約10箇所の「猫ドア」の工夫を5つのキーワード別にご紹介します。「布製の猫ドア」「折り畳み式の猫ドア」などです。
・猫ドアは、「猫だけ通れる/猫を止めるモノ」ですが、色々な工夫が必要です。
・本記事のミニ紹介動画「【DIY】約10箇所の猫ドアの工夫を、5つのキーワード別に、ご紹介(布製の猫ドアなど)」です。よろしければ、どうぞ。
うちの猫ドアのご紹介(5つのキーワード別)
約10箇所ありますが、5つのキーワード別に記載です。①が5箇所で、残りは数箇所です。
①部屋から部屋へ自由に | ・一般的に「猫ドア」と言われるモノです。 ・通常、ドアですが、障子や襖向けも記載です。 |
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②出入りも楽しく | ・「猫ドア」の応用編ですが、少し、遊びの要素を入れて。 |
③窓サッシから屋外へ | ・キャットケージ(ペットケージ、ドックケージ)を屋外に設置しているの、それへの出入りです。防犯上も重要です。 |
④その部屋に入らないように | ・猫は自由に入らせない工夫です。人間は自由に出入りしたいです。冷暖房が目的であったり、窓辺対策、玄関対策もあります。 |
⑤その場所に入らないように | ・仏壇や水槽での工夫です。猫のいたずら対策です。 |
①部屋から部屋へ自由に(猫ドア)
・冷暖房が必要なので、ドアを閉めた場合で、出入りが必要です。うちでは、市販の「猫ドア」を活用です。例えば、「猫ドア、20cm×18.5cm×5.5cm、Lサイズ、約1700円」です。購入される際は、猫の大きさに合わせて、他のMサイズ/XLサイズもご検討ください。自作も考えましたが、「ドア可動部の耐久性」も考えると、市販が良さそうです。
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・本製品は、「オープン、インのみ、アウトのみ、クローズの4種類に使い分け」「磁石付きなのでドアが元に戻る」の機能があります。特に「磁石付き」が気に入っています。
・コメントですが、家をあける時もあるので、「接着剤で、常にオープン」にしています。うちでは、通り抜けが出来なくなるのが不安でしたので。もちろん、メーカー説明書では、「使い分けが可能」と記載してありますし、トラブルがあったわけではないので、申し添えておきます。
・トイレでの設置写真です。市販の「猫ドア」は、色々な色があるので、ドアに合わせた色をお楽しみください。猫の大きさに合わせて、「床から少し高め」がコツです。取説に記載と思います。
・なお、ドアに電動ドリルで4隅に穴をあけ、その穴の間も多数の穴をあけます。ヤスリで側面を直線にすると、きれいな「四角い穴」となります。うちでは、ノコギリ無しで、作業できました。「電動ドライバー(電動ドリル)」に関する関連記事「電動ドライバーの買い方は、バッテリー2個も含めた3つのポイント重視で」です。https://daijoubudayo.com/diy/screwdriver/
冷暖房があまり必要でない場合
・冷暖房があまり必要でない場合は、ドアが完全に閉まらなくても、良いです。「猫の手が入る隙間」があればば、猫が自由に出入りできます。「端材(35mmの角材)」で隙間確保です。軽く押すと開きますが、自宅の傾斜のせいで、自然に元に戻る「自動ドア」です(笑)。
・工夫した点は、人間の邪魔にならない出っ張り幅です。必要最小限の「約5mm」としました。今のところ、人間が引っかかったりしていません。なお、動かないように、しっかりと木ネジで柱に接合しています。2枚目の様に、猫は自分で開けて、中に入り、同様にして、外に出ています。自由自在です。
ドアではなく、襖・障子に猫ドアを
うちでは縁側と部屋の仕切り(障子)は、風止め程度でOKです。市販の「猫ドア」までの密閉性は不要なので、布を活用した「障子向けの簡易ドア」としました。関連記事「【DIY】障子向けの簡易型猫ドアの作り方(分厚い布を活用)」です。「障子」に穴を開けにくいのも理由です。
・「襖」に「猫ドア」が、必要な場合があります。記事「天井キャットウォーク」下部に詳細があります。普段は閉めていますが、撮影のため、襖を意図的に開けてみました。「襖」に穴を開けにくいのも、自作した理由です。
・襖・障子からの出入りを可能とするために、「襖・障子向けの猫ドア(布製)」です。エアコン風の隙間対策のため、「長い布」を活用しました。
・つまり、「べニア板無し」で、「長い布(三重に折っています)」活用です。長い布の最上部は、クリップ止めで、長い木ねじに引っ掛けています。最下部は、複数の大型クリップで、重り代わりにしています(重り無しでも良いのですが、エアコン風で動くので、それを避けました)。「襖」で使用中ですが、もちろんの事ながら、「障子」でも使用可能です。
②出入りも楽しい「ダクトホース」
「猫の出入り」が必要な個所で、「ダクトホース」を使用して、変化を付けています。以下の写真です。
