お金と時間の節約

【自動車】「自動車保険を、項目別により安く」を実体験から丁寧な記載で

自動車に乗っていると、「自動車保険契約(事故対応)」「JAF契約(トラブル対応)」が気になります。これらについて、数十年の経験から、ご報告です。自動車保険の補償内容は、複雑と考えます。ただ、上限が見通せる/見通せない、で考えると良さそうです。
・要するに「自動車保険を、項目別により安く」の観点の記事です。

雲くん
雲くん
確かに、これらの観点は、自動車を購入/保有していると気になります。他の人がどうしているのかは、参考になると考えます。

自動車保険契約(事故対応):内容別なら簡単理解

様々な事故に対するモノとして、自動車保険があります。ただ、補償内容も様々であり、いざ契約/更新となると悩みます。いちど、それぞれの補償の意味を理解すると、ディーラー任せにしている人も含めて、良いと考えます。

私が現在契約している「SBI損保(1年更新、ベンツ、Eクラス)」を例にさせて頂きます。他社も同様と考えます。更新時に、私が同時見積りを行っている他のネット保険は、「SBI損保」と同様に、費用対効果が良い「三井ダイレクト」「アクサダイレクト」「チューリッヒ」です。なお、最近の「無料ロードサービス」ですが、これが有料のネット保険もあるので、契約時に、ご確認ください。

支払い方法

「月払」「一括払」が選択できます。それぞれの1年間の支払額は、以下の通りです。なお、本記事では、パーセンテージを「一括払の28,960円」を基準として記載しました。

月払2,590円×12=31,080円
一括払28,960円
31,080円-28,960円=2,120円(約7%)

・「月払」は、要するに借金なので、利息を支払う事になるので、「一括払」が良さそうです。

各種の割引

各種の割引です。以下の通りです。「インターネット割引」「ゴールド免許割引」が、それぞれ、約35%、約18%と、大きいです。特に、「インターネット割引」は、もし、保険担当員の方を通じれば、その方の人件費と理解しています。

インターネット割引・継続/一括払で、-1万円です。38,960円-28,960円=10,000円(約35%) <三井:インターネット契約割引4000円>
証券不発行割引・一括払の場合、-500円です。29,460円ー28,960円=500円(約2%) <三井:証券不発行割引500円><アクサ:証券不発行にしても、保険料に差なし(コールセンターで確認済み)>
ゴールド免許割引・契約により変わると考えますが、28,960円-23,640円=5,320円(約18%
セーフティ・サポートカー割引(以下、ASV割引)・メーカー純正の衝突被害軽減ブレーキ装置(以下、AEB装置)が搭載されており、かつ、一定の条件を満たす場合に適用される割引であり、うちの車は、「対象外」でした。

ノンフリート等級

これが複雑です。うちでは、「19等級(事故有係数適用年数1年)」です。経過と共にご説明しておきます。なお、ノンフリート等級は、「損害保険各社間ではネットワークを用いた情報交換」となっているようです。

2019年5月・20等級(事故有係数適用年数0年)
・高速道路で事故
2019年8月~・自動車保険の更新
・17等級(事故有係数適用年数3年)
2020年8月~・自動車保険の更新
・18等級(事故有係数適用年数2年)
2021年8月~・自動車保険の更新
19等級(事故有係数適用年数1年)→本記事の内容

・事故の種類により、翌年度は、「3等級ダウン」と「1等級ダウン」があり、うちでは、「3等級ダウン」でした。具体的な金額は、「2019年8月~」の契約を例にすると、以下の通りです。
・「事故による等級ダウン」で、如何に保険料アップになるか、痛感しました。20等級になるまで、3年はかかるので、要するに、合計で約3万円の保険料アップです。
・それに加えて、事故により「ゴールド免許→ブルー免許」にもなったので、前述のように、約5000円アップです。これも加えると、3年間で約4.5万円の保険料アップになります。事故は起こさない方が良いです…

20等級→17等級・「2019年8月~」の契約
・加算分が「9270円」でした。当時の保険料が13,010円なので、22,280円-13,010円=9270円(約71%、13,010円を基準値で)

