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【DIY】汚水桝/雨水桝の掃除・洗浄方法(ポイントは、道具立てで「植木鉢」等)

一戸建てをお持ちの方は、1年に一回程度は、汚水桝雨水枡の掃除・洗浄(確認)が必要と考えます。今回、本掃除を行ったので、工夫も含めて、ご報告です。

雲くん
雲くん
汚水桝/雨水枡の掃除・洗浄は、出来ればやりたくないのですが、だからこそ、短時間で終わる様に、工夫しておきたいです。

汚水桝/雨水枡のうちの状況

今回、良い機会と捉えて、以下の様な「全体図」を作成しました。「汚水枡:3つ」「雨水枡:5つ」です。なお、これらを含めて、「排水桝」とも言われます。
・これら「排水桝」を定期的にメンテナンス(確認)しておかないと、「排水管」が詰まる可能性も有り、詰まれば、大規模修理になるかもしれません。
・うちでは、汚水桝(配管で無いモノ)が、一つでしたが、ネット記事では、これが5つの家庭もありました。家の設計士により、様々です。

・次回の本掃除や何かの水系トラブルに備えて、この様な「全体図」作成が望ましいです。なお、うちの例ですが、以下が「フタ」の表示でした。参考情報です。

汚水桝/雨水枡の「フタ(蓋)」を開ける

最初にやる事は、汚水桝/雨水枡の「フタ(蓋)」を開けるです。道具は、「マイナスドライバー(刃先が5~5.5mm)」です。例えば、「マイナスドライバー、5.5mm、約350円」です。


ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー -5.5×75 220

・うちの「フタ(蓋)」は、通常の1枚目に加えて、「蚊が中に入らないためのフィルター付き」です。関連記事<屋外の蚊対策の最強の決め手「蚊シャットくん」>です。うちでは、このフィルターにより、屋外の蚊が皆無です。動画もあります(2つ目のリンク)。https://daijoubudayo.com/money/mosquitoes/https://pin.it/1FF5HHv

  

・マイナスドライバーで、グリグリと差し込み、フタを開けます。少し差し込んで、持ち上げ、また、差し込んで、持ち上げという感覚です。また、マイナスドライバーの刃先を5~5.5mmとしたのでは、フタ下部の隙間にピッタリで、2枚目の写真の様に、「土汚れ」が落とせるのも理由です。

  

・以降の記事は、「フタを開ける」「フタ下部の土汚れを取る」の次ステップから記載しました。なお、「汚水桝」と「雨水枡」は、それぞれ、「上流からが基本」なので、うちでは、上流から作業しました。ただ、説明順は、分かり易い順番としました。

・なお、大腸菌等の可能性もあるので、作業全体は、「ゴム手袋(ビニール手袋)」が望ましいです。

「汚水桝」の掃除

中央の下水管につながる「最後の汚水桝」が最も汚れています。汚水桝の仕組みを以下に示します。要するに、「浮く汚れ沈む汚れ」が溜まるので、少なくとも、1年に1回程度は、掃除するか、汚れ具合の確認が必要と考えます。
・「浮く汚れ」の正体は、油分が洗剤等の含まれる界面活性剤の影響で、乳化したモノのようです。これが理由のため、「石鹸カス」と表現しました。

・なお、上図の左側で、汚水内に入り込んでいる部分を「エルボ」と言います。ネット記事では、「エルボの掃除も、必要」と記載があります。ただ、「外れても、戻せない」等のトラブルを、うちでは避けて、「エルボ」を外しませんでした。それに加えて、「台所用洗剤でブラシで洗う」もありましたが、すぐに汚れるので、「過剰」な気がします。
・また、「エルボに取っ手あり/取っ手なし」と2種類があるようで、「取っ手あり」は「簡単に外せる」とネット記事にありますが、そうだとしても、「戻せない」可能性もあるので、うちでは、避けたいと考えます。

・以下が、うちの「汚水桝」です。上記の「石鹸カス等の油成分」がこびり付いていました。道具は、2枚目の写真の「スコップ」と「植木鉢」です。「ひどい悪臭」では、無かったのですが、家庭によっては、「ひどい悪臭」もあると、ネット記事にありました。
・「スコップ」で「油成分」をすくって、「植木鉢」に入れます。「植木鉢」がほぼ一杯になるくらいの「油成分」が取れました。「植木鉢」にした理由は、「水が抜けるので、数日で乾燥させられる」「汚れても、洗えば、問題無い」です。
・なお、うちで「沈む汚れ」は、ほぼ無かったです。「お風呂/台所」が対象なので、「ゴミ等の重いモノ」が無かったと考えられます。ただ、家庭によっては、「沈む汚れ」が多いかもしれません。「竹棒」等で、「汚水桝の底」をご確認ください。

  

・例えば、「泥あげシャベル、長さ40cm、約1000円」です。「スコップ」では、届かない場合に、有効な道具です。


アズマ 側溝泥あげシャベル TKドロあげシャベル 幅9cm 全長40.5cm 奥行14cm 軽くてサビない樹脂製ヘッド 雪かきにも

・なお、深い「汚水枡」なので、「膝当て」の準備もお願いします。うちでは、「肥料袋(分厚い袋なので)」を以下の様に活用しました。最初は、この準備が無かったので、「ズボンの膝」がドロドロになったのと、痛かったです。

・左右は配管だけで、以下が写真です。流れがあるので、ほぼ汚れ無しです。道具は、「竹棒」としました。カリカリとすれば、簡単に汚れが取れます。最後は、「ジョウロ」で流しました。

