「水作エイトコア」を愛用しています。3年になります。使い勝手が良く、拡張性も高く、「水作ボトムプレート」とも相性が良いです。水槽用フィルターの最終形です。
・写真多めで分かりやすさを心がけました。また、実際の感想を丁寧に記載です。
水槽用フィルターは、色々なタイプがあり、悩みます。何がベストなのでしょうか?
・本記事のミニ紹介動画「【水作エイトコア】水槽用フィルターの最終形(拡張性と掃除:水質劣化対策)」です。よろしければ、どうぞ。
水槽用フィルターの検討
どんな水槽用フィルターが良いのか、すごく、悩みました。電動ポンプで水を吸い上げて、「外部フィルター」に流すタイプもあります。ただ、フィルターの掃除が大変そうであり、設置場所も大型化します。
・うちでは、以下の理由から、「水作エイトコア」にしました。「水作エイトコア、Mサイズ、約1100円」です。うちでは、水槽の大きさに合わせて、「Mサイズ」としました(「Sサイズ」「Lサイズ」もあります)。感覚として、大きめサイズの方が「ろ過性能」に余裕があるので、お勧めです。
①電動ポンプと一体型 | ・電動ポンプで水中に空気を投入したいです。 ・その電動ポンプと一体型(投げ込み式)なので、省スペースです。「フィルター棚」は、水面上に設置ですが、これは、「水中内で完結」です。 |
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②底砂への水流発生 | ・「外部フィルター」では、電動ポンプで水を吸い上げますが、その吸い込み口は、通常、水中なので、底砂に水流が発生しにくいです。 ・これは、「底砂近くに水流発生」なので、底砂の健康に良さそうです。 |
③フィルター機能の充実 | ・本体内部に、「水質改善カートリッジ」を追加可能なので、フィルター機能がより充実します。詳細を後述します。 |
④ボトムプレートとの組み合わせ | ・「ボトムプレート」(底面式)と組み合わせると、「底砂の下に水流」が発生可能です。詳細を後述します。 ・なお、「底砂(砂利)」では、使用可能と考えますが、「土タイプ」であれば、「ボトムプレート」の下に「細かい土」が溜まってしまいます。掃除の頻度アップで解決するかもしれませんが、それがデメリットなので、ご注意ください |
・要するに、下図のように、電動ポンプの空気が下から上に抜ける際に(エアリフト方式)に、水を巻き込んで、「マットで繁殖した微生物により、ろ過」されます。メーカーHPもリンクしておきます。なお、「透明ケース」なのも、本体内部の「マットの変化」が見えるので、メリットです。
https://www.suisaku.com/product/eight/6/
・他社では、「ジェックス、ロカボーイ、Mサイズ、約600円」です。ただ、「拡張性」の観点で、購入しませんでした。
ジェックス ロカボーイM バクテリアパワー 生きたろ過バクテリア+活性炭マット
・電動エアポンプは、例えば、「電動ポンプ、水作 水心 SSPP-3S、エアー量調整可能、約2300円」です。なお、うちでは、振動音を抑えるために、針金で吊るしたので、静かになりました。電動エアポンプの放熱の面でも良さそうです。
水作 水心 SSPP-3S
③フィルター機能の充実(拡張性)
本体内部に、「水質改善カートリッジ」を追加可能です。拡張性が高いです。
・うちでは、「ろ過材、多孔質、1L、約1800円」をその中に入れています。カートリッジに入るように、「ろ過材」の小さ目サイズを選抜しています。メーカー説明では、「1Lあたり約450㎡もの広い表面積」「適当な直径の孔による多孔質なのでろ過バクテリアのコロニー形成に最適の条件を備えています」です。良さそうな気がしています。
エーハイム サブストラットプロ レギュラー パッケージなし 1L
「水作エイトコア」の感想
うちの水槽での活躍の様子です。空気がブクブクと出ています。いい感じです。こんな感じで、3年になります。
・なお、メーカーHP写真とは異なり、「マットが色付き」ですが、これは、微生物(バクテリア)が住み着いている証拠なので、問題ありません。逆に住み着いていないと、「ろ過性能」が発揮されないので…
・なお、前述の「水質改善カートリッジ+ろ過材」のモノを、「本体上部にも追加」して、ダブルで、ろ過性能を高めています。
「水作エイトコア」の具体的な掃除
具体的な掃除の様子のネット記事が見当たらないので、参考情報として、載せておきます。工夫した点も記載です。うちでは、「1か月に一度」の頻度です。
【本体の下部】
・下部には砂利が入っていますが、それを取り去った様子です。大事なのは、空気穴の詰まりです。「竹串で空気穴を掃除」します。詰まると、空気が通らなくなり、ブクブクが弱くなりますので…
・次の写真は、砂利を戻す際の注意事項として、「中央の空気穴を指で押さえる」です。これをしておかないと、「中央の空気穴」に砂利が入り、空気穴を塞いでしまいます。
・そして、「竹串」で石の表面を平ら(「中央の穴」に小石が入らないように注意)にして、最後に、中蓋を戻します。
【本体の上部】
・本体の上部は、藻の発生もあります。「タワシ」でも良いのですが、うちでは、それよりも「固いブラシ(100均)」を使用しています。水草/藻がこびりついているので、「固いブラシ」で無いと、なかなか、取れません…