運転者の範囲

「年齢条件」と「運転者限定」です。「年齢条件」の差が大です。たた、自分の車の「運転者限定の有無」もしっかりと理解が良いです。

年齢条件・「26歳以上限定」と「21歳以上限定」と「年齢問わず」を比較します。それぞれ、28,960円、41,050円、68,830円です。従って、
68,830円-28,960円=39,870円(約138%)
41,050円-28,960円=12,090円(約42%)
・うちでは、「26歳以上限定」にしています。<三井:35歳以上補償><チュ:26歳以上限定→30歳以上限定><アクサ:26歳以上限定>
運転者限定・「本人」と「本人・配偶者」と「家族」と「限定しない」を比較します。それぞれ、28,960円、29,280円、31,320円、31,360円です。従って、31,360円ー28,960円=2,400円(約8%)
・うちでは、「本人限定」にしていますが、他者が運転する可能性が少しでもあれば、「限定しない」をお勧めです。帰省時に、親戚の人が緊急で車を借りたりしないでしょうか? <三井:本人限定><チュ:本人+配偶者><アクサ:本人+配偶者>

相手側への補償

「対人賠償保険」「対物賠償保険(1事故につき)(対物自己負担額0万円)」「他の自動車運転危険補償特約」「被害者救済費用等補償特約」です。特に重要なのが、「対人賠償保険金額」「対物賠償保険金額」と考えます。

対人賠償保険契約自動車による自動車事故により他人(歩行者、相手の車の搭乗者の方など)を死傷させてしまった場合、自賠責保険の保険金額を超える部分の保険金をお支払いする保険
・自賠責保険は、被害者1名あたりの支払限度額として「死亡による損害は3,000万円」「後遺障害による損害は 4,000万円」「傷害による損害は120万円まで」
・自賠責保険を超えた分とは言え、「無制限」が良いです。「自動車保険」のメインの目的と私は考えます。<三井:無制限><チュ:無制限><アクサ:無制限>
対物賠償保険(1事故につき)(対物自己負担額0万円)契約自動車による自動車事故により、相手の車や自転車、ガードレールや街灯など他人の財物を壊し、法律上の損害賠償責任を負担する場合に保険金をお支払いする保険
・「無制限」と「500万円」で比較します。28,960円、28,200円です。28,200円-28,960円=-760円(-約3%)
・1年間で、この差額であれば、「無制限」にすべきと考えます。<三井:無制限><チュ:無制限><アクサ:無制限>
他の自動車運転危険補償特約他人のお車を借りて運転した場合の事故でも、お客さまからのお申し出に応じて、借りたお車の保険に優先して保険金をお支払い
・自動セットです。「対人賠償保険」「対物賠償保険」が対象です。<三井:自動付帯><チュ:自動付帯><アクサ:自動付帯>
被害者救済費用等補償特約契約自動車の欠陥・契約自動車への不正アクセス等により人身事故または物損事故が生じ、かつ被保険者に法律上の損害賠償責任がない場合に、保険金をお支払いする特約
・自動セットです。<三井:自動付帯><チュ:自動付帯><アクサ:自動付帯>

私の「大失敗に成りかけたお話」です。保険料を少しでも抑えようと、「対物賠償保険金額」を最低金額「500万円」で契約していました。その契約期間中に「高速道路での事故」です。道路横の側面に乗り上げてしまい、側溝のふたも含めて、道路標識も何本か、なぎ倒しました。
・幸いな事に、最終的には、「約26万円」の道路公団からの請求であり、保険金額内に収まりました。ただ、ネット記事では「電信柱で100万円以上」「高速道路の電光掲示板で1000万円以上」の記載もありました。「年間でたった760円を節約」するために、保険金額を超えてしまう事態は避けたいと考えます。
・こぼれ話ですが、「事故発生から1年2か月で道路公団から請求」でした。工事タイミングにもよるかもしれませんが、忘れたころの請求で驚きました。なお、「500万円以下」になりそうな事は、保険会社担当者から事前に聞いていましたので、安心してはいましたが…

