Windows8.1延長サポート終了が2023年1月10日に迫っています。必ず、新パソコン購入では無いです。ただ、うちでは、検討した結果、Windows11パソコンに6.5万円で納得して乗り換えたので、ご報告です。
・ワード/エクセル/ネット検索で利用可能です。今後の新パソコン購入の方にも、参考になると考えます。
うちの旧パソコン
うちの旧パソコンは、「東芝Dynabook「T654」」です。2014年2月発売です。長い間、お世話になりました。購入当初は、「Windows8.1」でしたが、「Windows10」に無償アップグレードして使用していました。
・ちなみに、「Windows8.1→Windows10無償アップグレード」は、2016年7月29日で終了しており、現在は、有償アップグレードになっています。
「Windows8.1」延長サポート終了で、どう対応?
「Windows8.1」延長サポート終了日が、2023年1月10日です。
・以下の対応方法が考えられます。なお、ネットワーク接続無しなら、ウィルス対策が不要なため、そのまま継続使用も可ですが、ネットワーク接続を前提とします。
・なお、「延長サポート終了日:これ以降は、セキュリティ更新プログラムの提供なし」、「サポート終了日:これ以降は、セキュリティ更新プログラムの提供あり」が異なりますので、ご注意ください。
①「Windows8.1」継続使用 | ・ウィルス脅威があるので、ダメ |
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②「Windows10」無償アップグレード版(うちのパソコン)を継続使用 | ・記事「OS にはサポート期限があります!」によると、「Windows 10 Home and Pro:2025年10月14日サポート終了」です(ただ、延長サポート終了日は、これ以降なので、慌てる必要なしです) |
③「Windows11」有償アップグレード版(うちのパソコン)を継続使用 | ・記事「OS にはサポート期限があります!」によると、「Windows 11 Home and Pro (Version 21H2):2023年10月10日サポート終了」です(ただ、延長サポート終了日は、これ以降なので、慌てる必要なしです) ・なお、記事「Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説」で、「PC 正常性チェック アプリ(プログラム導入後)」で確認しましたが、「Windows 11 へのアップグレード要件を満たしていない(最小システム要件を満たしていません)」となるので、ダメ (特に、「プロセッサがWindows11でサポートされていない」が致命的でした) ・アップグレード要件を満たせば、記事「Windows 11 Home/Proの価格」に記載の通り、2万円弱~3万円弱となります。 |
④「Windows10かWindows11」で新規パソコンを購入 | ・うちの場合は、2014年からの使用パソコンなので、約8年間経過です。今回、新規購入とすれば、2022年~2030年の8年間が目安です(中古パソコンは、長期間使用に不安があり、避けました)。 ・本観点で、記事「OS にはサポート期限があります!」に記載の通り、「最低5年間のメインストリーム サポートと最低 5 年間の延長サポート (合計最低10年間) 」とすれば、「Windows10」が2015年~2025年、「Windows11」が「2021年~2031年」となるので、価格が同レベルであれば、「Windows11購入が賢明」と考えました |
・①が、本記事のキッカケでした。2014年からの古いパソコンも理由で、③がダメなので、残る選択肢は、②か④です。今後、「2022年~2030年の8年間」を見据えて、「Windows11の新規購入」で「10万円未満」が可能であれば、④を選択しようと決めました(要するに、「10万円未満」で無ければ、当面、②の継続使用で)。
「Windows11の新規購入」を検討(海外メーカー中心で)
「Windows11の新規購入」で「10万円未満」です。以下が検討順とその結果です。ワード/エクセル/ネット検索の用途を想定しました。
<価格com>
・価格comのHP「モバイルノート」で、1605種類です。絞り込み条件を以下に示します。
画面サイズ | ・14型以上(あまりに小さくても見づらいので…) |
