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【ホームガーデン】トマトの剪定方法(失敗しないために、風通しを重視で)

トマトを家庭菜園で育てている方は、多いと考えます。ただ、毎年、惰性管理であり、今シーズンは、改善したので、ご報告です。図解あり/イラストありです。

雲くん
雲くん
「風通し」がトマトの健康に直結なので、重要と考えます。

うちの「トマト」の今シーズンの様子と剪定方法

うちの「トマト」の今シーズンの様子(5月14日)です。どんどん、大きくなっているので、嬉しい限りです。

・ただ、毎年、トマトが採れる時期前に、「トマトの葉が枯れる」事があり、今年は改善しようと考えました。やはり、病気の根本原因は、「風通し」とネット記事にありましので、今年は、実践します。

「トマト」の剪定方針と実践(風通しを重視)

「風通しを良くする」と言っても、「どうやれば良いのか?」と悩みますので、以下が剪定方針(剪定基準)です。

<脇芽取り(脇芽摘み、芽かき)>
・トマトの栄養を奪い合う事もあり、「脇芽取り」で「風通し」を良くします。以下が実践です。放置すると、「風通し」が悪くなります。本枝を優先的に育てます。
・なお、少なくとも、一週間毎が望ましいです。意外と早く「脇芽」発生なので。
・もちろんの事ながら、「実がなり過ぎない」事を抑える効果もあります。家庭菜園では、「脇芽取り」で、「一本仕立て」として、実の数を制限して、栄養を行き渡らせたいです。「複数の脇芽」を残して、「二本仕立てや三本仕立て」は、避けます。

<不要枝を取る>
・不要枝を取ります。特に下回りです。2枚目のイラストにあるように、風通しが良くなります。以前は、ここが全くの手つかずだったのが、大問題と考えます。確かに、病気になる葉は、「下回り」が多く、地面からの湿気も影響していると想定できます。
・下回り以外で、「脇芽」でない本枝を取るのも必要と考えますが、正直、どの枝でトマトが実るのか、予想が困難なので、本枝は、そのままにしました。ただ、下回りの枝を取る事で、以前よりは、格段に改善した感覚があります。

  

使用する「剪定はさみ」

使用する「剪定はさみ」は、以下の様に「ハサミは、先が尖っているモノ」でお願いします。「枝」同士が近接している時に、うまく、「脇芽」「不要枝」が取れないので…。例えば、「剪定はさみ、約600円」です。


剪定鋏 ステンレス刃 安全ロック付き 園芸用はさみ 剪定ばさみ 果樹 庭木の剪定 盆栽剪定道具庭園作業

トマトの成長と収穫

最初の状態から、約1か月後(6月6日)です。高さ2mです。

・トマトの収穫(7月7日)です。一本のトマトの木から、一週間で5個~10個が収穫できており、嬉しい限りです。

  

上級編(トマトの摘芯)

上級編です。大きめのトマトだけを収穫したい場合は、「摘芯」を行います。つまり、本枝のカットです。カット場所は、「第6花房」の直下が原則です。以下に図示します。
・なお、「花房(実房)」とは、トマトが実る枝の事です。なお、うちでは、「小さくても、沢山のトマト」の方針なので、「摘芯」無しで育てています。ただ、今後、トライしたいと考えています。
・ただ、「脇芽取り」は、「実がなり過ぎない」事を抑える効果もあるので、それで十分かもしれません。

「トマト」のカラス対策

例年、「トマト」が赤くなると、カラスが食べに来るので、今年は、「カラス対策」を行いました。青いうちは、大丈夫ですが、赤くなると、すぐに食べられます。一度、「数mサイズのネット」もトライしましたが、うちの「トマト」は、高さ2m近くあり、全体を覆えないので(どうしても、隙間が出てくる)、例えば、「収穫ネット、22×32cm、10枚、約260円」で、個別対応です。


日本マタイ(マルソル) 収穫ネット 10枚くるくる 2kg用 赤 22×32cm

・トマトの実が赤くなりそうな時に、以下の様に、収穫ネットで「カラス対策」です。

・ただ、「収穫ネット」でも、それ毎、引き落して、カラスが食べる事がありました。そこで、次の手段で、例えば、「防鳥網、約10m角、30坪、約650円」です。全体を覆いました。これで、完璧です。


マルソル(MARSOL) ヘッダー付防鳥網 45mm菱目 9m×10.8m 30坪用 オレンジ

「大玉トマト」と「ミニトマト」は、異なる剪定方針で

以上は、「大玉トマト」の剪定方針です。ただ、「ミニトマト」は、以下の剪定方針となります。違いがあるので、ご注意下さい。

「ミニトマト」の剪定方針
脇芽取り・「脇芽取り」は、原則として、最初の数箇所だけで大丈夫(つまり、残りは、本格的な枝になりにくいので)
・だた、気になれば、残りも取った方が良い
下回りの枝・「大玉トマト」と同様に、風通しを良く
摘芯「摘芯」効果があまり無いので、「摘芯」無しで

まとめ

トマトを家庭菜園で育てている方は、多いと考えます。ただ、毎年、惰性管理であり、今シーズンは、改善したので、ご報告です。図解あり/イラストありです。
・剪定方針(剪定基準)のポイントは、「風通し」です。そのために、「脇芽取り(脇芽摘み、芽かき)」と「特に下回りの枝」取りが、重要です。「脇芽取り」は、少なくとも、一週間毎が望ましいです。
・また、「脇芽」でない本枝を取るのも必要と考えますが、正直、どの枝でトマトが実るのか、予想が困難なので、下回り以外の本枝は、そのままにしました。ただ、下回りの枝を取る事で、以前よりは、格段に改善した感覚があります。
・なお、「大玉トマト」と「ミニトマト」は、若干異なるので、その違いも記載しました。トマトの「カラス対策」も参考情報です。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年5月14日
更新日:2022年6月6日(トマトの成長)
更新日:2022年7月7日(トマトの収穫)
更新日:2022年7月17日(トマトのカラス対策)

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