ご自身・搭乗者の方への補償

「人身傷害補償保険種類」「人身傷害補償保険金額(1名につき)」「搭乗者傷害(1名につき)(医療保険金:定額払)」「無保険車傷害」「自損事故」です。

人身傷害補償保険種類契約自動車の事故によって搭乗中の方が亡くなられた場合やケガをされた場合に、治療費や休業損害・逸失利益などを補償する保険
・「2台以上お車をお持ちの場合は補償の重複にご注意」と記載です。要するに、2台の車で、この選択を間違えると、余分な保険料を支払うという意味です。
契約自動車の事故によって搭乗中の方が亡くなられた場合やケガをされた場合です。「自動車事故補償」と「契約自動車搭乗中のみ補償」の2種類があります。前者は「歩行中や契約自動車以外のお車に搭乗中に遭われた自動車事故も補償」で、後者は「契約自動車の事故によって搭乗中の方が亡くなられた場合やケガをされた場合に限定して補償」です。
・「契約自動車搭乗中のみ補償」と「自動車事故補償」で比較です。28,420円と28,960円です。28,420円-28,960円=-540円(約2%)
・1年間で、この差額であれば、「自動車事故補償」にすべきと考えます。<三井:一般タイプ><チュ:搭乗中のみ特約なし><アクサ:搭乗中のみ特約なし>
人身傷害補償保険金額(1名につき)・「無制限」と「3000万円」で比較です。28,960円と28,470円です。28,470円-28,960円=-490円(約2%)
・1年間で、この差額であれば、「無制限」にすべきと考えます。<三井:1億円→無制限><チュ:無制限><アクサ:無制限>
搭乗者傷害(1名につき)(医療保険金:定額払)契約自動車に搭乗中の方が死傷された場合です。
・「なし」と「2000万円」で比較です。26,820円と28,470円です。26,820円-28,960円=-2140円(約7%)
・1年間で、この差額であれば、「2000万円」にすべきと考えます。不幸にして事故が起きた場合に、搭乗者には、精一杯の誠意と考えました。
・なお、「人身傷害補償保険」は実際にかかった費用や損害での補償となるため、保険金をお支払いするまでに時間がかかる場合があります。そのため、スピーディーに定額でお支払いする「搭乗者傷害保険」とセットで契約がおすすめ、と記載でした。<三井:2000万円><チュ:2000万円><アクサ:2000万円>
無保険車傷害・保険をつけていない車や、補償内容が不十分な車との事故により死亡または後遺障害を被った場合です。
・自動セットで「2億円」でした。<三井:2億円><チュ:2億円><アクサ:2億円>
自損事故・運転ミス等による自損事故(※)で契約自動車に乗車中の方が死傷し、自賠責保険かつ人身傷害補償保険による補償が受けられない場合です。
・自動セットで「1500万円」でした。<三井:人身傷害保険には自損事故傷害特約と同内容の補償が含まれます><アクサ:人身傷害補償特約で補償されます>

搭乗者傷害」に関するこぼれ話です。「高速道路での事故」で、搭乗者である私自身に対して、使用して「1万円」をすぐに入金でした。ケガ無し(治療無し、薬無し)でしたが、「医者の診断」が請求理由です。ただ、事故車の「スクラップ費用が2000円」であり、それを引けば、8000円になります。
・「搭乗者傷害」を使用しても「等級ダウン無し」と保険担当者から事前に聞いており、その通りでした。なお、本事故で「対物賠償」を使用したので、そちらで「3等級ダウン」でした。

車の補償

いわゆる「車両保険」です。無料画像です。

車両保険・補償範囲が広い「一般車両」と、補償範囲が一部限定された「車対車+限定A」があります。
・「一般車両(185万円、自己負担0~10万円)」と「なし」を比較します。97,680円と28,470円です。97,680円-28,960円=69,210円(約240%)
・年間約7万円なので、10年支払うと約70万円と高額です。前述の「対人賠償」「対物賠償」ように上限が見通せないモノではありません。「車両保険」は自分の車なので、上限が見通せます。年間約7万円であれば、貯蓄する方を私は選びます。従って、「車両保険なし」を選択です。
最初の自動車購入時点から、私は、「車両保険なし」です。<三井:車両保険なし><チュ:車両保険なし><アクサ:車両保険なし>

