天井キャットウォークの安く3000円での作り方です。部屋コーナー(角)の場所に、作りました。手作りでおしゃれにできました。おすすめです。
・写真多めで、分かりやすさを心がけました。設計ポイントと安全ポイントを丁寧に記載しました。
・本記事の約1分の紹介動画「【DIY】天井キャットウォークの安く3000円での作り方(ポイントは、落下防止策)」です。よろしければ、どうぞ。
天井キャットウォークの設計
・部屋コーナー(角)なので、直角三角形を基本で考えました。つまり、「長板(約3m)が1枚」「短板(約1m)が2枚」です。完成した全体像(見上げた視野)を以下に示します。手作りでおしゃれにできました。
・直角三角形にした理由ですが、「長板を斜めに切断する場合に、45度になるので、分かりやすい」「短板の2本が同じ長さ」の2点です。
・短板方向の最大長さは、実測したら「210cm」でした。従って、「210cm×ルート2=210cm×1.41=296cm」が、長板の長さとなります。実際には、少し短く、290cmとしました(余裕をみて)。
・材料として、「厚み24mm×幅180mm×長さ4m、杉、約1100円」を使用する予定なので、4m-長板290cm=短板110cmでピッタリです。従って、「長板290cmが1本」「短板110cmが2本」としました。4m×2本で、材料が余りますが、やむを得ません…また、何かに使います(笑)。
天井キャットウォークの通路板の購入(「厚み(厚さ)」「幅」と「材質」)
・長さは決まりましたが、「厚み(厚さ)」「幅」の寸法と「材質」を慎重に考えます。
・まず、「厚み」です。薄ければ安く/軽く、厚ければ高く/重く、なります。今回、長さ290cmなので、それでも、たわまない最小限の厚みが必要です。厚み24mmが良いと考えます。次に、「幅」です。猫が落ちてしまう幅の狭さはダメですし、幅が広いと人間に圧迫感です。その兼ね合いで、幅180mmが良いと考えます。
・最後に、「材質」です。杉が軽くてお勧めです。ホームセンターで、「厚み24mm×幅180mm×長さ4m、杉、約1100円」を2枚の購入となりました。余るので勿体無いのですが、また、何かに使います(笑)
・それを、例えば、「L字金具、150mm×200mm、1個、約200円」です。ダイソー等でもあると思います。
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天井キャットウォークの通路板の加工
・今回、「厚み24mm×幅180mm×長さ4m、杉、約1100円」を2枚から、「長板290cmが1本」「短板110cmが2本」を切り出します。ホームセンターで1カット10円ですが、長さ4mから、「長板290cmが1本」「短板110cmが1本」を切り出し、残りの4mから、「短板110cmが1本」です。「290cmが1本」が余りました。
・以下のモノを購入しました。おしゃれと思います。
・また、「長板290cmが1本」は、左部/右部を45度カットです。ホームセンターで斜めカット無しなので、自宅で切断しました。要するに、四角形から台形になります。これで加工が終了です。
天井キャットウォークの「長板、1枚」の組み立て
・長板の左部/中央/右部の写真です。左部/右部は、45度で切ったので、丁度、乗っています。左部/右部を「L字金具」で止めました。分厚い板なので、木ネジでしっかりとしています。例えば、「L字金具、150mm×200mm、1個、約200円」です。
ハイロジック L型棚受 ホワイト150mm×200mm
・また、鴨居の上の長押(なげし)に、「L字金具」活用で、取り付けました。下の写真に示す様に、しっかりと載っています。天井キャットウォークでは、「落下防止が大事」です。
天井キャットウォークの「短板、2枚」の組み立て
・ポイントは、猫の体重でも落ちない落下防止です。短板の左部/右部を、鴨居の上の長押(なしげ)に載せると、猫の上り下りが出来ないので、工夫が必要です。そこで、壁の「柱」を活用する事にしました。短板を上からみた写真ですが、「L字金具」の長辺を、しっかりと「柱」に接続です。
・なお、短板の下からみた写真です。「短い自作治具」に上方向/横方向の木ネジで、接続です。これで、長板のように、鴨居の上の長押(なしげ)に、しっかりと取り付けです。なお、この「短い自作治具」の作り方をリンク先に記載です。https://daijoubudayo.com/diy/l_metal/
天井キャットウォークの材料費
・材料費です。「厚み24mm×幅180mm×長さ4m、杉、約1100円」を2枚で2200円、「L字金具、約200円」×4個で800円、合計で約3000円です。
なお、市販品の「L字金具」でも良いのですが、数多いと高価でもあり、リンク先の工夫で、安全で安価な自作治具で、うちでは、ほぼゼロ円にする事が多いです。https://daijoubudayo.com/diy/l_metal/
