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【ホームガーデン】ダンゴムシ/根切り虫との戦いに終止符を(3つの対応策)

うちの家庭菜園で、10本のオクラを育てていたのですが、「急に、次々と消滅」しました。犯人は、ダンゴムシでした。もう、消滅させたくないので、対策しました。ご報告です。図解あり/イラストありです。

雲くん
雲くん
オクラが次々と消滅するので、ミステリーでした…

10本のオクラが急に、次々と消滅

10本のオクラの苗を、裏庭に植えました。ただ、次々と消滅します。1枚目の写真の中央に植えましたが、確かに消えています。2枚目の写真の様に、残っているモノもあります。残存率は、3割程度です。

  

・上記写真で、「青い粒」がありますが、これは、「ナメクジ駆除剤(農薬、殺虫剤)」です。例えば、「ナメクジ退治、ナメナイト、320g、約1000円」です。製品説明文では、「夜間に食害するナメクジを誘い出し、食べさせて退治する誘引殺虫剤」「水に濡れても崩れにくく」「夕方ばらまけば一晩で効果が現れ」「雨や水が直接かかると効果が減少する」です。「ナメクジ」対策はしていたのですが、後述の「ダンゴムシ」にやられたのが、残念です。


住友化学園芸 不快害虫剤 ナメナイト 320g

・原因が知りたいので、注意深く観察しました。犯人は、赤丸の「ダンゴムシ」でした。ウロウロしていました(泣)。ただ、2枚目の様に、大きめに育ったモノは、「ダンゴムシ」被害無しが分かったのも、観察結果でした。つまり、「幼い苗」をダンゴムシが好みます。

  

・なお、上記の写真で見えているのが「噴霧ノズル」で水道からの「水やりシステム」のモノです。関連記事<【ホームガーデン】10鉢の「水やり」システムを安く1500円で(水道式)>です。https://daijoubudayo.com/diy/watering_nozzle/

ダンゴムシ/根切り虫との戦いに終止符を(3つの対応策

3つの対応策です。なお、3つを組み合わせる事が、最も効果が高いのですが、農薬を避けたい方は、「オルトラン(農薬)」無しでお願いします。うちでは、もう失敗したくないので、3つの対応策としました。

<①育てた後に、植える>
上記の観察結果から、「育った後は、ダンゴムシに食われない」が仮説です。ネット記事でも、「茎が硬いので、食われない」がありました。そこで、「プランターで、育てた後に、植える」にしました。
・「10本で、398円」ですが、再購入です。最初から、「育てた後に、植える」としなかったのが、残念です。2枚目の写真の様に、育ってから植えました。

  

<②ニームオイル(農薬で無い、天然成分、忌避剤)の活用>
ニームオイルは、「ダンゴムシが嫌い」だそうです。下記の様に、薄めて「スプレー」しました。少し匂いもするので、効いている感があります。例えば、「ニームオイル、天然成分、250mL、約2200円」です。うちでは、「希釈濃度:200倍~500倍」としました。なお、「オイル」と記載がありますが、「水に溶けるモノ」です。
・土の中にも、浸み込んで効果有りなので、「苗とその周辺の土」に、スプレーです。要するに「葉につく害虫」「土の中の害虫」に効果ありです。


ダイコー ニームオイル 250ml

<③オルトラン(農薬)の活用>
非常に一般的な農薬である「オルトラン」の活用です。以下の様に、「プラスチックケース」に少し入れて、「パラパラと撒く」がやり易いです。「小さいスプーン」では、「パラパラ」では無く、「ドッ」と出るので、均等撒きがやり難かったです。
・例えば、「オルトラン、農薬、1kg、約1300円」です。製品パッケージに「1g/株」とあったので、それを目安としたのが、2枚目の写真です。要するに、「葉につく害虫」「土の中の害虫」に効果ありです。「幼い苗」だけの農薬使用として、育ってきたら、農薬不要なので、追加投入は避ける方針です。


住友化学園芸 殺虫剤 オルトランDX粒剤 1kg

  

・なお、オクラ以外でも、スイカの苗が同様な被害だったので、上記対応を行いました。他にも、「なす、キュウリ、トマト」等の野菜にも有効です。また、害虫で、「アブラムシ」「コガネムシ類幼虫(白い悪魔)」も、対象となります。

「ダンゴムシ」の他の対応策(継続性/確実性に課題あり)

本検討結果に至る前に、ネット記事で調査した対応策を以下にまとめます。いずれも、「継続性」「確実性」等に課題ありです。また、土の中の害虫や、後述の「根切り虫」にも効果がある点で、選択しました。

コーヒー木酢液を撒く・「ニームオイル」の方が専用であり、有効と考えました
・天然成分/忌避剤です
殺虫剤(スプレー、散布)・一時的には有効ですが、「継続性」が課題です
土を乾燥させる・ダンゴムシは、湿気が好みなので、土を乾燥させた方が良いので、スコップで掘り返す等がネット記事でしたが、「継続性」が課題です
殺虫剤(誘引型、捕獲型)・逃げ切る可能性もあるので、「確実性」が課題です
空き缶落とし・逃げ切る可能性もあるので、「確実性」が課題です

根切り虫(ネキリムシ)について

ただ、「根切り虫(ネキリムシ)」かもしれないと思っています。「ダンゴムシ」と両方に攻撃されたかもしれません。これは総称で、具体的には、「カブラヤガ」「タマヤナガ」を代表とする「ガの幼虫」とネット記事にありました。上記の3つの方法は、これにも効果有りです。
・実際には、「根」で無く、「根元に近い茎部分」を食害するので、幼い苗が倒れます。防ぐために、「ストローへ切込みを入れて、茎を守る」「トイレットペーパーの芯を地中5cm程の深さまで差し込んで、茎を守る」の方法もあるようです。「効果が有り」かもしれませんが、うちでは、面倒な気がして避けました。
・被害を受けた「苗」の地下5cm程で、昼間は暮らしているので、うちで、スコップで掘り返して見つけた事もありました。ただ、食害の後なので、被害を広げないだけで、「時すでに遅し」です。

まとめ

うちの家庭菜園で、10本のオクラを育てていたのですが、「急に、次々と消滅」しました。犯人は、ダンゴムシでした。もう、消滅させたくないので、対策しました。ご報告です。根切り虫でも、同様な対策となります。図解あり/イラストありです。
・3つの対応策ですが、「①育てた後に、植える」、「②ニームオイル(農薬で無い)の活用」、「③オルトラン(農薬)の活用」です。
・なお、3つを組み合わせる事が、最も効果が高いのですが、農薬を避けたい方は、「オルトラン(農薬)」無しでお願いします。うちでは、もう失敗したくないので、3つの対応策としました。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年5月25日

関連記事

・本記事で紹介した関連記事<【ホームガーデン】10鉢の「水やり」システムを安く1500円で(水道式)>:https://daijoubudayo.com/diy/watering_nozzle/

・関連記事<「取れ高」からみた農薬ゼロ/無農薬の野菜作り>:https://daijoubudayo.com/diy/vegetable_choice/

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