オプション補償

例えば、「対物差額修理費用補償特約」です。これ以外にも、他の特約として、「弁護士費用等補償特約」「車内外身の回り品補償特約(30万円)」「ファミリーバイク特約(人身傷害あり)」「自転車事故補償特約(賠償責任:1事故につき1億円 死亡・後遺障害:1名につき1,000万円 医療:定額払)」「個人賠償責任危険補償特約(1事故につき1億円)」があります。
・オプション補償は、「他保険との重複可能性」もあるので、くれずれも慎重にお願いします。要するに、「餅は餅屋」なので、専門の契約がお得な場合が多いです。うちでは、「個人賠償責任保険」を別途契約しています(後述)。

対物差額修理費用補償特約・対物賠償保険を付帯している契約に付けることができ、自動車事故により相手の車の修理費がその車の時価額を超える場合、修理費と時価額との差額のうち過失割合に応じて50万円を限度にお支払いする特約
・「特約なし」と「特約あり」で比較です。28,520円と28,960円です。28,520円-28,960円=440円(約2%)
・相手の車の修理費用が時価額を超えてしまう場合に50万円まで有効なので、事故の早期・円満な解決を期待して、「特約あり」です。<アクサ:特約あり>
他特約を追加でフル装備・上記「特約あり」と「フル装備」を比較です。28,960円と63,360円です。63,360円ー28,960円=34,400円(約120%)
・他の「個人賠償責任保険」にゆだねた方が良いモノもあり、「フル装備は無し」がご提案です。

・他にも、「車両保険」が条件ですが、「全損時諸費用保険金特約」「自宅・車庫等修理費用補償特約」「車両損害に関するレンタカー費用補償特約(車両損害時のレンタカー費用:支払限度日額5,000円)」もあるようです。

この「オプション補償」が「曲者」です。保険担当員の方から、「これも付与した方が安心ですよね(^^)」に「YES連発」で、すぐに2倍の保険料となります。もちろんの事ながら、必要な方を否定しませんが、くれぐれも「費用対効果」や「他保険との重複」の確認をお願いします。

自動車保険契約(事故対応)の概要

どんな補償があるのか、前述のケースで、概要をまとめておきます。忘れがちなのは、「他人の車を借りた場合」「歩行中や契約自動車以外」と考えます。追加保険料も非常に安価なのは、「非常に少ない場合のため」と理解しており、妥当です。その保険金額も含めて、再確認をお願いします。
・要するに、友達と旅行に行き、「友達の車を借りて運転」や「友達の車に搭乗中に事故」への対応となります。

運転者の範囲・非常に大切です。うちでは、「本人限定」にしています。ただ、他者が運転する可能性があれば、「限定しない」をお勧めです。
・くれぐれも、「保険の対象外の人が運転しない」ようにお願いします。
■相手側への補償 
契約自動車の対人事故(無制限)<対人賠償保険>
契約自動車による自動車事故により他人(歩行者、相手の車の搭乗者の方など)を死傷
・自賠責保険で足りない分を補填
契約自動車の対物事故(無制限、50万円)<対物賠償保険>
契約自動車による自動車事故により、相手の車や自転車、ガードレールや街灯など他人の財物
<対物差額修理費用補償特約>
・相手の車の修理費用が時価額を超えてしまう場合に50万円まで有効なので、事故の早期・円満な解決を期待。要するに、「通常、対物賠償保険では時価額を基準として保険金をお支払い」との事です。
他人の車を借りた場合<他の自動車運転危険補償特約>
・自動セットです。「対人賠償保険」「対物賠償保険」が対象です。
■ご自身・搭乗者の方への補償
契約自動車で搭乗中(無制限、2000万円)<人身傷害補償保険>
・無制限ですが、実際にかかった費用や損害での補償となるため、保険金をお支払いするまでに時間がかかる
<搭乗者傷害>
・2000万円ですが、スピーディーに定額でお支払い(「高速道路での事故」で、搭乗者である私自身に使用して「1万円」でした)
歩行中や契約自動車以外のお車に搭乗中に遭われた自動車事故(無制限)<人身傷害補償保険>
・「自動車事故補償」タイプの場合(「契約自動車搭乗中のみ補償」タイプは対象外)
保険をつけていない車との事故(2億円)<無保険車障害>
補償内容が不十分な車との事故も対象でした
・自動セットです。
運転ミス等による自損事故(1500万円)<自損事故補償>
・契約自動車に乗車中の方が死傷し、自賠責保険かつ人身傷害補償保険による補償が受けられない場合
・自動セットです。
■車の補償
契約自動車の補償<車両保険>
・うちでは、「車両保険なし」です。
・その保険料/保険金であれば、貯蓄を選択します。