・例えば、「ダクトホース(配管ホース)、径20cm、長さ5m、約2400円」ですが、径15cm→径20cmでお願いします。猫の大きさにも拠りますが、うちの猫は、径15cmでは小さいので、「径20cm」で丁度良いです。なお、両端に針金が飛び出る可能性(猫を傷つける等)があるので、養生テープ等で補強が必要です。
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・ダクトホースに接続させて使っているのが、「キャットトンネル(2又)、径25cm、長さ80cm、約1400円」です。より、変化を楽しんでいます。
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・例えば、「キャットトンネル、径25cm、長さ120cm、約1500円」です。
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・例えば、「キャットボックス(キャットハウス)、30㎝角、約3600円」です。
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③窓サッシから屋外のキャットケージ(ペットケージ、ドックケージ)へ
・屋外にキャットケージがあるので、「室内(縁側)→窓サッシ→屋外のキャットケージ」と猫の移動を考えた時に、「窓サッシ」に「猫ドア」設置を検討しました。
・例えば、「窓サッシ用猫ドア、14cm×16.5cm、高さ85cm~125cm、約2万円」です。うちの窓サッシでは、高さが足りません。
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・こちらなら、「窓サッシ用猫ドア、14cm×16.5cm、高さ150cm~230cm、約2.4万円」と、高さOKです。ただ、うちの猫では、「18cm×18cm」以上でないと小さい事もあり、断念しました。
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・結論として、「18cm×18cm」以上が無かった事と、高価である事と、上記商品には、ロック機能も付いていますが、防犯上の心配もあり、「窓サッシは、普通に使う(要するに、外出時は、通常の戸締り)」としました。普段は、以下のように猫が出入りしています。記事「屋外キャットケージ(幅2m/高さ2m)の安く1万円の作り方」内で、紹介です。
④その部屋に入らないように(引き戸、二階の窓辺、玄関)
冷暖房のため、開けっ放しを避けて、「猫ドア」をアチコチに付けるのも、数が増えます。「猫ドア」以外の、「猫は出入りできないが、人間は出入りできる」も必要です。
・「引き戸ブロッカー」と名付けた対策です。約100円と安くもあり、確実な対策なので、意外と評判が良いです。その作り方の関連記事を下記に示します。
・二階の窓辺において、猫の脱走防止対策(網戸対策)で、関連記事「障子をミニ格子戸(格子)に改造」を下記に示します。
・玄関における「格子戸(格子)」を活用した関連記事「折り畳み式の猫ドア」を下記に示します。
⑤その場所に入らないように(仏壇、水槽)
1つは、「仏壇」です。「格子戸(格子)」で、確実な対策を行いました。関連記事を下記に示します。木製で、間仕切り/パーテーションにも使えます。
・もう1つは、「水槽」です。水槽の上から、猫が手を出すので、それを防ぎたいです。100均の「ワイヤーネット」が良いと考えます。以下の写真です。ワイヤーネットを止めているのは、「ダブルクリップ(ターンクリップ)」です。水槽の上の「アルミ格子蓋」も載せておきます。二重での対策です。関連記事「アルミのミニ格子戸(格子)の作り方(水槽の猫対策)」を下記に示します。https://daijoubudayo.com/diy/aluminum_latticedoor/
まとめ
約10箇所の「猫ドア」の工夫を5つのキーワード別にご紹介します。「部屋から部屋へ自由に」「その場所に入らないように」等です。「布製の猫ドア」「折り畳み式の猫ドア」などです。
・猫ドアは、「猫だけ通れる/猫を止めるモノ」ですが、色々な工夫が必要です。
・猫ドアのベストを考えるのは、時間がかかります。キーワード別に記載したので、どれかが必ず参考になると考えます。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2021年3月28日
更新日:2021年4月12日
更新日:2023年3月4日(本記事のミニ紹介動画をリンク)
関連記事
・関連記事「間隔が均等な格子戸作り方(ポイントは、格子棒が丸形で内枠方式)」です:https://daijoubudayo.com/diy/latticedoor/
本記事も含めた「格子戸/格子」の記事マップです。キーワードは、「猫ドア」「目隠し」「仏壇」です。ご興味があれば、下記のリンク先からどうぞ。https://daijoubudayo.com/diy/latticedoor_list/
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