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【リフォーム】キッチン壁の塗料によるホワイト化を安く1万円で(ポイントは試し塗り)

中古住宅のため、キッチン壁(リビング壁)の長年の劣化があり、白い壁が汚れてきていたので、塗料によるホワイト化を安く1万円で行いました。リフォームです。
・写真多めで分かりやすさを心がけました。ポイントは、試し塗りです。

うちも、確かに壁が汚れてきた感じがあります。ただ、ポイントがよく分からないので、なかなか、踏み切れません…

雲くん
雲くん
最初は、私も同じだったので、理解できます。ポイントが分かれば、大丈夫と考えます。

キッチン壁の現地調査

まず、現地調査です。「キッチン壁(側面)」は、確かに汚れてきていましたが、「天井」をどうするか、考えました。初心者なので、最初から「天井」は作業が難しいと判断したのと、面積が約2倍になるので、「キッチン壁」だけに、しました。

「キッチン壁」面積の概算は、天井まで約3mで、壁の長さが約6m(窓等の上部は一部だけ塗装なので、それを加味した長さ)なので、3m×6m=18m2を塗装面積としました。

キッチン壁のホワイト化の塗料「水性ペイント/1液型」

・壁の色が、元は白であり、今回も同じ「」で考えました。「部屋が明るくなる効果」も期待です。
・白くするので、ホワイト塗料が必要ですが、「油性ペイント」「水性ペイント」があります。過去、「油性ペイント」の方が、耐久性も高かったのですが、最近では、「水性ペイント」の開発も進み、遜色ないと聞いています。
・また、「水性ペイント」は、溶剤の強烈な匂いも無いので、使いやすく、長年に渡って、匂いが継続する事も無いです。従って、「水性ペイント」としました。ただ、「水性ペイント」は、「油性ペイント」よりも乾燥時間が掛かりますが、素人DIYでは、時間があるので、待てばよく、問題無いと考えます。

・「1液型」と「2液型」もあります。「2液型」は、一般的に耐久性も高いのですが、上手に混ぜる事も難しいので、「1液型」を選択しました。購入後、すぐに使えるのがメリットです。

キッチン壁のホワイト化の塗料の購入(塗装具セット付き)を、安く1万円で

・「塗布面積:18m2以上」「水性ペイント/1液型」の条件で探しました。
・「4L、塗布面積(2回塗):24~28平米塗装具セット付き約11,000円」をネット購入しました(当時、同商品を9720円での購入記録があるので、少し値上げのようです)。

ペンキ 白 ホワイト 水性塗料 イマジンウォールペイント ペイントセット4L 通常色 【66】PU-f8A ピュアホワイト

・購入理由を以下に示します。「塗布面積に余裕あり」「撮影スタジオにもお勧めの本当の白」「塗装具セット付きだが、塗料だけで約9,500円なので、実質1500円で手に入る」でした。特に、「本当の白」は、リンク先の商品紹介頁で見ても、他社との差が分りました。下からの「落書き」等が浮いてくる事も避けられるとの事でした。

・塗装セット単独であれば、「塗装セット、塗装バケット/ローラー等、約700円」でも良いです。

アサヒペン バケット型万能用ローラーバケセット 5点セット BS-180

キッチン壁の塗装準備

・キッチン壁の塗装準備です。以下に示します。「塗装具セット」に入っているモノを★しましたが、全てを活用したので、なかなか良いセットでした。
・服装/お風呂/脚立等についても、言及しました。