・なお、各社で補償内容が異なり、また、最新情報では詳細変更の可能性もあるので、「ご自身で契約書確認」を行い、「慎重」にお願いします。

JAF契約(トラブル対応):費用対効果は?

・JAF契約(トラブル対応)です。最新HPで「入会金1500円+年会費4000円」と記載でした。「自動車保険のロードサービス」以外も対応可との事でした。
https://jaf.or.jp/individual/lp/ad/merit/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=search
・ただ、10年支払いで「1500円+40,000円=41,500円=約4万円」と高額です。私の場合の損得計算です。自動車保有が40年で考えました。

JAFへの総支払額・1500円+40年×4000円=161,500円=約16万円
私のJAF関連(トラブル)・40年間で一度だけの「キー閉じこみ」をしました。最新HPで、「15,230円約1.5万円」と記載です。数十年前ですが、当時の金額をJAFへ支払いました。なお、電話したら、あっという間に来てくれましたので、今でも満足です。
・40年間で一度だけ、前述の「高速道路での事故」です。当時の事故車体の「近場の整備工場へのレッカー移動」は、保険のロードサービス対応なので、「無料」でした。事故現場からの帰宅費用(約1万円)も入金により「無料」になりました。
・40年間で一度だけ、「バッテリー上り」でした。自宅まで来てもらいました。保険のロードサービス対応で、「無料」でした。
損得計算・約16万円ー約1.5万円=約14.5万円の得です。
最初の自動車購入時点から、私は、「JAFに、未入会」です。

・最新HPには、「会員数が約2000万人」とありました。国内の乗用車数は「約6000万台」なので、「3台のうち一人が入会」です。私のイメージよりも多い感覚です。また、最新HPでは、「バイクも対応」とか、「割引券もある」とか、記載がありました。これがメリットで皆さんは入会されているのでしょうか…
・会社HPによると「個人会員(年4000円)が1300万人」「家族会員(年2000円)が600万人」とありました。また、会社HPによると「年間救援回数が約200万回」だそうです。つまり、個人会員が車保有者(1300万人)とすると、約200万回/約1300万人なので、1年間で、1回/6.5人=0.15回/人になります。これは1年間なので、10年なら10倍となり、「10年で1.5回の救援」となります。
https://jaf.or.jp/about-us/overview

・従って、年間救援回数から考えると、「10年に1.5回の救援のために、10年で約4万の支払い」=「1.5回の救援に約4万円」となり、割が合わないと、私は思いました。「対人賠償」「対物賠償」のように上限が見通せないモノでは無いので…
・私と同じ結論の方を参考リンクです。https://news.livedoor.com/article/detail/16838585/

・ただ、このような救援も含めて、「10年で約4万円」以上のメリットを感じられる方を否定する気持ちは、一切ありません。ただ、「10年の支払い合計額」と「それに対応したメリット」の振り返りをしてはいかがでしょうか。以下のポイントもご参考に。

5%割引券を想定します。年額4000円の元を取ろうとすると、年額8万円×5%=4000円なので、その店に、「年額8万円以上で10年間」通う必要があります。また、そのようなお店は、スーパーの無料券置き場やネットでも割引をしているケースも多いです。メリットは、いかがでしょうか。

