気ままな独り言

【ミジンコ】室内で、ミジンコ槽の工夫と「継続飼育」のための最終進化系(鶏糞ペレット)

室内(屋内)で、タマミジンコの数か月以上の継続飼育(養殖、飼い方)に成功しています。より良くしたいと考えて、最終進化系(鶏糞ペレット)をご報告です。

雲くん
雲くん
確かに、ネット記事や動画は、沢山ありますが、一時的なモノが多く、継続飼育に関する記事は、稀です。最終進化系です。

・本記事紹介の「紹介動画(約30秒)」です。よろしければ、どうぞ。

前記事「室内で、ミジンコの数か月以上の継続飼育」のご報告

前記事「【ミジンコ】室内で、数か月間のペットボトル継続飼育に成功(ポイント記載)」で、ご報告しましたが、本記事は、最終進化系です。
・本記事は、前記事を否定するものでもなく、最終進化系として、より良くする位置づけです。

・前記事のポイントを以下に示します。

①ミジンコの餌・「餌が腐らないように」を重視して、「生きている餌」の中で、「グリーンウォーター(植物プランクトン)」か、「鶏糞ペレット(バクテリアの餌)の上澄み液」です
・両者の共通項は、「植物プランクトン」「バクテリア」は、サイズ小なので、「死骸」等の沈殿物も発生しにくいのが理由です
・なお、室内ライトの必要性も低いので、「臭い無し」「安価」「沈殿物も少ない」の「鶏糞ペレット」がおすすめです
②ミジンコ槽の容器・「毎日、ひっくり返す」を重視して、500㏄と小さいサイズでは無く、ある程度の水量の「2Lペットボトル」です
③毎日、ひっくり返す・「毎日、ひっくり返す」が前記事の最大のポイントです
・もしくは、エアー(最小のブクブク)有りで
・「ミジンコへの給餌と、水が腐らない」「ミジンコに酸素投入」が効果です
・なお、植物プランクトンやバクテリアが、ミジンコの「糞」を餌として分解する必要がありますが、ひっくり返して、水の中を漂うので、分解促進にも一役買っていると考えます
④ミジンコ槽の総数・ミジンコは「ある日いきなり全滅」する様なので、複数でお願いします。
・うちでは、「2Lペットボトル」を「3本以上」としました。
⑤ライトが必要・特に、「グリーンウォーター」の場合は、ライトが必要です
・なお、「鶏糞ペレット」も、ライト有りの方が、「水が腐らない」に対して、良い方向と考えました

・なお、うちで、「鶏糞ペレット」は、「100均で、鶏糞ペレット/500g」です。乾燥している事もあり、「ほぼ臭い無し」です。例えば、「鶏糞ペレット、5Kg、約200円」もあります。


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・「鶏糞ペレットの上澄み液」の作り方です。「方法①:屋外で」、「方法②:室内で」をご紹介です。当初、臭いを避けて、「方法①」でしたが、「方法②」でも、臭いが気にならないので、最近は、「方法②」を標準としています。

春~秋でのミジンコ育成サイクル

記事「ミジンコの増やし方」が参考になります。「水温:15℃~21℃あれば十分です。冬場ならば金魚用ヒーターが丁度良いです。熱帯魚用の26℃のヒーターでも大丈夫です。冬場でも人間の居る室内であればヒーター無しでもOKです。」が、水温に関する記載です。「私たちの試験では、平均寿命は25℃で8日間、その間に2~3回産卵します。1回の産卵で5~8個を産卵します。」が、ミジンコ育成サイクルです。意外と短い一生です。
・なお、冬場については、関連記事「【ミジンコ】冬場の室内ミジンコ継続飼育(ポイント:水槽用ヒーター)」をご参照ください。

室内で、ミジンコ飼育の最終進化系(本記事)

