家庭菜園で、イチゴを「吊り鉢」で育てる事にしましたが、「水枯れ」が心配です。そのため、毎日の「水やり」が不可欠ですが、少し面倒です。この解決のため、「水やり」システムを比較/検討したので、ご報告です。
野菜/果樹/花への「水やり」システム(タンク式)
皆さんは、ジョウロでの「水やり」が一般的と考えます。ただ、歩き回る必要があり、その間に、特に夏場は蚊にも刺されるので、大変です。うちでは、「コバナランタナ」を「吊り鉢」で、苗から道路上で育てた際に、高所なので「水やり」が「少し危険」でもあり、「水やり」システムが必要になりました。
・今では、苗が大きく育ったのですが、関連記事<「白いコバノランタナ」でコンクリート外壁のホワイト化>です。https://daijoubudayo.com/diy/exterior/
・また、ジョウロでは、無関係な場所にも水やりになるので、雑草が喜び、その箇所の栄養分を吸収してしまい、土地が痩せます。ただ、「水やり」システムでは、必要な場所だけなので、雑草も防げますし、土地が痩せにくいです。
・人の手によって、農作物に水を与える事を、「潅水(かん水)」と言いますが、上記の2つの方法には、雑草観点で、大きな違いがあると考えます。
タンク式での「水やり」システム
「コバノランタナ(吊り鉢、10個)」への「水やり」ですが、数Lで十分です。「タンク式」としました。「焼酎ボトル」が大きいので活用しました。なお、フタに穴を開けて使用しましたが、ゴミを巻き込まないように、「ホース」を長めに刺すのがポイントです。
・通勤前に、焼酎ボトルに、ジョウロで水を満杯にしてから、出勤しました。「ポタポタ」と数十分かけて、「タンク式」で「水やり」システムが動作完了です。
・半年かけて、「コバノランタナの苗」が育ちました。夏も乗り越えて、「水枯れ無し」で良かったです。
・マカロニホース型です。以下に部材を示します。ホース(かん水チューブ)との接続部の規格が合うのか、ご注意下さい。
「滴下ニップル、カクダイ、固定流量、5個、約560円(1個、約120円)」 | ・これは、ホース途中で、使用です。今回は、9個が必要です。 ・点滴ノズル(ドリッパー)です。 カクダイ 滴下ニップル 5個入り 5741 |
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「滴下エンド、カクダイ、固定流量、5個、約580円(1個、約100円)」 | ・これは、ホース最後で、使用です。今回は、1個が必要です。 ・点滴ノズル(ドリッパー)です。 カクダイ 滴下エンド 5個入り 5740 |
「マカロニホース、カクダイ、外径6.5mm/内径4mm、10m、約1300円」 | ・長さ10m(マカロニホース)で、丁度よかったです。 ・なお、同サイズで「透明」があれば、万が一、詰まった時もどこにゴミがあるのか、分かるので、おすすめです。 カクダイ マカロニホース 10m 5780-10 |
・例えば、「バケツ、フタ付き、10L、約900円」です。「焼酎ボトル」の代替で、使用可能です(底に穴をあける必要があります)。
Astage(アステージ) ふた付バケツ #10 W約28×H約27.3cm
野菜/果樹/花への「水やり」システム(水道式)
今回、「イチゴ」の「吊り鉢(10個)」に「水やり」が必要となりました。また、他の植物にも展開したいので、「水道式」としました。関連記事<「イチゴ」の「ナメクジ(ダンゴムシ)との戦い」に終止符(乾燥重視)>です。https://daijoubudayo.com/diy/strawberry_slugs/
・また、上記、「滴下ニップル」は、「1個が約120円」と、高価な感覚もあったので、他製品をネット調査しました。
・もちろんの事ながら、ジョウロでもOKなのですが、歩き回るのを短時間にしたいです。特に夏場は蚊にも刺されます。
①「散水キット、1500円」を購入しました
・例えば、「散水キット、smilerain、ホース10m、固定流量、噴霧ノズル10個、約1500円」です。購入しましたが、安いと思いました。ホースは、外径7mm/内径4mmの規格品です。ホース(かん水チューブ)との接続部の規格が合うのか、心配ですが、キット品であれば、安心です。
