気ままな独り言

【ミジンコ】数か月間の継続飼育で、ミジンコ餌の最終決定版(鶏糞ペレットの上澄み液)

ミジンコ飼育で、数か月間の継続飼育は、難しいです。うちでは、数か月間に成功しましたが、ミジンコ餌で何が良いのか、追加検討したので、ご報告です。

雲くん
雲くん
ネット記事で、色々なミジンコ餌の紹介があるのですが、何が良いのか、分かりにくいのが実感です

・本記事のミニ紹介動画「【ミジンコ】室内で、ミジンコ槽の工夫と「継続飼育」のための最終進化系(鶏糞ペレット)」です。よろしければ、どうぞ。

色々なミジンコ餌

前記事「【ミジンコ】室内で、数か月以上のペットボトル継続飼育に成功(グリーンウォーターと鶏糞)」で、「継続飼育を成功させるポイント」を紹介していますが、要するに、「ミジンコ餌が腐らない様に」です。
・それが仕事の業者さんでは、どんなミジンコ餌でも、「継続飼育」が可能ですが、趣味レベルでは、世話が面倒なので、難しくなります。
・「ミジンコ餌が腐らない様に」が「水質の悪化」を防ぐために、必須です。なお、このために、「ミジンコ飼育水の数週間毎の入れ替え」のネット記事があり、否定はしないのですが、趣味レベルでは、世話が面倒です。そもそも、「腐らない」が根本的解決です。

「ミジンコ餌が腐らない様に」のために

つまり、「生きていない餌(人工餌)」を避けて、「生きている餌」が賢明です。詳細は、上記の前記事でもご紹介です。

<生きていない餌(避ける)>
「青汁」「緑茶」「金魚の餌」「ほうれん草をつぶしたもの(ホウレンソウパウダー)」「クロレラ粉末」「スピルリナ」
生きている餌(こちらが賢明)>
「エビオス錠(乾燥酵母から生まれた指定医薬部外品、胃腸を元気に)」「PSB(光合成細菌)」「鶏糞/鶏糞ペレット(バクエリアの餌)」「ムックリワーク(植物プランクトンの餌)」「ミドリムシ水(ユーグレナ)」「生クロレラ」「パン酵母(ドライイースト)」「グリーンウォーター(植物プランクトン)」

「生きている餌」の中で、何が候補なのか

うちでは、「生きている餌」の中で、「グリーンウォーター(植物プランクトン)」と「鶏糞ペレットの上澄み液(バクエリアの餌)」で、それぞれ、数か月間の継続飼育に成功しました。前記事「【ミジンコ】室内で、数か月以上のペットボトル継続飼育に成功(グリーンウォーターと鶏糞)」に詳細記載です。


・以下が、前記事からの抜粋です。

グリーンウォーター

順を追って、説明します。まずは、ペットボトルの準備です。左が2Lで、右が500㏄ですが、「2L」でお願いします。容量少だと、水質が安定しないと考えました。ちなみに、この状態で、数週間の「屋外放置」で緑色になります。
・なお、「2Lペットボトル」は、「壁面がデコボコ」で、お願いします。「グリーンウォーター」になった際に、壁面に残り、底まで沈まないモノがあるので、ミジンコの給餌で有利と考えます。

鶏糞ペレットの上澄み液

ネット記事で、「鶏糞は臭い」をよく見かけます。ただ、うちで、「鶏糞ペレット」は、「100均で、鶏糞ペレット/500g」です。乾燥している事もあり、「ほぼ臭い無し」です。例えば、「鶏糞ペレット、5Kg、約200円」もあります。


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・なお、臭いは、「鶏糞>パン酵母>生クロレラ>ホウレンソウパウダー」のネット記事もありましたが、「鶏糞ペレットの上澄み液」でもあり、私の鼻では、「臭い無し」が実感です。

・「鶏糞ペレットの上澄み液」の作り方です。「方法①:屋外で」、「方法②:室内で」をご紹介です。当初、臭いを避けて、「方法①」でしたが、「方法②」でも、臭いが気にならないので、最近は、「方法②」を標準としています。