服装・白い塗料なので、上は「白いシャツ(廃棄前)」が良いです。どんなに注意しても、必ず汚れますので。
・下は、「ジーンズ」として、作業後に洗濯です。
お風呂・アチコチが汚れるので、お風呂の準備もお忘れなく。
手袋/メガネ/マスク・水性塗料なので、私は、「手袋無し」でしたが、気になる方は、手袋有りで。
・私は、常にメガネなので、「メガネ有り」で作業しました。普段は、メガネ無しの人も、目に入ると良くないと考えますので、出来ればお願いします。
・匂いが気にならないので、私は、「マスク無し」でしたが、気になる方は、お願いします。
多量な新聞紙・私は、全体を3回に分けて塗装しましたが、一度使った新聞紙は、塗料が乾いていないので、再使用の際に、床が汚れました。
・水性塗料なので、すぐに拭きとれば問題無しですが、出来れば、床用の新聞紙は、全体を覆えるくらい(一週間分の新聞紙)でお願いします。
養生テープ・新聞紙を床に止めたり、様々な場所で使用します。数本の養生テープが、必要でした。
25mm幅の狭いタイプが小回りが利いて良いです。
脚立・天井近くの作業となるので、「脚立」を準備ください。
マスキングテープ★・スイッチ等で、塗料ブロックします。なお、「塗装具セット」に入っているモノだけでは、足りないので、私は、「数本のマスキングテープ」を補充購入しました。
コロナマスカー★・「コロナマスカー」とは、「ビニールシート」と「テープ」が一緒になったモノです。
・短い距離は、マスキングテープですが、長い距離は、コロナマスカー使用が、部材の効率化です。
・私は、「短い距離は、養生テープ」、「長い距離は、新聞紙+養生テープ」でコスト削減しました。
バケット★・塗料を入れるバケットですが、洗うのが面倒なので、最初から、大きめのゴミ袋で包んでおくと、最後は、そのゴミ袋を捨てれば、バケット掃除が無くなるので、楽です。
バケット用ネット★・バケットの中に入れて、塗料のタレを少なくするモノです。重宝します。
ローラー★/ハケ★・2種類あります。ローラーが大面積で、ハケが細かい部分です。両方が必要です。 

キッチン壁の前処理(水拭き無し/試し塗り/壁紙そのまま)

・「キッチン壁を綺麗にする」と、以下の本塗料製品のマニュアルに記載です。確かに望ましいと思いますが、「水拭き」等すると、汚れが拡散しそうなので、しなかったです。
・また、壁を乾燥される時間も追加で必要となります(しっかりと乾燥したかどうかも、よく分からないです)。
・私は、「水拭き無し」で進めました。ひどい汚れがある場合は、その箇所には、「水拭き」等が不可欠とは思いますが…

・そもそも、水性ペイントが塗れる壁なのか、確認が必要です。他の記事では、「テープがしっかりと付かないモノは、塗れない」「霧吹きで水をかけた時に、球状になる壁は、塗れない」と記載がありました。ただ、判断が難しいので、結局は、「試し塗り」が確実です。私は、一番最初の塗装工程で、目立たない場所で、「試し塗り」を行い、OKだったので、全体に取り掛かりました。

・それと、上記のマニュアルにも記載でしたが、「壁紙そのまま」が良いです。もちろん、「壁紙」を剥がしていませんが、塗料のベース面として、「壁紙」が相応しい感覚です。

キッチン壁の塗装開始(カバー/マスキング)

・私は、「細かい所」から、カバー/マスキングを行いました。万が一に、部材の買い出しが必要になった時に、「細かくない所(大きな所)」は、計算しやすいので、「細かい所」に、最初に手を付けました。以下が、カバー/マスキングの順番です。

スイッチ類・中央に大きさが合う「新聞紙」等を置いてから、「マスキングテープ」で貼ります。全てを「マスキングテープ」では、勿体無いので。
・「マスキングテープ」は、手で切れるので、作業も早いです。ハサミが必要なテープだと、作業が遅くなります。
エアコン回り・エアコンは面積大なので、大変でした。「新聞紙+養生テープ」です。
・エアコンの端も、「養生テープ」でしっかりと塗装ブロックをすれば良かったです。私は、不十分だったので、少し汚れてしまい、取るのが大変だったので、皆さんにお伝えしておきます。
ドア/窓・面積大なので、ドア/窓も大変です。「コロナマスカー+新聞紙」で上部をガードして、下部は、「新聞紙+養生テープ」です。
天井・塗料が垂れないと油断して、「天井のキワ」は、手を抜きがちですが、「マスキングテープで全面」をお願いします。
・不安な方は、「天井面」も「養生テープ」等ですが、私は、「無し」での塗装で大丈夫でした。
・床は、「コロナマスカー+新聞紙」か「養生テープ+新聞紙」です。(新聞紙が足りなくなったので、「汚れても良いシート」も活用したので、左部に写っています。皆さんは、十分な「新聞紙」の確保をお願いします)
・「コロナマスカー」は高価なので、なるべき、「養生テープ」使用で節約できます。

これらに関するマニュアル部分を参考添付です。

キッチン壁の塗装(本作業)

・いよいよ、本作業です。缶をよく振ってから、塗料を「バケット」に入れます。深さ数cmが、私は丁度良かったです。
・塗料が垂れないように、マニュアル記載の「テープをV字に」もお願いします。匂いも無かったので、「マスク」もしなかったです。