・購入後の製品写真です。2枚目の写真で「左:噴霧ノズル(途中)、9個」、「右:噴霧ノズル(最後)、1個」です。なお、「赤丸部分」が今回の使用分で、他は、余剰品です。
・余剰品は、「左上:テープ(水道抜け防止)、結束バンド(ホース止め等)」「右下:水道蛇口の他タイプ用」のようです。
②「ホース(かん水チューブ)」のカット
・「イチゴ」の「吊り鉢(10個)」なので、「それぞれのホースの長さ」の計算書を以下に示します。10個の中心から中心で2750mmです。等間隔なので、2750÷9=306が基準寸法です。
・「噴射ノズル(途中):ホースA」が9本、「噴射ノズル(最後):ホースB」が1本ですが、それぞれ、ホースの接続部が10mmと30mmなので、「ホースA:306-5(左の接続部)-5(右の接続部)+5(ホース曲がりに応じた余裕寸法)=301mm」、「ホースB:306-5(左の接続部)-30(最後部分)+5(ホース曲がりに応じた余裕寸法)=276mm」でカットしました。
・1枚目の写真が「ホース曲がり」を表していますが、これを伸ばして寸法を合わせます。ただ、直線にはならないので、5mmの余裕寸法を設けました(これが、上記計算書で「+5」の意味です)。上記計算書でmm単位まで計算していますが、数mmの誤差があっても、吊り鉢内の収まるので大丈夫ですが、例えば、「ホースB:276mm」を間違えて、オール「286mm」でカットすると、1cmのズレが9か所で合計9cmとなり、吊り鉢外に出てします可能性もあるので、ご注意ください。
・2枚目の写真の様に、ハサミで垂直カットです。
③「噴射ノズルへのホース」の差し込み
ポイントは、「噴霧ノズルへのホース」の差し込みです。すごく苦労しました。
・1枚目が差し込みが「不十分」な状態です。80℃~60℃の熱湯(手前のコーヒーカップ)に数10秒浸して、ホースを柔らかくして、差し込みます。鍋で沸騰水を作って、コーヒーカップですくい、一箇所の作業終了後、また、「沸騰水→コーヒーカップ→作業」を繰り返しました。計10箇所です。
・2枚目が差し込みが「十分」な状態です。ホースが突き当たる場所まで深く差し込み必要があります。これで、「水道の水圧」にも耐えます。1枚目のように途中まで一旦差し込んでから、再度、熱湯に付けて、最後まで一気に差し込むのが、良かったです。ホースも、だんだんと冷めていくので、「2回の分割作業」がやり易かったです。
・差し込み方法を、以下で丁寧に記載します。「噴射ノズル(最後)」を例にします(他の部材も同様です)。ホースを右手の4本指で大きく握り、全体を差し込む(押し込む)感覚が良いです。
・手の皮がよじれて痛くなったので、両手で「タオル」活用がおすすめです。「手」は手油で滑りますが、「タオル」なら、キュッキュッと差し込める感覚です(「内側がゴムの手袋」が滑らないとのネット記事もありました)。
④水道蛇口側のホースの差し込み
前述の「噴射ノズル」から、「水道蛇口まで約3m」だったので、ホースを「3m」でカットしました。
・1枚目の写真ですが、右部の「大ネジ」を通してから、ホースの差し込みをお願いします。2枚目の写真が、「水道蛇口~噴射ノズル:約3m」+「噴射ノズル(10個):約3m」=約6mの全体像です。
⑤「散水キット」で「水やり」を成功しました
準備万端なので、現場で「水やり」です。1枚目の写真で、「緑色のソケット」を水道蛇口に差し込み、2枚目の写真で、適量が出ている事を確認しました。順調です。ただ、本散水キットは、「噴射ノズル」が「固定流量」なので、ご注意ください。つまり、「鉢」がまだらになった場合には、「何もない場所」に散水となります。うちの「吊り鉢」は、固定箇所(一年中)なので、問題有りません。
・差し込みが不十分であれば、ホースが抜けるので、しばらくしてから、全体確認をお願いします。
・こちらが、「散水キットとイチゴ吊り鉢」の全体像です。これで、水やりが「超楽ちん」になり、数分と短時間で終了です。「水枯れ」無しでおすすめです。
後日談
・例えば、「散水キット、Kalolary、ホース15m、可変流量、点滴ノズル20個、約1600円」です。
Kalolary 15m ドリップ散水 噴霧ノズル スプレー 霧吹きノズル 自動 散水 水やり ガーデニング 盆栽 庭園 屋根冷却 ガーデン