JAFの年間収入を試算すると、「約1300万人×4000円+約600万人×2000円=520億円+120億円=640億円」です。職員数が約3500人なので、「640億円/3500人=1830万円/人」となります。皆さんがこんなに高給取りとは思いません。リンク先の事業群で、ほとんどの費用をお使いと考えます。
https://jaf.or.jp/about-us/our-businesses

個人賠償責任保険:単独契約がお勧め

キッカケは、「自転車の事故補償」でした。高額なニュースを見かけました。例えば、前述の「自転車事故補償特約(賠償責任:1事故につき1億円 死亡・後遺障害:1名につき1,000万円 医療:定額払)」です。試算しました。加えて、「個人賠償責任危険補償特約(1事故につき1億円)」も行いました。
・なお、「本人+家族」を対象とするのが、一般的と考えます。月額210円の「Yahooちょこっと保険」がお勧めです。

自転車事故補償特約(賠償責任:1事故につき1億円)「特約なし」と「特約あり」の比較です。28,960円、32,610円です。32,610円-28,960円=3,650円(約13%)
自転車事故限定で、①(相手方への補償、1事故につき1億円を限度)、②傷害保険(死亡保険金、1名につき1,000万円)、③後遺障害保険金(1名につき40~1,000万円)、④医療保険金(1名につき一律5万円)です。意外と高額なのは、②③④付与が理由と考えます。
個人賠償責任危険補償特約(1事故につき1億円)・1事故につき1億円を限度
・「特約なし」と「特約あり」の比較です。28,960円、30,770円です。30,770円-28,960円=1,850円(約6%)
・上記よりも、自転車事故以外も含まれており、範囲が広いのに低額なのは、上記②③④が理由と考えます。
・下記の「Yahooちょこっと保険」よりも安価ですが、「1事故につき3億円」にしたいので、そちらを選択しています。また、自動車保険の契約時期と個人賠償責任保険のそれが異なるのも理由です。
上記の2契約・33,940円と上記の合計額よりは、安くなります。
■単独の個人賠償責任保険
Yahooちょこっと保険・お勧めの保険です。
・月額190円(年額2280円)で、「1事故につき1億円(月額150円)」で、加入タイプが「本人型」でも配偶者・家族の損害賠償を補償です。「障害入院保険金が1日500円(月額40円)」で、こちらは本人のみです。
https://insurance.yahoo.co.jp/member/plan/baisyo
・なお、うちは、月額210円(月額170円+月額40円、年額2520 円)で、「1事故につき3億円」としています。「安全サイド」が良いと考えます(なお、2019年6月契約時では、「1事故につき3億円」で月額160円でしたが、同条件で、2020年6月から月額210円とアップですが、やむを得ません)。ただ、他保険よりも、良いと考えます。
セゾン自動車火災保険・上記の以前は、月額300円(年額3600円)でした。上記の保険を見つけたので、乗り換えました。
・セゾンカード限定ですが、「1事故1億円まで補償」「ご自身のみではなく ご家族(配偶者やお子様)も補償の対象」です。https://hoken.saisoncard.co.jp/lp/svp/ad_b/

「三井ダイレクト」等の自動車保険

前述までは、「SBI損保」をベースにしましたが、他保険も参考記載します。

三井ダイレクト

・同様な条件で、見積りを行いました。例えば、前述の表内に「対人賠償<三井:無制限>」が見積り条件です。インターネット契約割引4000円後で、34,440円でした。なお、人身傷害1億円→無制限で35,050円となります。なんか高額だな…と考えました。再確認したところ、18等級で計算していました。これは間違いなので、19等級で、三井ダイレクトさんに電話して、再見積もりしてもらった所、34,940円(基準値)が33,730円となる程度であり、そんなに減額になりませんでした。
無制限で35,050円と「SBI損保」28,960円との差は、約6000円です。三井ダイレクトさんに確認した所、「インターネット割引の差(10,000円と4,000円)」との回答でした。