前述で、前記事のポイントを記載しましたが、「③毎日、ひっくり返す」に対する箇所を進化させたのが、本記事です。
・ただ、一緒に飼育している「メダカの餌やり」のついでに、「毎日、ひっくり返す」なので、大きな負担では無かったのですが、理想的には、「それも無し」が望ましいと考えました。
・なお、前記事と比較して、購入物も必要なので、「追加費用有り」も申し添えておきます。

最終進化系とは、「鶏糞ペレット」+「エアーレーション3L容器

最終進化系を以下で示します。つまり、「鶏糞ペレット」を前提として、「2Lペットボトル(前記事)」→「エアーレーション3L容器(本記事)」です。
・なお、「ミジンコの餌」は、「臭い無し」「安価」「沈殿物も少ない」の「鶏糞ペレット(バクテリアの餌)の上澄み液」を選択しています。

エアレーションの必要性

「グリーンウォーター(植物プランクトン)」では、どうしても、「沈殿物」が残ります。このためにも、「毎日、ひっくり返す」を励行していましたが、「鶏糞ペレット(バクテリアの餌)の上澄み液」は、「沈殿物が少ない」です。従って、「毎日、ひっくり返す」無しでも、良いと考えました。

・ただ、「ミジンコへの給餌と、水が腐らない」「ミジンコに酸素投入」の観点で、「エアレーション」を行いました。水がよどむのは、避けたいです。
・エアーレーションの最大のメリットは、「水替え無し」です。一般的な数週間毎の「水替え」不要で、うちでは、半年間の「水替え無し」です。

「エアレーション」の強さ

・「エアレーション」の強さに悩みましたが、記事「ミジンコはエアレーションで弱るのか検証してみた」が参考になりました。結果としては、「エアなしミジンコ 466匹」「エアありミジンコ 277匹」であり、「ミジンコは、水流が起こる事で餌の摂取量が減り、培養スピードが落ちたようです」が結論でした。
・ただ、記事内動画も確認しましたが、「相当な量のブクブク」でした。従って、うちでは、以下の様に、「小さいエアーストーン」「最小のブクブク」にしました。これで、影響を押さえました。1枚目の左上/右上が「大きなエアーストーン」ですが、「最小のブクブク」の点で不利なので、避けました。うちは、1枚目の右下です。2枚目で、実際の使用状況です。
・他の記事「ミジンコが増えない!もしかしてこんな事やっていませんか?」でも、「ミジンコが水流やエアレーションに弱いというのは本当で、小さい容器でのエアレーションは逆効果でした」、「エアレーションをした方が水が綺麗になって管理が楽なのですが、止水域を好む生き物なので澱んだ水の方がミジンコにとって良いみたいです」の記載がありました。要するに、「最小のブクブク」が不可欠と考えます。

  

・使用した「小さいエアーストーン」は、例えば、「エアーストーン、25㎜×15㎜、10個、約500円」です。


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・エアレーションには、ポンプが必要です。例えば、「電動ポンプ、水作、水心 SSPP-3S、エアー量調整可能、約1700円」です。


水作 水心 SSPP-3S

・また、エアー量を調整するために、「コック付き」で、例えば、「二又分岐、コック付き、エアーチューブ用、約300円」が必要です。うちでは、「メダカ槽」にも、エアー要なので、以下の様に「二又分岐」が不可欠です。


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ミジンコ槽の選定「3L容器」

ミジンコ槽の選定「3L容器」です。以下の様に、「2Lペットボトル」や「他容器」も含めて、再検討しました。なお、水質の安定のために、「2L以上」は、必要と考えました。記事「ミジンコが増えない!もしかしてこんな事やっていませんか?」でも、「ミジンコは過密状態を敏感に察知するので広めの容器で飼育した方がよく増えます」と記載があります。
・本「3L容器」に決めたのは、「毎日、ひっくり返す」無しだが、「エアレーションによって、水がよどまない」様に、「なるべく、縦型」がポイントです。それと、「ミジンコ回収」のため、「広口」も改善しました。中が見えるために、「透明」タイプも選択です。
・加えて、「鶏糞ペレット」なので、「臭い」を極力避けるために、「蓋有り」です。