  

「雨水枡」の掃除

前述の「汚水桝の中央」が「浮く汚れ」で最も汚れますが、「雨水枡」は、「沈む汚れ」が中心です。道具は、2枚目の写真の「プラ容器(直径が約15cm)」です。

  

・「プラ容器」で水を掻き出すと、最後は水が無くなり、底の「小石や泥」が掬えます。
・1枚目が、上記の雨水桝で、「小石」が見えており、他の雨水桝では、「泥」が掬えました。それぞれの雨水桝で、「沈む汚れ」の種類が異なりました。
・なお、「泥」は、「植木鉢」に入れて、乾燥後に廃棄です。

  

「汚水桝/雨水枡」の掃除のポイント(道具立ても紹介)

「汚水桝/雨水枡」の掃除のポイントです。まずは、共通部分です。

フタを開ける・「マイナスドライバー(刃先5~5.5mm)」活用で
フタ下部の土汚れを取る・「マイナスドライバー(刃先5~5.5mm)」で、丁度良い大きさ
膝当て・ズボンの膝とドロドロにしないためと、痛み防止で
・「肥料袋(分厚い袋なので)」が活用できます
ゴム手袋(ビニール手袋)・大腸菌等の可能性があるので

・次に、汚水桝/雨水枡の掃除です。

汚水桝の掃除・「スコップ」ですくい、「油成分」を「植木鉢」に入れて、乾燥させる(「スコップ」で届かない深さは、「泥上げシャベル」で)
・汚れが少なければ、「竹棒」でカリカリと取り、最後は、「ジョウロ」で仕上げを
雨水枡の掃除・「プラ容器(直径が約15cm)」で水を掻き出し、底の「小石や泥」を取る
・「泥」は、「植木鉢」に入れて、乾燥させる

・それぞれの掃除後の「汚れ(油成分、泥)」ですが、翌日に以下のように固まりました。予定通りに水が抜けました。なお、ネット記事では、「汚れ」は、「ビニール袋」の記載もありましたが、乾燥させた方が良いので、本記事「植木鉢」が優れていると考えます。

・今回は、「汚水枡:3つ」「雨水枡:5つ」で、工夫しながら、計2時間の作業時間でしたが、次回は、道具も事前準備できるので、約1時間と短時間の予定です。

・また、「排水管の洗浄のために、水道ホースを排水管にタオルを活用して、挿入し、一気に水を流して溜めてから、一気に排水すると良い」のネット記事もありましたが、そこまでの必要性があるので、「排水管の壁面の具合」もご確認ください。また、「高圧洗浄機」活用のネット記事もありました。うちでは、そこまでの必要性は感じませんでした。特に、「水道ホース」活用で、一気の水で汚れが流れるくらいなら、普段から、流れてしまっている可能性が高いので、「水道ホース」処理は、「過剰」な気がします。

汚水桝/雨水枡の「全体図」

次回の汚水桝/雨水枡の掃除や、何かの水トラブルのために、「全体図」作成が望ましいです。どこかが詰まれば、原因の枡/配管が、一発で分かります。
・本「全体図」で場所が分かるので、1年後は、「汚水桝の中央(メイン)」だけを掃除も、一つのやり方です。うちのケースでは、他の枡は、1年後で「掃除が必要な程度の、汚れ」は無さそうでした。

排水桝(汚水桝/雨水枡)のトラブル例

ネット記事で、以下のトラブルを見つけました。要するに、「排水桝に植物の根が入り込み、流れを止めていた」です。確かに、掃除はしなくても、確認は必要なのかもしれません。
・もちろんの事ながら、「汚水桝から汚水が溢れた」等もトラブルになります。

「排水桝(汚水桝/雨水枡)/排水管の掃除」で業者さん費用

「排水桝(汚水桝/雨水枡)/排水管の掃除」で業者さん費用です。大手「クラシアン」では、リンク先で「約3万円~」です。対象は、本記事の「排水桝」に加えて、「排水管」です。もちろんの事ながら、そこまでの必要性があるのか、慎重にご判断ください。「排水桝」を自分で開けて、まずは、状況確認をおすすめします。https://www.qracian.co.jp/service/cp_drain/

・業者さんは、「無料見積り」が「売り」ですが、呼んでしまうと、冷静な判断が出来なくなると考えます。

・以下のリンク先でも、「ご家庭で出来る排水管(排水桝)のお掃除方法」が記載されていました。https://www.qracian.co.jp/service/cp_drain/#ac03

・うちの近所回りをしている業者さんは、すべて込み込み(「排水桝」+「排水管」)で「5000円」とも、売り込みもありましたが、自分で出来るのであれば、それに越した事がありません。

まとめ

一戸建てをお持ちの方は、1年に一回程度は、汚水桝雨水枡の掃除・洗浄(確認)が必要と考えます。今回、本掃除を行ったので、工夫も含めて、ご報告です。
・道具立てが大事ですが、例えば、「汚水桝」では、「スコップ」ですくい、「油成分」を「植木鉢」に入れて乾燥させる、が良いです。また、「雨水桝」では、「プラ容器」が使いやすかったです。
・今回は、「汚水枡:3つ」「雨水枡:5つ」で、工夫しながら、計2時間の作業時間でしたが、次回は、道具も事前準備できるので、約1時間の予定です。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年5月14日

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・関連記事<屋外の蚊対策の最強の決め手「蚊シャットくん」>、動画(2つ目のリンク):https://daijoubudayo.com/money/mosquitoes/https://pin.it/1FF5HHv

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