気ままな独り言

【メダカ】毎年、メダカ卵の孵化に成功中です(ポイントは、三つ)

メダカ歴の中級者です。毎年、メダカ卵の孵化に成功中です。試行錯誤の結果として、ポイントは、三つです。本記事で、ご報告です。

雲くん
雲くん
試行錯誤の時代が長かったのですが、やっと、安定してきました。

うちのメダカ飼育環境

試行錯誤の結果として、ポイントは、三つです。以下で、ご報告です。

メダカ卵の孵化(ポイント①:卵の回収)

メダカ卵の孵化(ポイント①)です。「卵の回収」です。市販の孵化セットでは、卵の回収率が低く、そもそも、数か月に渡って、産卵時期を迎えるので、どうしても、「稚魚(針子)を親メダカが食べてしまう」事故が頻発します。
・そこで、「卵ケースで、稚魚まで、育てる」ために、「藻に卵を付着させる」がポイントです。以下に、その様子を示します。1枚目の様に、抱卵メスを、大きなタモで、優しく捕まえます。あらかじめ、少しの藻を入れた「卵ケース(卵の回収用)」に、抱卵メスを入れます。

  

・半日(一晩)もすると、以下の様に、抱卵メスの卵が、全ての卵の藻に付着します。「卵ケース」を傾けて、メスを開放します。お疲れ様でした。

・藻を使用するのは、コストゼロ円も理由ですが、小さくちぎって、「卵ケース」で、次々と藻に卵を付けて、それを「稚魚ケース」に移動させて、数か月に渡り、連続孵化が可能となるからです。「藻」は、例えば、「ウィローモス、国産、無農薬、10g、約700円」です。


(水草)国産 ウィローモス 1カップ 約10g(無農薬) メダカ 金魚藻 em

メダカ卵の孵化(ポイント②:水流有り)

メダカ卵の孵化(ポイント②)です。「卵をカビさせない」です。そのためには、ある程度の水流が必要です。前述の「卵付き藻」を、「稚魚ケース(稚魚育成用)」に移動させます(掬いあげて、空中移動で、問題ないです)。なお、卵付き藻の移動には、大型スポイドを用いています。大型スポイドを用いるのは、ガラス面だからです。箸等では、卵が箸に付着してしまいますので…
・「稚魚ケース」に移動後ですが、以下の様に、フィルターのブクブクが、「稚魚ケース」の淵に当たる様にしているので、ある程度の水流が発生します。

・そもそも、「有精卵(透明なまま)」と「無精卵(白くなる)」の二種類になるのが自然です。「無精卵(白くなる)」は、数日もすると水カビが発生します。ただ、水流無しと水流有りを比較すると、圧倒的に後者の水カビ量が少ないです。また、酸素の供給面でも有利です。
・水カビは、近くにある「有精卵(透明なまま)」にも広がるので、「無精卵(白くなる)」を除去した方が望ましいのですが、メダカ卵は、非常に小さいので、除去困難です。水流有りにより、孵化率が向上しました。

メダカ卵の孵化(ポイント③:稚魚の餌)

メダカ卵の孵化(ポイント③)です。「稚魚(針子)の餌」です。稚魚(針子)の餌の選択は、難しいのですが、うちでは、「1時間以上も沈まない」餌で、解決しました。関連記事「【メダカ】メダカの針子(稚魚)の餌のベストな選択「1時間以上も沈まない」」です。
・「コメット、針子メダカの餌、20g、約200円」です。「浮遊性タイプ」と記載があります。他の餌との比較も、関連記事で行いましたが、これがベストでした。


コメット【孵化したばかりの稚魚(針子)用フード】針子メダカの主食20グラム

・耳かき一杯程度を与えると、全面に広がります。写真は、針子メダカが中央部分の食事後です(食べたので、水面があいています)。食いつきも良いです(ニンニクも入っている様です)。「1時間以上も沈まない」です。優れ物です。2枚目が、孵化して、1日目の稚魚(針子)です。大きくなります様に。

  

・うちでは、次々と孵化するので、「稚魚ケース」で、親メダカに食べられない大きさになるまで、数か月間以上の育成です。なお、本餌は、全面に広がるので、「稚魚ケース」が不可欠です。もちろんの事ながら、「親メダカに食べられない」ためにも、必要です。関連記事「【メダカ】メダカの針子(稚魚)の生存率アップの大事なポイント(親水槽と分ける)」もご参考です。

「卵ケース」と「稚魚ケース」について

本記事では、「卵ケース(卵の回収用)」と「稚魚ケース(稚魚育成用)」を使用しています。同じ製品で、例えば、「メダカ、水作、フロートボックス、約750円」です。


水作 フロートボックス

・「稚魚ケース」は、水流有りのため、スリット有りの本製品は不可欠です。ただ、もう一方の「卵ケース」は、半日(一晩)だけなので、スリット無しでも良いかもしれませんが、抱卵メスの酸素不足もデメリットなので、本製品をおすすめです。

「卵ケース=稚魚ケース」とした場合のミス

上記の様に、「卵ケース」と「稚魚ケース」を別々としていますが、当初は、「卵ケース=稚魚ケース」と1個で運用していました。
・ある意味、予想通りですが、抱卵メスが、稚魚(針子)を食べる事故が頻発しました。1個での運用は、避けた方が望ましいです。以下が、水槽のレイアウトの一例です。

まとめ

メダカ歴の中級者です。毎年、メダカ卵の孵化に成功中です。試行錯誤の結果として、ポイントは、三つです。本記事で、ご報告です。
・「卵の回収」「水流有り」「稚魚(針子)の餌」となります。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2024年4月29日

関連記事

本記事で紹介した関連記事「【メダカ】メダカの針子(稚魚)の餌のベストな選択「1時間以上も沈まない」
関連記事「【メダカ】メダカの針子(稚魚)の生存率アップの大事なポイント(親水槽と分ける)

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