・なお、前述しましたが、もっとも最初に、「試し塗り」を目立たない場所で、お願いします。OKであれば、作業続行です。塗料が剥がれる等のNGの場合は、塗料の買い直しがお勧めです。

作業方法を以下に示します。

まず、ハケで・ハケで、「境界線の数cm」を塗装していきます。
・ポタポタと塗料が垂れないように、バケット用ネットで調整しながら。
次にローラーで・境界線が塗れているので、「中央部をローラー」で、バケット用ネットで調整しながら。
・右利きの方は、左でバケットを持つので、「右から塗装」が良いです。
・ローラーは、「縦方向」が、しやすかったです。バケットは、持ちながらの作業になります。縦方向が終われば、横方向で、塗料を延ばす感じで。

・この作業単位は、自分の目の前で、「縦方向/横方向が一度に出来る範囲」が、効率的です。
二度塗り・一度目の塗装が終われば、「数時間」待ちます。
・その後、「二度塗り」を、同様に行います。一度目で薄い部分が分るので、重点的にお願いします。

・なお、全体を一度でするのは、大変な気がしたので、全体を3回(「一度目→二度塗り」を3回)に分けました。分けた部分は、「壁の端」です。
・「壁の端」で分けた理由は、1回目と2回目で、もし、色合いが変わっても、「壁の端」なら目立たないです(逆に「壁の中」では目立ちます)。「壁の端」に、マスキングテープ処理で、色が混ざらないようにしました。左が塗装後、右が塗装前です。うまく行ったと考えています。

半乾きの状態で「養生テープ剥がし」

・最後に重要な作業です。「養生テープ剥がし」を、「完全に乾く」前の「半乾き」で行います。せっかくの塗料が、剥がれる恐れがあるので、慎重にゆっくりとお願いします。

キッチン壁の塗装の全体工程と注意ポイント

・1回目「一度目→二度塗り」の数時間待ちの間に、2回目「一度目」を入れるイメージです。結局、以下のように、二日間、掛かりました。

一日目・午前:全体のカバー/マスキング
・午後:1回目「一度目」→2回目「一度目」→1回目「二度塗り」→1回目「養生テープ剥がし」
二日目・午前:2回目「二度塗り」→3回目「一度目」→2回目「養生テープ剥がし」
・午後:3回目「二度塗り」→3回目「養生テープ剥がし」

・もちろん、3回に分けないで、一度に「一度目」を行い、数時間後に「二度塗り」でも構いませんが、「養生テープ剥がし」も一度になり、半乾きの間に剥がせないリスクを考えて、「最初から、3回」としました。

・注意ポイントを以下にまとめます。

壁のホワイト化に対する現地調査・「キッチン壁(リビング壁)」だけとして、「天井無し」で(作業性と塗布面積から)
壁のホワイト化での使用塗料・「水性ペイント/1液型」で
・「塗装具セット」付きを選択
壁の塗装準備・服装/お風呂/脚立等についても、言及
・「新聞紙」「養生テープ」「マスキングテープ」も別途準備要
壁の前処理・水拭き無し/試し塗り/壁紙そのまま
壁の塗装開始・カバー/マスキングは、「細かい所」から
壁の塗装(本作業)・「左面から塗装」「試し塗り」「3回に分けて
半乾きの状態で「養生テープ剥がし」・せっかくの塗料が剥がれないように
待ち時間・乾く数時間待で、次の工程を
全体作業終了後・「塗装具」等の洗浄ですが、「水性ペイント」なので、綺麗に出来ました。

キッチン壁の塗装前後の様子

キッチン壁の塗装前後は、以下のように劇的に変化しました。部屋も明るくなり、良かったです。1枚目の左部が塗装後、右部が塗装前です。塗装後は、右部の「時計の跡」が綺麗に消えました。2枚目でも、塗装前後の変化がお分かり頂けると思います。

  

・なお、余った塗料で、「トイレの壁」もホワイト化できました。こちらも満足です。

まとめ

キッチン壁が汚れてきていたので、塗料によるホワイト化を安く1万円で行いました。ポイントは、購入した塗料がキッチン壁に合うかの「試し塗り」です。また、大面積なので、「壁の端で作業を分ける」事も重要です。
・塗料の購入(塗装具セット付き)を、安く1万円でした。キッチンの雰囲気も大きく変わり、大満足です。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2021年1月5日
更新日:2021年2月6日
更新日:2021年11月22日(記事構成の改善)

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