん」にお任せください。本記事は、あくまで、窓やベランダから手が届く範囲が対象です。なお、手が届く範囲とは言え、「落下等」には、十分にご注意ください。

テレビの電波強度が少し弱い時の改善策(「方向」と「高さ」が重要)

アンテナ設置位置の状況確認です。平面アンテナで重要なのは、「方向」と「高さ」です。「方向」は、最適化したはずなので、「高さを上げる」を検討しました。
・なお、ご自宅近くの「電波塔」は、記事「放送エリアのめやす」で、大まかに調べられます。テレビアンテナの方向は、上記の記事で調査後、「近所の八木アンテナの方向(沢山の骨があるのが、お尻なので、その逆の方向)」も確認されると、参考になります。ネット記事によると、電波の反射等の関係で、「電波塔」から「ズレた位置が最適」の場合もあるとの事でした。

・上記写真で、ベランダ柱が見えていますが、ここに設置すると、「アンテナを約1m」上げられます。購入したのが「アンテナマスト、60cm、SBM45E、約4300円」です。なお、現在の位置でも、空が見えていますが、より空が見える位置に移動です。
・「ベランダ柱」が「65mm角」なので、「角柱80×80mm(最大)」に適合です。また、「30cm」ではあまり変化が無く、「1m」になると、強度が心配なので、「アンテナマスト、60cm」としました。


マスプロ電工 サイドベース BS・CSアンテナ50cm以下用 溶融亜鉛メッキ SBM45E

・購入後の写真です。右下の「U字」の中に、「ベランダ柱」を入れます。工具は、「六角レンチ」だけで、作業可能です。

改善後のアンテナ写真(「アンテナを約1m」上げる)

購入した「アンテナマスト」を「ベランダ柱」に設置です。「ベランダ柱」の最上部に設置しました。なお、作業は、くれぐれも危険が無いように、ご注意ください。うちでは、一人作業(ベランダにミニ脚立使用)でしたが、二人作業が、より望ましいです。

・そして、「アンテナ」を設置です。左下に「旧のアンテナマスト」が見えていますが、「アンテナを約1m」上げられました。成功です。2枚目の写真が、別方向からの撮影です。屋根の下とアンテナ上部が同じ高さになりました。

  

・取り付け方法を、まとめて記載しておきます。特に重要なのが、「②」です。あらかじめ、ケーブルを差し込み、ケーブルがブラブラしないように、「アンテナ内に通す」です。「④」の後では、「アンテナ内に通す」が不可能で、高所作業になり、危険です。
・また、「③」で、「下部で仮止め」後に、「④」で、セットで動かす方が、安全と思います。最後の「本止め」は、ワッシャが潰れるまで、手回しで感覚を確かめながら、しっかりとお願いします(締めすぎない事にも、ご注意ください)。

最後の微調整

「改善後」で、全チャンネルが「電波強度アップ」のはずでした。しかし、「NHK教育だけ、電波強度ダウン」でした。違和感です。公的サイトで「電波塔」の位置も確認して、方位もピッタリにしたはずです。
・よく分からないので、外に出て、「近所の八木アンテナ」を眺めていました。「あっ、方向が少し違う」に気が付きました。約20度、ズレています。その方位にしたのが、「最後の微調整」です。
・ネット記事によると、電波の反射等の関係で、「電波塔」から「ズレた位置が最適」の場合もあるとの事でした。
・要するに、「改善前」から「改善後」で、ピッタリ同じ方向に設置が出来ていなかったのが、原因でした。スマホ「方位アプリ」で、調整していましたが、「改善前」は、窓横だったので、方位調整しやすく、「改善後」は、高い位置にしたので、方位調整しにくかったです。

テレビの電波強度が少し弱い時の改善策(ポイント)

平面アンテナの場合ですが、以下がポイントでした。「方向」と「高さ」が重要です。なお、「高さを約1m上げる」と「約1m」としたのは、うちは、近所よりも少し高台にあり、「近所の八木アンテナ」がその高さにあるので、目安としました。結果として、「約1mで、5~10の電波強度アップ」を実現しました。

①電波強度の確認・チャンネル全体なのか、一部チェンネルだけなのか、確認します
・「方向」は、最適方位にしたはずです
・うちでは、「チャンネル全体」を対象として、「高さを約1m上げる」を選択しました
②「高さ」を上げた後・全チャンネルが「電波強度アップ」のはずです
・ただ、一部チャンネルで、「電波強度ダウン」もあり得ます
③最後の微調整・「近所の八木アンテナ」の方位を再確認します(高い位置のアンテナでは、方向がずれる可能性大です)
・それに合わせて、「最後の微調整」です

・なお、そもそも、「改善前」は、「電波塔」の位置を確認し、「その方向と左右に10度」で、「三方向での最適方位」を探りました。「高さ」を上げた後も、その作業をしたら良かったです。

まとめ

テレビの電波強度が少し弱い時の改善策です。急に、弱くなった時も、有効な手段です。平面アンテナで重要なのは、「方向」と「高さ」です。「電波塔」の位置を確認し、「その方向と左右に10度」で最適方位を探ります。
・それでも、「電波強度が弱いチャンネルがある」場合は、「高さを約1m」上げます。全チャンネルの「電波強度アップ」となるはずです。
・ただ、一部チェンネルの「電波強度ダウン」が発生する場合は、最適方位を再確認します。結果として、「約1mで、5~10の電波強度アップ」を実現しました。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年9月3日

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