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CPU | ・Core i5(Core i7は高価で、Core i3は性能が足りな目) |
メモリ | ・8GB(動画処理ソフト使用なら、16GBは欲しい所ですが、ワード/エクセル程度なので) |
SSD(ストレージ) | ・256GB~512GB未満(多量な動画保存の必要も無いので) |
オフィスソフト | ・MS-Office無し(ワード/エクセルが利用可能な「WPS Office」でも十分なので):ただ、最初は特に選択無しで広めで |
OS | ・Windows11 Home、Windows11 Pro(「Windows11」が必要) |
光学ドライブ | ・無し(うちは、外付け「光学ドライブ」も保有しているので) |
質量 | ・2kg以下が望ましいです |
価格 | ・10万円未満 |
・念のため、記事「Windows11の仕様」で要件確認しておきます。「プロセッサ: 1ギガヘルツ (GHz) 以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)」、「メモリ:4ギガバイト (GB)」、「ストレージ:64GB以上の記憶装置」なので、上記まとめ表は、これを満たしています。
・絞り込み結果は、24種類でした。「約10万円以下」が以下の通りですが、海外メーカー中心で、「Lenovo」「Dynabook(国内メーカーですが…)」「Dell」「ASUS」が候補です。ちなみに、「Lenovo(2番目)」「ASUS(6番目)」は、「MS-Office有り」なので、期待が持てます。
・ちなみに、「20万円弱」を見ると「VAIO」「Panasonic」であり、やはり、有名国内メーカーは高そうです。なお、「不必要なソフトもプレインストール」されており、これも、高価になっている要因と考えます。
・これらメーカーから、「Office無し」ではなく、本命の「WPS Office」品を探しました。各メーカーHPで、「直販モデル」中心に探しました。地道な作業で、半日掛かりました。上記、一覧表が役に立ちます。
選択すべきCPUについて(シングルタスクは、Intel)
選択すべきCPUですが、記事「RyzenとIntelの違いを比較、どちちを選ぶべきか目的別に提示してみた」が参考になります。「Ryzen、Intelともデスクトップ向け、ノート向け、低消費電力版など多くの製品が発売されており、製品間の違いが非常に大きい」と記載があります。
・今回、ワード/エクセル/ネット検索なので、「Intelはシングルコア性能が高く、単一のアプリケーション処理(シングルタスク)を高速に処理することができる」から、うちでは、「Ryzenでは無く、Intel」を選択しました。目的別で、「ゲーム」「クリエィティブ」「オフィス」「プログラミング」でも、「オフィス(ノート):Intel」と記載がありました。「実際に会社の標準PCでもRyzenが採用されているとこなど聞いたことがない」も、実感があります。
・また、「Intel:Core i5」選択ですが、「Ryzen5」との比較も、記事「性能比較:9は同等レベルだけど、 7/ 5はCoreが大きく有利」と記載でした。「Intel:Core i5」が有利との事です。ただ、「Core i9:~94,800円、Core i7:~65,800円、Core i5:~51,800円」、「Ryzen 9:~92,500円、Ryzen 7:~55,800円、Ryzen 5:~41,800円」なので、「Core i5」の代わりに「Ryzen5では無く、Ryzen7」も、選択枝ですが、「Core i5」の方が、「Ryzen7」よりも、優れている性能でした。申し添えておきます。
結果として、6.5万円「ASUSパソコン」を購入
上記作業の結果として、以下の「ASUSパソコン」を購入しました。「ASUS X515JA (X515JA-BQ129W)、発売日:2022年5月9日」です。クリスマス期間のクーポンコード活用し、「64800円=約6.5万円」でした。ただ、元の「89800円」でも、安いレベルと考えます。
・例えば、「ASUS ノートパソコン X515JA ( Core i5-1035G1 8GB 256GB 15.6インチ、約8万円」です。上記のクーポンコード無しよりも、安いです。
・特に重要なCPUを、念のため確認しました。「Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ」で、本パソコンの「i5-1035G1」有りなので、安心しました。
