舞茸は、美味しいですよね。うちでは、自家栽培にトライしたので、ご報告です。
・松茸も貴重品ですが、天然の舞茸も希少価値が高く、「見つけると嬉しくて、舞い踊る」と言われているので、「舞茸」だそうです。
・本記事の1分間紹介動画「舞茸の自家栽培」です。よろしければ、どうぞ。
舞茸の栄養素
「舞茸」の栄養素で注目するモノを以下に示します。特に、「抗がん作用」が良さそうです。
βグルカン | ・抗がん作用 ・免疫力アップ |
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ビタミンB2 | ・お肌の健康を保つ ・メラニンの生成も抑える |
ビタミンB1 | ・疲労回復の効果(きのこの中で多い) |
舞茸「菌床」の購入
舞茸の自家栽培では、「原木栽培」と「菌床栽培」があります。「原木栽培」は、過去に水分コントロールで失敗した(乾燥し過ぎ)ので、今回は、「菌床栽培」に挑戦しました。土に埋めておけば、「ほったらかし栽培」が可能なので、手間いらずで、安心です。
・こちらを購入しました。「えぞまいたけ育成キット(菌床が5個)、1650円」で販売されています。送料が10個単位との事だったので、うちでは、「1650円×2(菌床が10個)+送料2370円(クール便)=5670円」としました。https://ezomaitake.jp/category-11/category-9/product-116/
・中には、メーカーマニュアル「植え付け方法(植え方)」が入っていました。以下です。これに基づいて、植え付けします。
舞茸「菌床」の植え付け方法(植え方)
STEP⓪:植え付け場所の確保
メーカーマニュアルには無いのですが、「植え付け場所の確保」が最初に必要です。条件は、「湿り気があり、乾燥し過ぎない場所」としました。うちの場合は、庭の奥のブロック堀の下にしました。直射日光も弱く、「ジメジメ」しているので、選びました。
・スコップで、10cm弱を掘りました。
STEP①:菌床を土に並べる
メーカーマニュアル通りに、菌床ブロックの6面の内、1面のビニールをカッター活用で、剥がします。その2個を合わせて、土に並べます。
・土に並べる際は、ビニール袋を縛ってある方を下面(地面側)にして、平らな方を上面(空側)でお願いします。菌糸が、どんどん、地面の中に伸びるはずです。
・土に並べた後に、以下の様に、埋め戻します。上面から、「舞茸」が発芽するので、うちでは、「上面を土で被せないように」にしました。「土」があると、「舞茸」に「土」が混ざり、ジャリジャリするとのネット記事を参考にしました。メーカーマニュアルでも「土:2cm」か「藁:3cm」と記載がありました。
・上面「ビニール」でフタしているので、「舞茸」の発芽が出にくい可能性があります。メーカーマニュアルには、記載が無いのですが、「切った方が良い」と「切らなくて良い」と2種類のネット記事でした。うちでは、5個づつ、半々にしました(カッターでの切込みは、上面に大きな十字です)。
STEP②:上からフタをする(「遮光ネット」がポイント)
上を「土」では無く、「落ち葉」が良いとネット記事にありました。それを参考にして、「田舎の堆肥」をかけました。「落ち葉」が手に入るのであれば、それが良いです。例えば、「完熟堆肥、田舎の堆肥、25L、3袋、約3000円」です。
・乾燥を防ぐため/日を遮るために、「遮光ネット」が必要です。要するに、森の中を再現です。「遮光ネット」は、「トンネル支柱、5個、298円(ホームセンター)」で支えます。なお、メーカーマニュアル通りに、「水やり」も忘れずに。
・例えば、「遮光ネット、2×2m、約900円」です。
セフティー3 遮光ネット ハト目加工 遮光率約75% 幅2m×高さ2m
・「遮光ネット」で覆った後に、その端に、「重し」を置いて、完成です。
STEP③:楽しみに待つ
メーカーマニュアルによると、「春(1~5月)の植え付けで、その年に秋(9月中旬)」に収穫との事なので、楽しみに待ちます。「1度の植え付けで、2~3年収穫をお楽しみいただけます」も記載でした。以下の様に、出来ると嬉しいです。
・育て方(栽培法)は、簡単です。「ほったらかし栽培」「基本的に放置(時々、水かけ)」です。今夜に食べた市販品の「舞茸鍋」を示します。早く、うちの舞茸を食べたいです。
・後日談です。半年経過の2022年9月25日です。「落ち葉」の代わりに、「田舎の堆肥」でカバーしたのですが、土に接した部分が完全に分解し、むき出しになっていましたが、水分はキープされています。2枚目が、10月8日「お~、発芽した」と10月15日と10月18日です。すごい成長速度で、嬉しいです。
・10月20日と10月23日の写真です。美味しく頂きました。
後日談の1
2022年10月23日現在で、以下の場所から5か所の発芽です。要するに、「中央部分から発芽無し」です。その可能性として、「合わせた面が未接合(要するに、雑菌や隙間)で、菌が繁殖しにくかった」、「ビニール袋を縛ってある方を下面(地面側)にしたが、中央部分だけ隙間無しで、土に菌が繁殖しにくかった」等を考えました。ただ、「後日談の2」をご確認ください。別の理由でした。
・なお、収穫時は、「根本は完全に切り取る」が良いです。理由は、「カビ等の発生を避ける」ためです。
後日談の2
重要情報です。2022年11月12日に「中央部分から発芽無し」を調査しました。1枚目左上が分かりやすいのですが、上面「ビニール」に切り込み無しのため、「発芽しているのに、成長できなかった」です。要するに、上面「切り込み」が重要です。
・2枚目の四角部分が調査個所ですが、1枚目右上でも分かるように、ジメジメしています。ジメジメ無しにするためにも、「切り込み」が重要です。次回は、2枚目に示していますが、「大きな×での切り込み」予定です。
まとめ
舞茸の自家栽培です。作り方は、「STEP⓪:植え付け場所の確保」、「STEP①:菌床を土に並べる」、「STEP②:上からフタをする(「遮光ネット」がポイント)」、「STEP③:楽しみに待つ」です。
・特に「STEP②」で「水やり」を忘れないようにお願いします。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2022年2月18日
更新日:2022年9月25日(半年経過後で、未だに発芽せず)
更新日:2022年10月8日(発芽です。嬉しいです。)、10月13日~23日
更新日:2022年11月12日(発芽しない理由の明確化)
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