「生きている餌」でその他のミジンコ餌の検討結果

「生きている餌」で、その他のミジンコ餌の検討結果です。赤字が、うちで選択したモノなので、それ以外です。

「■エビオス錠(乾燥酵母から生まれた指定医薬部外品、胃腸を元気に)」「▲PSB(光合成細菌)」「鶏糞/鶏糞ペレット(バクエリアの餌)」「▲ムックリワーク(植物プランクトンの餌)」「▲ミドリムシ水(ユーグレナ)」「▲生クロレラ」「■パン酵母(ドライイースト)」「グリーンウォーター(植物プランクトン)」

・それ以外ですが、「■増殖力が弱い」です。例えば、「■エビエス錠」ですが、「生きている餌」とは言え、業者さんは可能ですが、「趣味レベルでは、増殖しない」ので、定期的な投入が不可欠です。
・また、「▲増殖するが、日光が不可欠」の観点もあります。ただ、「▲ミドリムシ水(ユーグレナ)」「▲生クロレラ」は、業者さんは可能ですが、「趣味レベルでは、増殖しない」と考えます。
・上記検討結果から、残るのは、「趣味レベルで増殖可能」な「鶏糞/鶏糞ペレット(バクエリアの餌)」と「グリーンウォーター(植物プランクトン)」になります。なお、ホームセンター「鶏糞」よりも、「鶏糞ペレット」が臭いが無いので、おすすめです。また、「鶏糞」は、増殖力が強すぎて、「臭いが強くなったり、水が腐る原因」の可能性もあります。

「鶏糞ペレットの上澄み液」と「グリーンウォーター」で、どちらが良いのか?

「グリーンウォーター」と「鶏糞ペレットの上澄み液」で、どちらが良いのか、以下にまとめます。

グリーンウォーター・室内ライトが不可欠
・ペットボトル飼育で、「毎日、ひっくり返す」が必要で(沈殿物有りなので)、3L容器飼育でも、大型スポイトで、「毎日、攪拌」が必要
・冬場で、3L容器/水槽用ヒーターで、飼育が難しい(沈殿物がより増える
・臭い無し
鶏糞ペレットの上澄み液・室内ライトの必要性が弱い
・ペットボトル飼育で、「毎日、ひっくり返す」の必要性が弱く(沈殿物がほぼ無しなので)、3L容器飼育でも、飼育が可能
・冬場で、3L容器/水槽用ヒーターで、飼育が可能
・上澄み液なので、臭い無し

・特に、赤字がポイントです。「沈殿物」は、水が腐る可能性が高くなるので、避けたいです。以下に、比較実験結果を記載です。

「グリーンウォーター」と「鶏糞ペレットの上澄み液」の比較実験結果

以下が、比較実験環境です。「3L容器+水槽用ヒーターエアーレーション」です。飼育環境が良い方が差が付きやすいので、冬場の「水槽用ヒーター」は、関連記事「【ミジンコ】冬場の室内ミジンコ継続飼育(ポイント:水槽用ヒーター)」で記載です。
・なお、「エアー(最小のブクブクで)」も行いました。「エアー(最小のブクブク)」の必要性は、関連記事「【ミジンコ】室内で、ミジンコ槽の工夫と「継続飼育」のための最終進化系(鶏糞ペレット)」に記載です。

・ミジンコ数です。以下の写真からは、分かりにくくて恐縮ですが、数週間後で、「グリーンウォーター:数十匹」、「鶏糞ペレットの上澄み液:数百匹」が、比較実験結果です。
・「鶏糞ペレットの上澄み液」が優れています。動画「ミジンコ飼育は、「鶏糞ペレットの上澄み液」が、最適です。数百匹が、育ってます。(約10秒)」でも、紹介です。

  

