「水作プロホース」を愛用しています。3年になります。色々なタイプをトライしましたが、これが最終形です。他のタイプとの違いも、記載しました。水質劣化対策の観点です。
・写真多めで分かりやすさを心がけました。また、実際の水槽掃除(底砂)での感想を丁寧に記載です。
水槽掃除は、毎回、大変です。特に、「底砂」が汚れます。楽(効率的)に水槽掃除をしたいです。
・本記事のミニ紹介動画「【水作プロホース】水槽掃除(底砂)の最終形(フィルター無しが良い:水質劣化対策)」です。よろしければ、どうぞ。
水槽掃除(底砂)
底砂が、2週間くらいすると、汚れてきます。ポンプ形式で吸うタイプが良さそうなので、探しました。
①灯油用の手動ポンプ
灯油用の「手動ポンプ」です(もちろん、灯油使用後ではなく、新品で)。小魚/エビの吸い込み事故が無いように、ネットをつけた自作です。
・ただ、吸い込み口に、水草等が絡み、すぐに、水から出して、絡んだモノを取り出す必要があり、非常に面倒です。う~ん。
・「ネット無し」では、小魚/エビの吸い込み事故が発生します。悲しくなります…
②水槽掃除(底砂)のトライ <フィルター有り>
近所のホームセンターで見つけました。原理は、同じですが、フィルター部分に工夫があり、「水草が絡みにくくなっている」と想定しました。使用の場合は、外しているフィルターをセットします。
・しかし、ダメでした。フィルターの穴がふさがると、水が全く流れないです。①の方がマシでした(①の方が、フィルター相当部分の面積大なので)。う~ん。
・例えば、「水槽クリーナー(ホース)、約1500円」です。商品説明で「タンクや砂底に蓄積したエサやフン、毒素を吸い上げるフィルターアタッチメント付き」とあります。否定するわけではありませんが、「最初は確かに吸い上げるが、すぐに詰まってしまう」がうちの場合の感想です。
Luigi’s(ルイギス) 水槽・アクアリウム用サイフォン式 水槽クリーナーポンプ、底砂クリーナー – 排水と水換えが数分でできる手動式サイフォンパンプ
・「水草無し」であれば、汚れが小さいので、①②のフィルターでも詰まりが無さそうです。ただ、小魚を飼っていると、「フン等の汚れ」が意外と大きくなるので、フィルター詰まりが発生する可能性大です。うちの場合は、そうでした…
・ただ、「小さい汚れしか無い」のであれば、①②は、使用可能なので、フォローしておきます。
水槽掃除(底砂)の最終形(フィルター無し)
諸悪の根源は、「フィルター」であり、要するに詰まります。従って、「フィルター無し」が良いと考えました。
・最終形です。「水作プロホース、Lサイズ、水槽クリーナー(フィルター無し)、長さ44cm、約1900円」です。小さめの「Mサイズ、長さ37cm、約1400円」「Sサイズ、長さ33cm、約1400円」もありますが、大きい方が詰まりの可能性も低くなるので、「Lサイズ」がお勧めです。
・「水作プロホース」と「水作プロホースエクストラ」がありまます。後者が後継で、「ポンプ潰れ防止リング」の追加で、ポンプ寿命を延ばしているそうです。メーカーHPです。うちでは、「水作プロホース」使用ですが、買い替えでは、「水作プロホースエクストラ」の予定です。
https://www.suisaku.com/product/maintenance_goods/174/
・こちらは、別メーカーの同様な商品です。「ジェックス、水槽クリーナー(フィルター無し)、約1200円」です。ただ、以下の「ポイント」記載のように、うちの場合は、少し使いにくかったです。
「水作プロホース」と「ジェックス」の比較です。
・1点目は、「ポンプ位置」です。「水作プロホース」は、「ポンプ位置が手元」にありますが、「ジェックス」は、手元になく、「バケツ」位置が足元なので、再スタートがすぐに出来ないです。
・2点目は、持ち手の大きさです。空気中よりも水中は抵抗大なので、「水作プロホース」の方が「持ち手が大きい」ので、安心です。
・3点目は、手元のホース部の太さです。「ジェックス」は、その部分に「流量調整つまみ」があるので、「水草」等がひっかかる可能性が高くなります。「水作プロホース」の方が、「太くてスムーズ」です。
「水作プロホース」での水槽掃除(底砂)<動画あり>
実際の写真です。
・最初に、吸い込み口を底砂に差し入れます。そして、手元ポンプを動かします。バケツへ排水できたら、次の写真のように、底砂を少し吸いながら、「汚れが上に上がり、底砂があまり上がらない」の「丁度よい水流」に調整します。
・そして、場所を変えながら、掃除です。徐々に、底砂がホース内に溜まるので、溜まり過ぎたら(うちでは、ホースの1/4程度)、吸い込み口を水面上に出して、「水抜き」します。水抜き後は、最初に戻ります。
・下記に動画をリンクします。どんどん、ゴミが吸われているのが実感して頂けると思います。なお、「水作ボトムプレート(水作ボトムフィルター)無し」の方が、底の砂まで、よく吸います。これに関する検討結果の記事「水作ボトムプレートの使用是非について」です。https://daijoubudayo.com/diary/bottom_plate/
・吸い込み口のポンプ側に水草が溜まる場合があります。その場合は、ホースが簡単に分離できるので、水草を取り去ります。簡単に掃除できるのも、「水作プロホースの魅力」です。
・底砂の掃除が終わったら、バケツに入った「古い飼育水」は捨てて、「カルキ抜きをした水道水」で補充しています。
小魚/エビの吸い込み事故を最小限にするために、「底砂ギリギリで吸い込み口」を動かしています(むしろ、底砂の中を動かす感じで)。また、「水流を弱く」していると、ホースの中を小魚/エビが上がっていくのが見えるので、そこで止めれば(吸い込み口を水面上に出す)、事故無しです。「ホースが透明」なのも、すごく安心ポイントです。
「ゴミ(魚の糞など)」を吸う場合に、重要なポイントは、「底砂(砂利)の粒度」です。前述の底砂は、「3mm~6mm」であり、「ゴミと底砂」の分離がスムーズです。これより小さいと一緒に吸ってしまう可能性大です。例えば、「底砂(砂利)、3~6mm、5㎏、約2100円」です。
まとめ
「水作プロホース」を愛用しています。3年になります。色々なタイプをトライしましたが、これが最終形です。他のタイプとの違いも、記載しました。ポイントは、「フィルター無し」です。水質劣化対策の観点です。
・写真多めで分かりやすさを心がけました。また、実際の水槽掃除(底砂)での感想を丁寧に記載です。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お問い合わせください。
2021年4月3日
・更新日:2023年2月18日(ミニ紹介動画をリンク)
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