自動車事故に合われた方は、少ないと思います。ただ、自動車事故での実体験から、ライフハンマーの必要性を強く感じたので、ご報告です。
うちの自動車事故(身体は無事でしたが…)
うちの自動車事故は、高速道路で、時速100km弱での出来事でした。単独運転で、少し居眠りをしていたようで、気が付くと、横回転を数回後、路肩に乗り上げました。
・停止後、脱出しようしましたが、「運転席ドアが開かない」です。焦ります。
・金具曲がり無しで「シートベルトが外れた」ので、幸運でした。
・「ガソリンが漏れた匂い」もしていました。「水蒸気」も見えました。
・たまたま、窓を開けていたので、そこから、「脱出」です。
脱出後の経過
・脱出後は、後続車のどなたかが、通報(110番)をしてくれたようで、約10分で、「パトカー」と「救急車」が、ほぼ同時に到着しました。日本のシステムは、素晴らしいです。
・「救急車」に乗せられ、中で、警察官に「名前は?」「どちらから?」等を聞かれました。
・「では、行きます」と「救急車」の運転手の合図で、警察官が降りて、病院に向かいました。診察結果として、身体は無事で良かったです。
・「救急車」の後を、「パトカー」が付いてきており、残りの事情徴収を、「診察後」に、警察官にされました。
運転席ドアが開かなかった原因
・約10分の待ち時間で、「自動車保険の無料サービス」で、「レッカー車」をお願いしておいたので、私とは別行動で、高速道路から、自動車修理工場へ移動してもらいました。
・病院から診察後に、自動車修理工場で、事故車を落ち着いて見たのですが、軽自動車だった事もあり、「自動車の前面が大破」であり、「運転席ドアの曲がり」も一目でわかります。以下が無料画像です。こんな感じでした。
・運転席ドアが開かなかったのは、「運転席ドアの曲がり」か、「ドア開閉の回路の断線」と考えられます。
・今回の自動車事故の「費用まとめ」です。参考情報です。
・以下が、「自動車保険」で、自己負担ゼロで支払っていただいた「高速道路の復旧工事費用」の約26万円です。「路肩修繕、側溝フタ入替、道路標識入替」等が含まれていると思います。西日本高速道路株式会社さまには、ご迷惑をおかけしました。
・いくらの支払いなのか、ネット記事で調べた所、破損個所が、例えば、ETC装置などになると、数千万円の請求可能性もあるそうです。このような物損対応は、「無制限」選択が良いと考えます。
・「自動車保険」の無料ロードサービスで、レッカー代は、自己負担ゼロでしたが、レッカーするだけでは無く、「事故車の養生(要するに、事故車が自走しない)」が必要となり、約23000円の請求でした。こちらは、うちで支払いました。無料ロードサービス範囲には、色々あるようです。支払いは、やむを得ません。
・「事故車」の廃車費用は、2000円でした。うちで支払いました。
・「搭乗者傷害保険金:10,000円(次年度もランクが下がらない)」「重量税の還付:1650円」で、上記費用に充当です。他に、「医療保険(交通事故)」での保険金支払いもありました。
・この交通事故をきっかけにした「自動車保険を、項目別により安く」の記事です。ご参考まで。
運転席からの脱出方法
うちの場合は、「たまたま、窓を開けていた」がラッキーでした。もし、窓が開いていなければ、「ドア開閉の電動ボタン」をトライですが、「ドア開閉の回路の断線」が生じていれば、脱出できなかったと思います。
・「ガソリンが漏れた匂い」もしていたので、それに引火していたと可能性もあり、ゾッとします。以下が無料画像です。
運転席窓から、ライフハンマーで脱出しかない
運転席から脱出するためには、「①シートベルトを切る」「②運転席窓を割る」が不可欠です。うちで、交通事故後に、すぐに購入したライフハンマーが以下の写真です。
・なお、上記写真の様に、「③運転席から使える」ように、「運転席ドア内に入れておく」のも、大事です。「助手席のダッシュボード」内では、手が届きません。
どの「ライフハンマー」が良いのか?
大事な「①シートベルトを切る」「②運転席窓を割る」の観点です。「①シートベルトを切る」が出来ないモノもあるので、お気をつけください。
・例えば、「ライフハンマー(緊急脱出用ハンマー)、ベルトカッター、2本、約1100円」です。うちにあるのは、このタイプです。2本なので、「運転席」と「助手席」が安心ですが、うちでは、1本なので、「運転席」に常備です。
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・例えば、「ライフハンマー(緊急脱出用ハンマー)、ベルトカッター、1本、約1200円」です。こちらは、ベルトカッターがハンマー側にあります。使いやすいかもしれません。
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ライフハンマー(ポイントは3つ)
ライフハンマーのポイントは3つです。「①シートベルトを切る」、「②運転席窓を割る」、「③運転席から使える」です。
・最初に紹介したライフハンマーの取説から脱出方法を転記です。つまり、「①シートベルトを切る」→「②運転席窓を割る」です。また、ここにもあるように、「フロントガラスではなく、運転席窓(サイドウィンドウ)を割る」です。
・「一般的な金づち」では、上記のように、先が尖っていないので、使用を避けた方が賢明です。
・なお、「③運転席から使える」ように、「運転席ドア内に入れておく」の観点です。以下の取説では、「ケースを車内にネジで固定」とあります。ケースから、ライフハンマーがすぐに外れない可能性も有り、ネジで車が傷つきます。うちでは、「運転席ドア内に入れておく」を選択しましたが、両者をご検討ください。
・大事な事なので、繰り返しますが、「助手席のダッシュボード」内では、手が届きません。
運転席からの脱出後に、必要なのが、「関係者への連絡」です。うちでは、事故後に、すぐに連絡しました。
・まずは、「家族への連絡」です。配偶者(うちでは、妻)の電話番号をスマートフォンの履歴から、掛けました。ただ、自分のスマートフォンが壊れた場合にも備えて、「配偶者の電話番号」は、記憶した方がよく、この事故から、記憶するようにしました。
・次に、「レッカー車の依頼」です。「自動車保険の緊急連絡先」が「助手席のダッシュボード」に入れてあったので、それで、掛けました。
・要するに、「配偶者の電話番号」の記憶と、「自動車保険の緊急連絡先」の助手席のダッシュボードへの保管、がお勧めです。
・なお、以下の写真の様に、必ず、「事故車から離れて掛ける」お願いします。自動車が炎上する可能性もあるので。
まとめ
自動車で不可欠な「ライフハンマー(緊急脱出ハンマー)」では、「①シートベルトを切る」→「②運転席窓を割る」が重要です。意外と盲点なのが、「①シートベルトを切る」で、これが無いライフハンマーもあります。上記の「2つの機能有りのモノ」をお選びください。
・なお、「③運転席から使える」も重要です。うちでは、「運転席ドア内に入れておく」を選択しました。「助手席のダッシュボード」内では、手が届きません。ご注意ください。
・助手席に乗られる方も、念のため「ライフハンマーは、どこ?」と運転者への確認が良さそうです。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2021年11月14日
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