野菜作り/果物作りを試みている人は、多いと思います。「ミニ畑」「プランター」等で、一戸建て/マンションでも、簡単に始められます。ただ、私もそうでしたが、「種からの発芽」が意外とうまく行かないです。数年前から、大幅に改善していますので、皆さんに、ご参考まで。
野菜作り/果物作りを始めようと考えて、「種」と「苗」をホームセンターで見探しました。ただ、「苗」は高いので、「種」を購入しましたが、「発芽」がうまく行かいので、最近は「苗オンリー」購入です。
「種」と「苗」では、「苗」が200倍も高価
例えば、ナス(野菜)を例にします。「種」は、例えば、「ナスの種、約400円」です。
・ホームセンターで、「苗」は、例えば、「ナスの苗、約200円」です。
・「種」がすべて「苗」になると仮定すると、「種」が100個として、「約400円/100個=約4円/個」となります。「ナスの苗、約200円」は、200倍も高価です。こんな点から、「苗を購入するのは、もったいない」と考えていました。
「ナスの苗、約200円」が高価を論点としましたが、この価格が、不適切とは思っていません。種を発芽させ、苗まで育てるのは時間も掛かります。つまり、「労務費」が掛かります。また、苗用の「土地代や建物代や水道代等」も必要となります。すべての「種」が「苗」にならないです。これらを考慮すると、不適切とは思えません。
「種」の発芽率が悪すぎる…
「種から発芽」がお得です。まず、「種」を購入して、最初に確認するのが、「種をまく時期」です。種袋の裏には、以下のように記載です。うちは、「中間地」なので、「2月~6月までOK」です。この情報をベースに、4月頃に「種をまく」事が多かったです。
念のため、「発芽温度」も確認です。「20~30℃」と記載です。4月なら、寒い日もありますが、20℃は越えそうなので、安心していました。
・うちのミニ畑に、「種をまく」です。しかし、何日、経っても、発芽の気配がありません。水枯れも心配なので、注意していましたが、やはり、発芽しないです… 他の野菜も含めて、何回か、こんな経験をすると、「もう、種はヤメ」になりました。「ミニ畑」なので、モグラにでも種が食べられたのかと、根拠の無い理解で納得していました。
・それから、「苗オンリー」購入に変更です。もちろん、野菜が出来るので、その点には、不満は無いです。
「種からの発芽」に必要な条件とは?
そうは言っても、「種からの発芽」が諦めきれないので、「必要な条件」を再確認しました。「土」「水」「温度」「発芽期間」が観点です。うちの方法で、特に不安な点が、「温度」「発芽期間」でした。
・ネット記事で調べましたが、例えば、以下のリンク先では、「温度:ナスの種が発芽するのに適している温度は、20度~30度されています。この温度の間でなければ発芽しないかというと、そこまでシビアではありません。」と記載なので、安心しました。ただ、気になる記載で、「ただ気温が大きく左右するため、途中で加温忘れなどで寒さに当たると、発芽までの期間が長くなったり、土の中で傷んで発芽できないこともあります。」なので、4月でも「寒い日があると発芽が難しくなる」と理解です。
・それと、「発芽期間」です。「だいたい5日~14日くらいで発芽します」と記載です。思ったより長い期間が必要なんだと理解です。
ナス 発芽温度 | ナスの育て方.com (nasu-sodatekata.com)
・それと、再確認したのは「発芽スイッチ」です。「ナスの種も水分を含むことによって、発芽のスイッチが入ります」「湿らせたキッチンペーパーに種を挟んでおきです」と記載です。うちでは、こんな工夫はしていませんでした。
ナスは、他の注意点もあります。「昼間と夜の温度差が10度くらいだと、発芽しやすい」「ナスは嫌光性のため、発芽するために光は必要ありません」と記載があります。要するに、各野菜の発芽条件を調べた方が望ましいです。「ナス」は、難しい方だと、記載もありました。「キュウリ」は、簡単な方だそうです。以下にリンクしておきます。
キュウリ(胡瓜)の種まき方法-時期、発芽適温、発芽日数、発芽難易度-難しい?簡単? – ガーデニングサプリの壺 (gldplants.com)
ヨーグルティア活用で「種からの発芽」
「種からの発芽」で「必要な条件」は、「土」「水」「温度」「発芽期間」「発芽スイッチ」と考えますが、これらを満たすのが、「ヨーグルティア活用」です(自宅にありました)。ほぼ100%の種が発芽するようになりましたので、大幅な改善です。逆に、「苗」を作りすぎないように注意しています(^^) ヨーグルティアへの水の補給は、数日に一回で十分です。蒸発が最小限なので… 最後の写真に内フタの様子を載せておきます。