新パソコンのシステムバックアップを最初に行う
新パソコンの購入後にすぐに行った方が良い事が、「システムバックアップ」です。そもそも、購入直後は正常動作なので、その状態で「システムバックアップ」が理想です。
・記事「[Windows 11/10] コンピュータを復元するための Windows システムイメージの作成と使用方法」が参考になります。2つの作業となります。
・「①回復ドライブの作成」です。「32GB以上」なので、例えば、「USBメモリ、32GB、ノックスライド式(蓋なし)、約800円」を購入、作成しました(個人データは、入りません)。「蓋なし」がおすすめです。
・次は、「②システムイメージの作成(個人データも入る)」です。こちらは、システム容量等を加味して、それ以上の大容量が必要です。
<うちの場合> ・ただ、上記リンク先で、「①:システムファイルは入れなくても、②で対応するので大丈夫」と記載がありましたが、「①:システムファイルも入れる」を選択しました。その選択も加味して、「②」は、数か月後対応の予定です。 ・作成結果は、「使用領域:11GB、空き領域:18GB(ファイルシステム:FAT32)」なので、32GBで余裕あり、です。 |
バッファロー USBメモリ 32GB ノックスライド式 USB3.2(Gen1)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0 充実サポート RUF3-KS32GA-BK/N
・上記「②」に関連しますが、また、「③手動作業」で、旧パソコン内の個人データ(約60GB)は、上記のUSBメモリにコピーして、新パソコン内に、コピーしました。今後は、上記「②」と「③手動作業」をうまく組み合わせて、バックアップをしたいと考えます。
購入後の実感
ASUSのHPから、ネット購入しましたが、数日で自宅着で、タイムリーでした。また、「WPS Office」ですが、ワード/エクセルは、同じファイル拡張子で、編集も可能で問題ありません。
・「15.6型」ディスプレイも大きくて、質量も「約1.8kg」と軽くて楽です。
・なお、「製品購入後の30日以内の製品登録で、破損・自損を問わず、1年間の製品保証」なので、早速、製品登録しました。
・納品箱内に、「パソコン本体+電源」だけが入っています。「X515JAの製品マニュアル」は、リンク先でダウンロードなので、スマートフォンでダウンロードして、確認しました。「初めてバッテリー電源で本製品を使用する際は、3時間程度充電してください」くらいが、注意事項でした。
・また、さすがの海外メーカーなので、「不必要なソフト」はゼロです。すっきりしていました。
キーボードカバーもイイ感じ(後日談)
後日談ですが、キーボードカバーを購入しました。例えば、「PCキーボードカバー、2枚、約540円」です。妻が購入し、おこぼれなので、実質で約270円です。
・使用実感ですが、厚み0.3mmと薄くて気になりません。汚れても、洗えます。キーボードの隙間に、コーヒーこぼしや、猫毛/ゴミ等が入るのが嫌だったので、解決しました(^^) 最も期待大なのは、「キーボードによる、液晶画面の跡/傷」です。以前のパソコンでは、この跡/傷が気になっていましたので。
・なお、厚み0.15㎜のモノもありますが、薄すぎて、使用すると、キーボードの形にへこむ様です。本観点で、この厚み0.3㎜を選択しました。
・関連記事「【パソコン】動画視聴時(YouTubeなど)/在宅勤務時の「キーボードの猫対策」」です。パソコンでの「キーボードの猫対策」です。
Windows11パソコンのポイント(特に、MS-Office無し)
Windows11パソコンのポイントを、ワード/エクセル/ネット検索の用途で考えます。なお、本記事の6.5万円パソコンの仕様を[]内で示します。
画面サイズ | ・14型以上(あまりに小さくても見づらいので…)[15.6型] |
---|---|
CPU | ・Core i5(Core i7は高価で、Core i3は性能が足りな目)[Core i5] |
メモリ | ・8GB(動画編集なら、16GBは欲しい所ですが、ワード/エクセル程度なので)[8GB] |
SSD(ストレージ) | ・256GB~512GB未満(多量な動画保存の必要も無いので)[256GB] |
オフィスソフト | ・MS-Office無し(ワード/エクセルが利用可能な「WPS Office」でも十分なので):ただ、最初は特に選択無しで広め[WPS Office] |