・前記「散水キット、固定流量」でも「10鉢」だけなら使用可能なのですが、以下の様に、「可変流量とセットで使用」するケースがあります。この場合、「可変流量」を少ない流量に絞ると、「数40cm高い鉢」で、以下の様に、「水が出ない」になります。
・これは、流量が「固定流量>可変流量」と数倍の違いの為、「数40cm高い鉢」で圧力損失が発生するためです。とは言え、「可変流量」を多めの流量にして、バランスを取っても、もちろんの事ながら、改善されません。
・従って、対応策は、「固定流量→可変流量」にして、全体のバランスを取る必要があります。後日談として、うちでは、買い直しましたので、ご報告です。なお、「固定流量」は、うちの「イチゴ鉢」では、水が出過ぎる感があったので、それも改善できました。また、「点滴ノズル:20個」と多いのも、嬉しいです。
・加えて、「約40cmの段差」が無い「ホースレイアウト」が理想です。もし段差が必要な場合でも、水圧が高い、水道に近い側が望ましいです。
・本セット内に、「固定ステム」が入っていますが、以下で使い方を示します。「噴霧ノズル」を固定するためのモノですが、うちでは、地面に置いて使っているので、新品のままです。ただ、水滴が落ちるのを確認できるので、その意味では、使用しても良いかもしれません。
「水やり」システムの比較
「水やり」システムの比較です。「10鉢」を前提としました。ただ、本記事で、「液化ニップル=タンク式」、「散水キット=水道式」としましたが、「滴下量」が多くないケースでは、両方が相互使用可能と考えます。
液化ニップル(タンク式、水道式) | ・数Lの水タンク(焼酎ボトル活用で無料) ・滴下ニップル(固定流量)が9個(5個で560円×2=1120円) ・滴下エンド(固定流量)が1個(1個で100円) ・マカロニホースが10m(1300円) (合計)1120+100+1300=2520円 |
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散水キット(タンク式、水道式) | ・「散水キット:ホース10m、固定流量、噴霧ノズル10個、1500円」 ・余剰品(水道蛇口の他タイプ用など)も有り |
「水やり」システムの追加購入
前記の「イチゴ」の「吊り鉢(10個)」で成功したので、他の「鉢」にも適用したくなりました。もちろんの事ながら、「地植え」でも「水やり」は不可欠です。
・例えば、「散水キット、smilerain、ホース30m、可変流量、噴霧ノズル20個+点滴ノズル(ドリッパー)36個、約2500円」です。購入済です。
・ホースも30mと長くなり、「噴霧ノズル20個+点滴ノズル(ドリッパー)36個」と増えています。また、二股水道ソケット付きなので、うちでは、必要です。噴射ノズルは、前記のモノは、「固定流量」でしたが、今回のモノは、以下の様に、「可変流量」です。つまり、「鉢」がまばらになった場合は、そのままの配置で、間引けるという事です。「ホースへの差し込み」が大変な本製品では、「可変流量(ストッパー付き)」は、重要な機能です。
・なお、追加購入したのが、例えば、「蛇口分岐コネクター、4口、約1300円」です。早速、蛇口回りに、取り付けた写真です。
セフティー3 蛇口 ホース 分岐コネクター 4方向 10~15㎜内径対応 中間コック付 SSK-9
・例えば、「ホース継手、T型、4mm、約130円」です。注意事項ですが、「噴霧ノズル(点滴ノズル)」と異なり、熱湯処理は不要です(熱湯処理をするとガバガバになります)。以下の写真の様に、水道からの圧力でも、抜け無し/水漏れ無しでした。何回の抜き差しは避けた方が良いのですが、「レイアウト変更」等で、数回なら、別ホースの接続変更も可能となるので、おすすめです。
・なお、「散水キット」内にある「ホース継手、I型」は、熱処理要です。
タカギ(takagi) ジョイント T型ホース継手(4mm) ホースの適合内径:4mm QG400T04
・結果として、うちのホースレイアウトを以下としました。改善前/改善後の比較もしてあります。噴霧ノズル(点滴ノズル)は、オール可変流量で統一しました。
・2枚目の写真が、最も遠い噴霧ノズルの流量確認結果です。ポタポタと約2分でコップ一杯なので、十分な流量になりました(他も同様な流量です)。大成功です。
・裏庭のミニ畑(14個)への水やりも超楽チンになりました。オクラを植えています。なお、水圧で不要な範囲まで拡散するので、2枚目の写真の様に、木片で押さえて、工夫しています。