・例えば、「3L容器、透明、130×130×200(mm)、約260円」です。


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・購入後、以下の様に、「3L容器」に、キリで穴をあけて、エアー導入です。穴をあける事で、「臭い漏れ」無しです。「最小のブクブク」が重要です。

・蓋をあけて、上方からの撮影です。「広口」なので、ミジンコが網で掬いやすいです。2枚目が、ミジンコ(白丸)が泳いでる様子です。「ブクブク」に影響されている様子も無く、いつもの様に、小さく上下に動いて、餌(バクテリア)を食べています。元気です。

  

・なお、「毎日、ひっくり返す」は不要と考えますが、「沈殿物が全くない」とも言えないので、一か月以上で、沈殿物が増えてくれば、「ミジンコ+上澄み液」だけを取り出して、リセットが望ましいです。加えて、「上澄み液」が薄くなれば、追加する事も不可欠です。

室内で、ミジンコ飼育の最終進化系(ポイント)

室内(屋内)で、ミジンコ飼育(養殖、飼い方)の最終進化系(ポイント)です。
・特に、エアーレーションの最大のメリットは、「水替え無し」です。一般的な数週間毎の「水替え」不要で、うちでは、半年間の「水替え無し」です。

①ミジンコの餌・「餌が腐らないように」を重視して、「生きている餌」の中で、「鶏糞ペレット(バクテリアの餌)の上澄み液」です
・「バクテリア」は、サイズ小なので、「死骸」等の沈殿物も発生しにくいのが理由です
・なお、室内ライトの必要性も低いので、「臭い無し」「安価」「沈殿物も少ない」の「鶏糞ペレット」がおすすめです
②エアレーション+3L容器・「毎日、ひっくり返す」を無しにするために、「エアレーション+3L容器」です
・「エアレーション」は、「最小のブクブク」で、「ミジンコへの給餌と、水が腐らない」「ミジンコに酸素投入」が効果です
・なお、バクテリアが、ミジンコの「糞」を餌として分解する必要がありますが、ひっくり返して、水の中を漂うので、分解促進にも一役買っていると考えます
③ミジンコ槽の総数・ミジンコは「ある日いきなり全滅」する様なので、複数でお願いします。
・うちでは、「3L容器」に加えて、当面、「2Lペットボトル」も並行して使用します
⑤ライトが必要・「鶏糞ペレット」も、ライト有りの方が、「水が腐らない」に対して、良い方向と考えました

・なお、前記事「2Lペットボトルで、毎日、ひっくり返す」と比較して、「エアーストーン、10個、約500円」+「電動ポンプ、約1700円」+「二又分岐、約300円」+「3L容器、約260円」で、「約2760円」が必要です。もし、「3L容器」を2個持ちにすると、「二又分岐」もあるので、「3L容器、約260円」だけの追加購入で済みます。

まとめ

室内(屋内)で、ミジンコ飼育(養殖、飼い方)の最終進化系(ポイント)です。特に、「ミジンコの餌:鶏糞ペレット(バクテリアの餌)の上澄み液」、「エアレーション3L容器」が重要です。
・これで、「毎日、ひっくり返す」無しの最小の手間で、「ミジンコへの給餌と、水が腐らない」「ミジンコに酸素投入」が実現できます。なお、「エアレーション」は、「最小のブクブク」でお願いします。
・特に、エアーレーションの最大のメリットは、「水替え無し」です。一般的な数週間毎の「水替え」不要で、うちでは、半年間の「水替え無し」です。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年12月16日
更新日:2023年1月4日(冬場に関する記載追加)

関連記事

本記事で紹介した前記事「【ミジンコ】室内で、数か月間のペットボトル継続飼育に成功(ポイント記載)」で
関連記事「【ミジンコ】冬場の室内ミジンコ継続飼育(ポイント:水槽用ヒーター)
関連記事「【ミジンコ】数か月間の継続飼育で、ミジンコ餌の最終決定版(鶏糞ペレットの上澄み液)

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