天井キャットウォークの設計ポイントと安全ポイント(落下防止策)
・天井キャットウォークの設計ポイントと安全ポイントを以下に示します。特に、落下防止策をご確認ください。
天井キャットウォークの設計 | ・部屋コーナー(角)であれば、直角三角形の全体設計 ・「長板を1枚」「短板を2枚」で |
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天井キャットウォークの板の購入 | ・ホームセンターで、「厚み24mm×幅180mm×長さ4m、杉、約1100円」を2枚の購入 ・厚み24mmと分厚く、幅180mmで猫にも人間にも優しく ・ダイソーで「L字金具、約200円」を4個購入で、落下防止策 |
天井キャットウォークの板の加工 | ・直線切断は、ホームセンターで1カット10円を活用 ・45度カットは、やむを得ず、自分で |
天井キャットウォークの組み立て | ・壁の「柱」が利用できる場合は、積極的に活用で、落下防止策 ・「L字金具」無しで、ほぼゼロ円の「自作治具」で、落下防止策 |
天井キャットウォークの上り下り | ・約2000円の自作キャットタワーで、「布貼り」で落下防止策 ・購入しても良い(約8000円) |
キャットタワーの足元の遊び場 | ・ダクトホース(配管ホース)を活用 ・両端の養生テープ等での補強 ・径20cmが丁度良い(約2400円) |
キャットタワー下部から隣の部屋へ | ・キャットドア(約1600円)を活用 ・「黄色い引っ越し用養生部材」で隙間風対応 |
・組み立て時の木ネジ用の「電動ドライバー(電動ドリル)」に関する関連記事「電動ドライバーの買い方は、バッテリー2個も含めた3つのポイント重視で」です。https://daijoubudayo.com/diy/screwdriver/
天井キャットウォークへの上り下り(自作キャットタワー)
・約2000円の自作キャットタワーです。階段状になっています。これを使って、上り下りです。内部リンクです。落下防止策として、「布貼り」にしました。
・市販品のキャットタワーも候補です。例えば、「キャットタワー、高さは約2.5m、約7000円」等の購入のご検討も賛成です。
キャットタワーの足元の遊び場(ダクトホース、キャットトンネル)
・ダクトホース(配管ホース)を活用して、遊び場を作っています。自作キャットタワーから下りたら、さっそく、ダクトホースに入り、反対側から、出ています(^^) 例えば、「ダクトホース(配管ホース)、径20cm、長さ5m、約2400円」ですが、リンク先で、径15cm→径20cmでお願いします。猫の大きさにも拠りますが、うちの猫は、径15cmでは小さいので、径20cmで丁度良いです。なお、両端に針金が飛び出る危険性(猫を傷つける等)があるので、養生テープ等で補強が必要です。
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・専用の市販品なら、「キャットトンネル、径25cm、長さ120cm、約1500円」です。
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・「キャットトンネル(2又)、径25cm、長さ80cm、約1400円」も楽しいと思います。うちで、以下の写真のようにして、使っています。
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キャットタワー下部から隣の部屋へ
キャットタワー下部から、隣の部屋へ、「キャットドア」を利用して、行けるようにしています。最初の写真の奥に見えています。例えば、「キャットドア、約1600円」です。
Ycozy ペットドア 犬猫出入り口 4way切替 ロック キャットドア 室内用 犬猫用ドア 取り付け簡単 猫扉 冷暖房対策 中小型猫/小型犬用 | 茶色 L・なお、襖が閉まるとキャットドアが使えないので、少し手前までしか、閉まらないようにしています。ただ、それでは、隙間風が発生するので、「黄色い引っ越し用養生部材+べニア板」で対応しています。
・2枚目の写真が奥の部屋からです。襖を意図的に開けてみました。普段は、閉めています。
まとめ
天井キャットウォークの安く3000円での作り方です。部屋コーナー(角)の場所に、作りました。手作りでおしゃれにできました。おすすめです。
・ポイントは、落下防止策です。「L字金具」と「自作金具」で実現しました。また、壁の「柱」も活用しました。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問合せください。
2020年12月22日
更新日:2020年12月29日
更新日:2021年11月27日(記事構成の改善)
更新日:2022年8月16日(本記事の約1分の紹介動画アップ)
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