【本体のマットと水質改善カートリッジ】
・「マット」が汚れています。微生物の繁殖が理由ですが、繁殖しすぎると塊が発生して、「マット」内での水流も弱くなります。
・なお、常温の水道水で、塊を洗い流す様にお願いします。熱水では、微生物が死滅する可能性が高いです(リセットしたい場合を除いて)。
・「水質改善カートリッジ」内の「ろ過材」も中から出して、水道水で軽く流します。「メンテナンスが楽/簡単」です。なお、「マットの上部/下部」のプラスチック箇所も、ブラシ等で綺麗にします。3枚目の写真が、洗浄後です。
フィルターの交換方法
ただ、フィルターが少しヌルヌルしてきたら、交換時期と考えます。急に交換すると、水質劣化の危険性もあるので、フィルターにバクテリアが着いてからが望ましいです。「新しいフィルター」を購入して、以下のように立ち上げています。上部にあるのが、「新しいフィルター(カラーワイヤーで水槽の淵に引っ掛け)」です。エアーで水流が発生するので、一週間くらいで色が着いてからが望ましいです。
・交換目安について、以下の「洗浄後の写真」です。左が約3か月、右が約6か月です。約3か月はフィルター内に水が通りそうですが、約6か月は、詰まっている感がします。うちでは、右に近くなれば、交換しています。
④水作ボトムプレート(水作ボトムフィルター)との組み合わせ
メーカーHPでも推奨されている使い方です。「砂利の中に飼育水を通すことにより生物ろ過能力が強化され、より良い水づくりを実現します」と記載です。注意事項は、「水作エイトコア、Sサイズ/Mサイズ」だけで、「水作エイトコア、Lサイズ」では使用不可の点です。
https://www.suisaku.com/product/eight/56/
「底砂の下に水流」を発生させています。「水作エイトコア」+「水作ボトムプレート」を組み合わせた写真です。例えば、「水作ボトムプレート、1枚、約230円」です。うちの場合は、計8枚(2×4)を使用です。
水作 ボトムフィルタープレート スクエアタイプ 1枚入り
これを、底砂の下に入れます。次の写真以降で、作業手順です。
・まず、底砂を移動させます。「手で水流発生」が、早かったです。「底砂を無し」に出来ます。スコップ等を使っても良いのですが、どうしても、最後は底砂が残るので、最初から「手で水流発生」が効率的でした。
・次に、ボトムプレートを沈めます。そして、他のボトムプレートと連結です。ただ、以下の写真では、「他のボトムプレートの向きが間違っている」ので、うまく連結できないです(連結方法を後述します)。水槽の中で、「水作エイトコア」の場所(水槽の左奥が良いです)を決めてから、ボトムプレートの連結がスムーズな向きで設置(セット)をお願いします。ご注意ください。
・以下の写真のように、底砂をかけて、作業終了です。水槽の左奥の「水作エイトコア」でブクブクすると、計8枚の「ボトムプレート」がつながっているので、底砂の下部全体に水流が発生している感覚をお楽しみください。
・ボトムプレートの連結方法です。前述では、向きが間違っていました。最初に、向きを合わせて、2枚を組み合わせて、その2枚を連結でお願いします。「小さい丸」と「大きい丸」で向きが分かります。
「水作ボトムプレート(水作ボトムフィルター)の使用是非について」
なお、関連記事「水作ボトムプレート(水作ボトムフィルター)の使用是非について」です。再検討した結果、以下の様に「水作エイトコア+ボトムプレート1枚」の使い方が、優れていると考えます。
・「水作ボトムプレート」が適するケースと適さないケースも、本関連記事に記載しました。
まとめ
「水作エイトコア」を愛用しています。3年になります。使い勝手が良く、拡張性も高く、「水作ボトムプレート」とも相性が良いです。水槽用フィルターの最終形です。掃除もしやすいです。水質劣化対策の観点です。
・写真多めで分かりやすさを心がけました。また、実際の感想を丁寧に記載です。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2021年4月4日
更新日:2021年9月20日(フィルター交換時期の目安写真を追加)
更新日:2023年3月7日(本記事のミニ紹介動画をリンク)
関連記事
・記事内での「水作ボトムプレートの使用是非について」を参考リンクです。再検討した結果、「ボトムプレート1枚」が良いと考えます。https://daijoubudayo.com/diary/bottom_plate/
本記事③も含めた「水槽関連」の記事マップです。例えば、「水槽の立ち上げ」「水槽の部材/道具」「水槽で飼うもの/飼い方」です。ご興味があれば、下記の記事リストからどうぞ。
・なお、「アルミのミニ格子(水槽の猫対策)の作り方」も参考リンクしておきます。https://daijoubudayo.com/diy/aluminum_latticedoor/
・上記も含めた本ブログの「気ままな独り言」カテゴリー(水槽関連、ブログ関連、仕事、猫と人間)の記事リストです。他の記事も、どうぞ。
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