他の「水やり」システムの検討結果
上記、「散水キット、1500円」と「散水キット、2500円」がおすすめですが、本調査中に、他の「水やりシステム」も検討したので、ご報告です。以下に、まとめます(前述も含めて)。詳細を後述です。ただ、おすすめ品以上は、ありませんでした。
マカロニホース型 | ・滴下ニップル(固定流量)が9個(5個で560円×2=1120円) ・滴下エンド(固定流量)が1個(1個で100円) ・マカロニホースが10m(1300円) ・(合計)1120+100+1300=2520円 →本記事最初に記載 |
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散水キット、固定流量、ホース10m | ・「散水キット、smilerain、ホース10m、固定流量、噴霧ノズル10個、1500円」→本記事中盤で記載(おすすめ品) |
散水キット、可変流量、ホース15m | ・「散水キット、Kalolary、ホース15m、可変流量、点滴ノズル20個、約1600円」→本記事中盤で記載(おすすめ品) |
散水キット、可変流量、ホース30m | ・「散水キット、smilerain、ホース30m、可変流量、噴霧ノズル20個+点滴ノズル(ドリッパー)36個、約2500円」→本記事中版で記載(おすすめ品、2022年4月24日時点で売り切れ) |
[A]噴射ノズル | ・「噴霧ノズル、smilerain、50個、固定流量、約1100円」 |
[B]点滴ノズル | ・「点滴ノズル(ドリッパー)、100個、可変流量、T字無し、約830円」 |
[C]散水キット+タイマー | ・「散水キット+タイマー付き(約1700円)、smilerain、ホース30m、可変流量、噴霧ノズル20個+点滴ノズル36個、約4200円」 |
[D]散水キット、ホース40m | ・「散水キット、ホース40m、可変流量、噴霧ノズル15個+点滴ノズル(ドリッパー)20個、約3400円」 |
[E]ホース | ・「ホース50m、外径7mm/内径4mm、約4500円(ホース20m、約1700円)(ホース10m、約1200円)」 |
[F]点滴ノズル | ・「点滴ノズル(ドリッパー)、固定流量、外径12~13mm/内径6.35mm、150個、約800円」 |
[G]散水キット、10箇所 | ・「散水キット、10箇所、最大1.6m、約600円」 |
[A]例えば、「噴霧ノズル、smilerain、50個、固定流量、約1100円」です。「固定流量」なので、「固定場所で散水し、間引かない」場合が適しています。うちのホース30mでは、「鉢」がまだらになる可能性があるので、避けました。
[B]例えば、「点滴ノズル(ドリッパー)、100個、可変流量、T字無し、約830円」です。ホース終端だけなら使用可能ですが、ホース途中の場合、「T字」を別途準備する必要があるので、うちでは、避けました。
[C]例えば、「散水キット+タイマー付き(約1700円)、smilerain、ホース30m、可変流量、噴霧ノズル20個+点滴ノズル(ドリッパー)36個、約4200円」です。前記製品に「タイマー付き(約1700円)」です。良さそうですが、「タイマー作動時」に、ホースが外れるリスクが否めないので、うちでは避けました。また、「水分センサー」活用もありますが、うちのように「多数への水やり」を考えると不向きです。
・もちろんの事ながら、「大規模農業」の場合は、そのリスクとメリットの天秤で採用かもしれません。
[D]例えば、「散水キット、ホース40m、可変流量、噴霧ノズル15個+点滴ノズル(ドリッパー)20個、約3400円」です。前記のモノと比較して、「噴霧ノズル15個+点滴ノズル20個」と少ないので、うちでは避けました。ただ、ホース40mが必要な方は、検討の余地があります。
[E]例えば、「ホース50m、外径7mm/内径4mm、約4500円(ホース20m、約1700円)(ホース10m、約1200円)」です。です。そもそも、「噴射ノズル」設置のため、「鉢ごと」にカットして使用するのですが、「ホース50m」は、「遠距離まで引きたい」「ホース20m/ホース10mを購入よりも、カット無駄を少なくしたい」等が目的となります。