・「脱脂綿(コットンパフ)」に種を載せています。左上が「三尺ささげ」、右上「ナス」、下部「ツルムラサキ」です(赤いのは、「ツルムラサキ」からの色なので問題ありません)。なお、「テッシュ」は避けた方が良いです。種が発芽後に、取り出す時に、破れてしまいます。
土 | ・脱脂綿(コットンパフ)で代用です |
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水 | ・脱脂綿(コットンパフ)からの水で十分であり、また、装置の蓋で、蒸発も抑えられます |
温度 | ・ヨーグルティアの温度設定機能で |
発芽期間 | ・発芽しているかどうか、確認できるので、安心です |
発芽スイッチ | ・「種に水が接する事」が重要ですが、それを満たしています |
・例えば、「ヨーグルティア、約9000円」です。「種」の説明書通りの温度設定でお願いします。「ヨーグルト」作製や、「発酵食品(納豆、甘酒)」作製も可能です。「発芽玄米」にも、使えるとネット記事にありました。
TANICA 【温度調節機能で市販・カスピ海・ケフィアヨーグルト / 納豆・甘酒に対応】 ヨーグルティア スタートセット ピンク YM-1200-NR
・例えば、「脱脂綿(コットンパフ)、約900円」です。種の種類毎に、個別に管理できるので、ヨーグルティアに数枚入る大きさが、丁度良いです。
コットン・ラボ クリーンパフ 80枚入×6
「種の袋」に、「発芽温度:20~30℃」と記載がありますが、ネット記事でも最適な発芽温度を確認した方が望ましいです。また、「発芽期間」「発芽スイッチ」記載無しが多いので、それも確認できます。「ナスは嫌光性」でしたが、発芽促進のため、光を当ててしまいそうです… このような「種からの発芽」で気を付ける事も分かります。
「種からの発芽」が「ミニ畑」でうまく行かなかった主要因と対応策は?
野菜作り/果物作り「種からの発芽」で「必要な条件」は、「土」「水」「温度」「発芽期間」「発芽スイッチ」と考えますが、「ミニ畑」でうまく行かなかった主要因は、以下の「温度」「発芽スイッチ」の2点と考えています。ヨーグルティアで解決です。
温度 | ・4月毎に「種をまく」事が多かったのですが、寒い日もありました。→ヨーグルティアであれば、「温度低下無し」です。 |
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発芽スイッチ | ・「ミニ畑」で、水まきもしたつもりですが、「種に水が接する」ような「発芽スイッチ」まで、難しかった気がします。→ヨーグルティアであれば、脱脂綿(コットンパフ)で、その状態がキープできます。 |
・例えば、「三尺ささげ」は、数日(25℃)で、発芽しました。脱脂綿(コットンパフ)に、種の下面だけ水に接していますが、これ以上の水の深さが無くても、十分なようです。「30cm以上になる長いさや」が特徴で、最盛期には、すだれのように垂れ下がり、どっさり収穫できます。お勧めです。例えば、「三尺ささげの種、約230円」です。
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ヨーグルティア活用「種からの発芽」のその後
野菜/果物によって異なると思いますが、「ポット苗入れ活用」で、「水枯れが無いような容器の工夫」で、以下がご提案です。数日に一回で、水を足しています。重ね容器(水切りカゴ、100均、ダイソー)が、気に入っています。
・ヨーグルティアで「種から発芽」の今年のサニーレタスです。刈り取って、頂いています(^^)
まとめ
野菜作り/果物作り「種からの発芽」で「必要な条件」は、「土」「水」「温度」「発芽期間」「発芽スイッチ」と考えますが、これらを満たすのが、「ヨーグルティア活用」です。発芽しているかどうか、確認できるので、安心です。
・発芽後は、「ポット苗入れ活用」で、「水枯れが無いような容器の工夫」が望ましいです。「苗オンリー」購入から脱却できると考えます。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問合せください。
2021年5月6日
更新日:2022年1月3日(記事構成の改善)
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