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【イチジク】夏果/秋果別のイチジク(若木)の簡単な剪定方法と摘果方法(1枝に3個)

家庭菜園でイチジクを育てていますが、当初、伸び放題(惰性管理)にしていて、失敗しました。心を入れ替えて、「剪定と摘果」をしており、夏果/秋果別に、成功しているので、ご報告です。

雲くん
雲くん
イチジクの「伸び放題はダメ」を実感しました

イチジクの栽培方法は、本当に混乱します

ネット記事で、イチジクの栽培方法が多数ありますが、様々な記載があり、本当に混乱します。根本的な原因は、「若木」向けと「成木」向けの違いに関して、明確な説明がない事にに起因します。
・農家さん記事は、「成木」向けが多いようです。関連記事「【ホームガーデン】イチジクの剪定で、「若木」と「大人の木」の違いを知らずはダメ」でその違いを記載しています。
・本関連記事では、分かりやすく、「若木」と「成木(家庭菜園レベル)」「成木(農家さんレベル)」に分けて記載しています。

本記事の対象

本記事の対象は、「[A]若木」~「[B]成木(家庭菜園レベル)」とします。「[C]成木(農家さんレベル)」は、これらが成功してから、取り組んだ方が良さそうです。

昨年(2022年)のイチジク[夏果]の剪定/強剪定

2019年にイチジクを購入し、紆余曲折を経て、2022年5月の様子です。「鉢植え」なので、コンパクトな枝ぶりにしようと考えて、「120度」の枝ぶりにしました。関連記事「【ホームガーデン】若木のイチジクの剪定方法(失敗しないために、上から見て120度で)」です。
・要するに、「120度」の枝ぶりなので、3本(3方向)だけ残す「剪定」です。「強剪定」は、葉がゼロですが、「剪定」なので、葉が少し残ります。

2022年10月のイチジクの強剪定

前述から半年経過ですが、枝が伸びたので、「強剪定」でバッサリしました。怖い気もしますが、本当にバッサリが不可欠です。ここを弱気で「剪定」すると、失敗します。
・「強剪定」なので、葉がゼロが分かると思います。

今年(2023年)のイチジク[夏果]の摘果方法

そもそも、イチジクの果実をどう収穫するのか、考えておく必要があります。上記関連記事での方針を以下に示します。つまり、2022年10月で「強剪定」をしたので、2023年5月では、その短くした枝から「2年枝」が伸びる事になります。
・果実は、2023年7月に示す様に、「2年枝」に出来ます。「夏果種」なので、「2022年は、収穫ゼロ」、「2023年に夏果が9個」、「2024年に夏果が6個」となります。地植え等で、一本仕立てにする場合は、どれかの枝を無しとお考え下さい。

上記の図で示す様に、鉢植えでもあり、「小さい成木」なので、枝に無理はさせられません。従って、「各枝で最大3個の実」を基準として、摘果(花芽をカット)をお願いします。以下に写真で示します。2か所をカットして、3個を残しました。

なお、想定と実際の違いを以下に示します。「夏果」種の果実は、主に、「茶色の2年枝」に実りますが、「緑色の1年枝」に実る場合もあります。

「120度」の枝ぶりにしたので、他の2枝も同様に摘果しました。これで、「3枝×3個=9個」が2023年7月に収穫予定です。想定通りです。

  

イチジク(若木)[夏果]の簡単な剪定方法と摘果方法「決め手

イチジク(若木)の簡単な剪定方法と摘果方法の「決め手」は、2022年10月の強剪定です。バッサリしたので、これが「2年枝」となった際に、果実が実りました。
・バッサリしないと、「2年枝」が長すぎて枝が弱る(果実も実りにくい)のと、将来的に、コンパクトにまとめる事が困難になります。

イチジク[秋果]の摘果方法

イチジクには、「夏果」と「秋果」があり、これもややこしい原因です。地植えの「秋果」ですが、2023年6月の写真です。「緑色の1年枝」に実っています。これが、「夏果」との違いです。今年は、「各枝で最大3個の実」以下だったので、摘果しませんでした。
・もちろんの事ながら、「剪定と強剪定」は、夏果と同様です。

以下が、「秋果」の想定です。2023年9月を見て頂ければわかりますが、「緑色の1年枝」に実る事が分かります。地植え等で、一本仕立てにする場合は、どれかの枝を無しとお考え下さい。

イチジク[夏秋果]の摘果方法

イチジクには、夏にも秋にも実る「夏秋果」があります。以下が想定です。夏果と秋果の両方が実ります。ただ、2023年7月と2023年9月を見て頂ければわかりますが、年間で1枝に「6個」です。大木なら問題ないのですが、家庭菜園レベルであれば、無理をさせすぎの感があります。
・これを避けるために、「2年枝の夏果」をオール摘果して、「1年枝の秋果」だけの人が多いです。若しくは、「1年枝の秋果」をオール摘果です。2枚目に、摘果例を示します。

  

以下の様に、うちの「夏秋果」種ですが、2023年6月で、茶色の2年枝に「秋果」が実っています。ただ、同じ枝に実が無かったので、「摘果無し」です。前述の方針は、「1つの枝」ベースでお考え下さい。

まとめ

家庭菜園でイチジクを育てていますが、当初、伸び放題(惰性管理)にしていて、失敗しました。心を入れ替えて、「剪定と摘果」をしており、夏果/秋果別に、成功しているので、ご報告です。
・2022年5月に剪定(120度の枝ぶり)、2022年10月に強剪定(葉がゼロに)、2023年6月に摘果(1枝に3個)で、スムーズでした。特に重要なのが、「強剪定」で、バッサリが不可欠です。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2023年6月30日

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