・グリーンウォーターは、透明度が低いので、取り出して調べました。以下の様に、黒い点で「数十匹」です。動画「左のグリーンウォーターで、育てた「数十匹」のミジンコです。元気に動き回ってます。(約10秒)」でも、紹介です。

「グリーンウォーター」のミジンコ数が少ない理由

「グリーンウォーター:数十匹」とミジンコ数が少ない理由です。「植物プランクトン」と「バクテリア」の栄養価も考えられますが、そもそものミジンコ給餌量に差があると考えます。
・以下が、「左上:攪拌直後」「10分後」「20分後」「右下:30分後」で、「濁り無し」です。つまり、右下が定常状態なので、ミジンコ給餌量に差がありそうです(沈殿物が多い)。

なお、同じペットボトル(水槽用ヒーター無し)が見えていますが、「濁り有り」が保たれています。これは、「①3L容器:水槽用ヒーター有り」で、「②ペットボトル:水槽用ヒーター無し」なので、「①」が「植物プランクトンがよく成長(絡まりが多い)」で、「沈殿物が多く、そのため、濁り無し」と思われます。つまり、夏場では、両者の差がより拡大しますが、そもそも、「グリーンウォーター」は、「沈殿物が多い」です。

・つまり、「沈殿物が少ない=給餌量が多い」の観点で、「鶏糞ペレットの上澄み液」が優れていると考えます。

ミジンコ飼育の最終決定版のポイント(鶏糞ペレットの上澄み液

ミジンコ飼育の最終決定版のポイントです。以下の右の写真「鶏糞ペレットの上澄み液」です。なお、右の上部がオープンですが、特に「臭い」は気になりません。

ミジンコ餌・「鶏糞ペレットの上澄み液」で、沈殿物が少なく、ミジンコ給餌量が安定します(グリーンウォーターよりも、優れています)
エアーレーション・ミジンコの邪魔にならない「エアー(最小のブクブク)」でお願いします
・また、本エアーで、水の攪拌効果もあります
水槽用ヒーター・冬場は、水槽用ヒーター有りが望ましいです

・本最終決定版により、「趣味レベルで増殖可能」なので、ミジンコ餌の定期的な投入無しが可能です。また、沈殿物が少ないので、他の餌のような頻繁な水替えも無しになります(うちでは、数日に一度に、底の沈殿物を大型スポイトで吸うだけです)。

ミジンコ飼育の最終決定版の必要資材

関連記事「【ミジンコ】冬場の室内ミジンコ継続飼育(ポイント:水槽用ヒーター)」の「ミジンコ飼育」の必要資材で、まとめています。ご確認ください。
・なお、「3L容器」の蓋です。上記の必要資材の追加モノです。埃避け(猫除け)で「ダイソー、整理棚、110円」+「塩ビ板、透明(カット)」を使用しています(上部がオープンですが、特に「臭い」は気になりません)。床にも、ライトの光が反射するように、銀色で工夫です。

まとめ

ミジンコ飼育で、数か月間の継続飼育は、難しいです。うちでは、数か月間に成功しましたが、ミジンコ餌で何が良いのか、追加検討したので、ご報告です。
・比較実験結果として、「鶏糞ペレットの上澄み液」がベストです。沈殿物が少なく、ミジンコ給餌量が安定します(グリーンウォーターよりも、優れています)。
・「趣味レベルで増殖可能」なので、ミジンコ餌の定期的な投入無しが可能です。また、沈殿物が少ないので、他の餌のような頻繁な水替えも無しになります。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2023年1月14日
更新日:2023年3月12日(本記事のミニ紹介動画をリンク)

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本記事で紹介した前記事「【ミジンコ】室内で、数か月以上のペットボトル継続飼育に成功(グリーンウォーターと鶏糞)
本記事で紹介した関連記事「【ミジンコ】冬場の室内ミジンコ継続飼育(ポイント:水槽用ヒーター)
本記事で紹介した関連記事「【ミジンコ】室内で、ミジンコ槽の工夫と「継続飼育」のための最終進化系(鶏糞ペレット)

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