・但し、「ホース20m、約1700円」「ホース10m、約1200円」購入よりも、前述「散水キット、Kalolary、ホース15m、可変流量、点滴ノズル20個、約1600円」購入が、点滴ノズル等も付加されており、おすすめです。
噴霧ノズル ドリップ散水ノズル ドリップ灌漑システム 散水ホース 水やり 点滴灌漑 散水用具 水量調整可能 屋根冷却 ガーデニング 盆栽 庭園 4/7mm(50m)
[F]例えば、「点滴ノズル(ドリッパー)、固定流量、外径12~13mm/内径6.35mmホース、150個、約800円」です。点滴ノズルの数量大です。ただ、ホース規格が異なるので、ご注意下さい。
[G]例えば、「散水キット、10箇所、最大1.6m、約600円」です。安さは良いのですが、最大1.6mと短距離なので、うちでは、避けました。土に刺す「ペグ」タイプです。
iaoinxing【灌漑システム】 園芸給水 点滴ノズル 10か所同時水やり 鉢・プランター用 水やり 自動散水 家庭園芸 屋根冷却 ガーデン ガーデニング 温室育苗 園芸散水 温室加湿 農業
「水やり」システムの設計ポイント
家庭菜園(ホームガーデン)で、「水やり」システムを考える際の設計ポイントを以下に示します。特に「散水ポイントの場所確認」をお願いします。
①散水ポイントの場所確認 | ・どこに、何か所の散水ポイントが必要かの観点です ・また、それらの散水ポイントの場所が、「固定」か「可変(間引く等)」かを考慮し、噴霧ノズルは、「前者:固定流量」、「後者:可変流量(ストッパー付き)」が原則です ・但し、「固定流量と可変流量」の混在は、圧力損失が発生するので、特に、遠距離の場合は、避けた方が賢明です ・つまり、短い距離でも、「可変流量」購入がおすすめです |
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②散水キットの購入 | ・噴霧ノズル(点滴ノズル)の必要数に合う「散水キット」を購入します ・噴霧ノズルは広い面積、点滴ノズルは狭い面積、ですが、「吊り鉢」等であれば、どちらでも良いと考えます。 ・ホース長さも、余分/余裕も考えて、長めに準備です ・ホースには規格があるので、噴霧ノズルに合うモノを選択ください |
③タンク式/水道式の選択 | ・数Lであれば、設置場所も自由な「タンク式」がおすすめですが、広い範囲であれば、「水道式」が不可欠です |
④ホースのカット | ・噴霧ノズルの置き場所を設定し、噴霧ノズルの接続部寸法を引いて、ホースを垂直カットします(曲がりも5mm程度の考慮で) |
⑤噴霧ノズルへのホース(かん水チューブ)の差し込み | ・80℃~60℃の熱湯を使用しますが、すごく苦労します ・「タオル」か、「内側がゴムの手袋」を活用ください |
⑥完成 | ・噴霧ノズルから、適量が出るので、感激します ・これで、水やりが「超楽チン」になり、短時間で終了です |
まとめ
ホームガーデン(家庭菜園)で、野菜/果樹/花への「水やり」システムが特に必要なケースがあります。例えば、「吊り鉢」です。夏場の水やりは、歩き回ると汗が噴き出るし、蚊も刺されるので大変です。もちろんの事ながら、「地植え」でも「水やり」は不可欠です。
・そこで、タンク式/水道式の選択ポイントも加味して、「噴霧ノズル(固定流量)」を購入し、10鉢で、適量での短時間「水やり」に、安く1500円で成功したので、ご報告です。
・特に、「噴霧ノズルへのホース(かん水チューブ)の差し込み」に、すごく苦労するので、丁寧に記載しました。また、「散水ポイントの場所確認」も最初にお願いします。これで、水やりが「超楽チン」になるので、「水枯れ」無しでおすすめです。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2022年4月17日
関連記事
・本記事で紹介した関連記事<「白いコバノランタナ」でコンクリート外壁のホワイト化>:https://daijoubudayo.com/diy/exterior/
・本記事で紹介した関連記事<「イチゴ」の「ナメクジ(ダンゴムシ)との戦い」に終止符(乾燥重視)>:https://daijoubudayo.com/diy/strawberry_slugs/
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