OS | ・Windows11 Home、Windows11 Pro[Windows11 Home] |
光学ドライブ | ・無し(うちは、外付け「光学ドライブ」も保有しているので)[無し] |
質量 | ・2kg以下が望ましいです[約1.8kg] |
価格 | ・10万円未満[6.5万円] |
・なお、ネット記事で、「動画編集」「高速ゲーム」等の特殊用途にも使える仕様として、数万円アップの「CPU:Core i7」や「メモリ:16GB」のネット記事もありますが、ワード/エクセル/ネット検索であれば、過剰と考えました。
・SSD(ストレージ)は、256GBで十分と考えます。数万円アップの512GBが必要な気もしますが、パソコンは急に壊れる事もあるので、必要があれば、「1000GB(1TB)」のハードディスクを別に購入した方が、リスク分散の意味からも適切です。
・例えば、「Microsoft Office Home & Business 2021(最新 永続版)、約3.4万円」です。要するに、「MS-Office」は高価なので、避けた方が良いです。「WPS Office」で十分と考えます。「テンプレート」も魅力的です。
・本パソコンにプレインストールされていた「WPS Office2」ですが、体験版なので、30日間で期限切れになりました。ただ、記事「wps officeとは?」にも記載ですが、要するに、「WPS Office2:有料(1万円程度)」で、「WPS Office:無料」です。 ・従って、うちでは、上記リンク先の「WPS Office:無料」をダウンロードして継続使用しています。つまり、「オフィスソフト無し」選択枝でも、問題なかった事になります。後日談です。 |
・こちらの記事「Windows11を買うならofficeが無いパソコンを選ぶべき!理由とは?」も「MS-Office無し」で賛成意見でした。記事内記載「無料版オフィスMicrosoft 365 for the web」も選択肢の一つですが、「パソコンがインターネットに繋がってる状態でないと使用できない」が気になりました。
Microsoft Office Home & Business 2021(最新 永続版)|オンラインコード版|Windows11、10/mac対応|PC2台
・他のOfficeソフト(無料)も存在します。記事「Officeの代わりに使える無料のフリーソフト4選【ワード・エクセル】」も参考になります。要するに、「MS-Officeを避ける」です。
光学ドライブ(DVDプレーヤーなど)
光学ドライブの必要性が年々低下しています。
セキュリティソフト
セキュリティソフトが、ウィルス対策で必要です。例えば、「ZERO ウイルスセキュリティ、1台用、約2000円」です。「新しいOSがリリースされても追加費用なし」なので、旧パソコンのライセンスをそのまま活用で、うちでは、追加費用ゼロでした。
ZERO ウイルスセキュリティ 1台 (最新)|ダウンロード版
Windows11に適したパソコンの探し方のコツ
他のパソコンの探し方も同様ですが、本記事のコツを以下に示します。
①価格comのHP「モバイルノート」で、適切な絞り込み条件で、数十種類と重点化(Office選択無しで広く)
②「約10万円以下」で、メーカーを選択(例えば、「Lenovo」「Dynabook(国内メーカーですが…)」「Dell」「ASUS」など)
③上記メーカーHPで、「直販モデル」中心に地道に探す(クリスマスキャンペーンもねらい目)
④「10万円未満」で、望むWindows11パソコンが見つかる
まとめ
Windows8.1延長サポート終了で、Windows11パソコンに6.5万円で納得できる乗り換え結果をご報告です。「Windows10」無償アップグレード版の継続使用でも良いのですが、「Windows11:10万円未満」として、約8年間使用を目指しました。
・「Windows11」で、ワード/エクセル/ネット検索の用途で、適切な仕様としました。特に価格を左右するモノとして、「CPU:Core i5」「メモリ:8GB」「SSD(ストレージ):256GB」「MS-Office無し:代替で、WPS Office」が重要です。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2022年12月23日
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