チューリッヒ

・同様な条件で、見積りを行いました。例えば、前述の表内に「対人賠償<チュ:無制限>」です。32,590円でした。なお、運転者限定で「本人+配偶者」しなく、「SBI損保」よりも対象範囲が広いです。(参考ですが、ロードサービス無しにすると、31,340円となり、少しだけ減額です)
・「26歳以上→30歳以上」にすると、30,310円と少し安くなりますが、制約が増えるので、避けました。「本人限定」の場合、自分の年齢から考えて、「30歳以上」でも良いのですが、「年齢を限定しない」を選んだ場合は、誰が運転するか、分からないので、制約は少ない方が良いです。悩みどころです。

アクサダイレクト

・同様な条件で、見積りを行いました。例えば、前述の表内に「対人賠償<アクサ:無制限>」です。28,730円でした。なお、運転者限定で「本人+配偶者」しなく、「SBI損保」よりも対象範囲が広いです(うちの場合は、配偶者が運転しないので、「本人」「本人+配偶者」で差が無しですが…)。なお、「他の自動車運転危険補償特約」「被害者救済費用等補償特約」の自動付帯に関して、記載場所が分かりにくく、コールセンターで確認したところ、以下のリンク先に記載でした。また、「保険証不発行」にすると割引有りの保険会社が多いのですが、「保険証不発行にしても割引なし(コールセンターで確認済み)」でした。
https://www.axa-direct.co.jp/auto/services/coverages/list.html

4つの保険の比較

「アクサダイレクト(28,730円) < SBI損保(28,960円) < チューリッヒ(32,590円) < 三井ダイレクト(35,050円)」の結果でした。インターネット割引額が大きい、「アクサダイレクトか、SBI損保」で、契約予定です。「本人+配偶者」が必須の方は、「アクサダイレクト」がお勧めです。(なお、「26歳以上」「運転者限定しない」にすると、「アクサダイレクト(31,050円)」「SBI損保(31,360円)」となります。)

・アクサダイレクトは、それぞれの小計が記載なので、以下に転記します。「相手方で約70%」「ご自身や同乗者で約30%」は、参考情報として覚えても良いかもしれません。

ノンフリート等級・19等級(事故有係数適用年数1年)
運転者範囲・「26歳以上」「本人+配偶者」
事故の相手方への補償・対人賠償「無制限」、対物賠償「無制限」、対物全損時修理差額費用補償特約「50万円」
・小計26,210円
ご自身や同乗者への補償・人身傷害「無制限」、自損事故「人身傷害で補償」、無保険車「2億円」、搭乗者傷害「2000万円」
・小計10,520円
ご自身のお車などへの補償・車両保険「なし」
ロードサービス・無料
合計・26,210円+10,520円=36,730円
インターネット割引8000円後で、28,730円

各社保険料の差の理由

本記事が参考になります。
https://www.hokende.com/damage-insurance/car/columns/about_premium

・要するに、「保険料=純保険料+付加保険料」です。「付加保険料(予定事業費率)」は、事業運営コストであるため、企業の力が問われます。また、「純保険料」も、「予定損害率」を掛けるため、例えば、「年齢が高い人」は事故を起こす確率が低くなるので、保険料が安くなります。

まとめ

・要するに「自動車保険を、項目別により安く」の観点の記事です。
・自動車保険契約(事故対応)とJAF契約(トラブル対応)の実体験に基づくガイドライン(標準)です。なお、自動車保険料総額は、各契約項目での各社保険料を限界まで下げている保険会社間では、「インターネット割引の差が大きい」ようです。
・「自動車保険」は、上限が見通せない「(相手側)対人賠償/対物賠償」「(搭乗者)人身傷害補償」は、「無制限」にする。上限が見通せる「車両保険」は、「なし」が候補(差額を貯蓄する)。オプション補償は、他契約(個人賠償責任保険)との重複可能性もあるので、慎重に。
・「JAF」の平均救援数より、「1.5回の救援に約4万円」を強く意識して契約する。最初の自動車購入時点から、私は、「JAFに、未入会」です。実体験として、自動車保険のロードサービスで十分でした。
・関連する「個人賠償責任保険」は、月額210円の「Yahooちょこっと保険」がお勧めです。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2021年6月26日
更新日:2021年7月12日(「三井ダイレクト」等の内容追加)

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