DIYで快適な生活を

【ホームガーデン】鉢植えで必ず必要な「底石」の代用物(「もみ殻」の活用)

うちは、ミニ畑に加えて、鉢植えも多数あります。数年毎に、「鉢植えの土」を入れ替えているのですが、「底石」の代用物で、「軽石」から「もみ殻」に全面移行しているので、ご報告です。メリット/デメリットを記載しています。

雲くん
雲くん
「底石(軽石)」は、確かに一般的ですが、長年使用していると、デメリットが顕在化してきます。

鉢植えの「底石(軽石)」を改善したくなった理由

そもそも、野菜/果物を鉢植えで育てる際には、鉢植えでは、「水はけを良く(排水性)」「根に空気(通気性)」が不可欠です。
・両者を満たした「コンテナ栽培」を、記事「【ホームガーデン】プランターよりも根に優しく安価なコンテナ栽培(約30cm深さ)」で紹介していますが、うまく行っています。
・また、ミニ畑でも、両者を満たした「畝(うね)栽培」を、記事「【ホームガーデン】「団粒構造」の 「無肥料栽培(有機農業)」2シーズン目をスタート」で紹介しています。

鉢植えの「底石(軽石)」のデメリット

本記事は、「コンテナ栽培」や「ミニ畑」では無い「鉢植えでの工夫」を記載です。鉢植えの「底石(軽石)」の数年経過で、以下のデメリットが目に付くようになりました。デメリット①「分離」の紹介写真です。

デメリット①「分離性・フルイで、「土」と「底石」の分離が面倒
・「土」も重いので、腰にも負担がかかる
デメリット②「重さ・そもそも、「石」なので、軽石の素材であっても、鉢が重くなる
デメリット③「隙間・1年目は、「底石」の間に隙間があるが、数年経過で、細かい泥のため、隙間が埋まってしまう

・うちでは、「バラ」の鉢植えが多いのですが、上記のデメリット③「隙間」が原因と考えますが、「水はけを良く(排水性)」「根に空気(通気性)」が悪く、根張りが不十分でした。

改善策の一つ「発泡スチロール」

軽石とは言え「石」なので、以下のモノもトライしました。要するに、「発泡スチロール」で、「軽石よりも軽い」です。ただ、袋の耐久性が低く、根が絡むと破けました。また、鉢底は「丸型」なので、どうしても「隙間」を生じます。
・要するに、デメリット①「分離性」/②「重さ」は改善ですが、③「隙間」は改善無しです。追加されたデメリットは、「袋が破ける」です。イマイチでした。例えば、「底石(発泡スチロール)、5L、730円(20Lで2920円)」です。


花ごころ 鉢底石 きれいな鉢底石 5L

改善策のもう一つ「スノコ型」

改善策のもう一つです。プランターになりますが「スノコ型」です。例えば、「プランター、長さ45㎝、スノコ型、370円」です。先程の3つのデメリットは解決できますが、「鉢」ではなく、「プランター」なのが残念です。


大和プラスチック NBプランター 45型 ダークブラウン

鉢植えの「底石」の代替策の検討

ネット記事で、調べました。「軽石」「発泡スチロール」以外です。もちろんの事ながら、「砂利」「小石」「陶器のかけら」でも良いのですが、重さで避けました。
・他の候補は、「コルク(コルク栓)」「ヤシガラ」「ココチップ」「パーク材」「木炭(竹炭)」等です。基本的に「有機物ベース」です。ただ、うちでは、沢山の鉢植えがあるので、「20L」は欲しい所です。どれも、安く手に入れるのは、難しそうです。

うちの代用物「もみ殻

うちの代用物は、「もみ殻」です。以下に示します。「有機物ベース」で思いつきました。「水はけを良く(排水性)」「根に空気(通気性)」が改善されました。なお、「軽石」で「石」部分は、水や空気を通しませんが、「もみ殻」は、全体で水や空気を通すのが、メリットです。

  

・「軽石」からの変更ですが、そのデメリットの裏返しで、「メリット」を記載します。ただ、もちろんの事ながら、10年スパンでは劣化で「隙間無し」になると考えますが、「鉢植え」は、数年毎には「土の入れ替え」が必要と思いますので、十分な耐久年数と考えます。そもそも、「もみ殻」は、「お米」をコートしているので、その分、丈夫なモノです。

デメリット①「分離性」・そもそも、「土」と「分離」する必要が無い
・そのまま、「土」と混ぜればよい
デメリット②「重さ」・「もみ殻」なので、「軽石よりも軽い
デメリット③「隙間」・数年経過でも「細かい泥」は、上層部に留まり、隙間が残る

・上記以外の「メリット」としては、「安価」もあります。うちは、ジモティーで「40Lで数袋」を「無料」で入手しましたが、例えば、「もみ殻、20L、約900円」です。なお、「もみ殻」は、土壌生物で分解されにくいので、マルチング資材としても、適した素材です。


岡山県産 もみがら 約20L

・例えば、「底石、5L、630円(20Lで2520円)」です。


プロトリーフ かる~い鉢底石 5L

イチゴの「つるし鉢」に「もみ殻」使用

記事「【ホームガーデン】イチゴが枯れる原因調査と改善策(「土の状態を良くする」)」に記載ですが、イチゴが枯れる改善策の一つとして「もみ殻」使用です。ご参考です。

「もみ殻くん炭」は避ける

「もみ殻」に近いモノは、「もみ殻くん炭」です。ただ、ph11くらいになり、「強アルカリ性」なので、植物の根に良くないです。また、「炭」なので、土の重みでつぶれて、「細かい炭」が自ら「隙間」を埋めるので、その意味でも避けるようにお願いします。

まとめ

鉢植えで、数年毎に、「鉢植えの土」を入れ替えているのですが、「底石」の代用物で、「軽石」から「もみ殻」に全面移行しているので、ご報告です。メリット/デメリットを記載しています。
・特に、「もみ殻」は、「土に混ぜれば良いので、分離する必要が無い」「軽石より軽い」「数年経過でも隙間が残る」がメリットです。また、「安価」なのも、メリットです。「水はけを良く(排水性)」「根に空気(通気性)」が改善されました。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2022年11月26日

関連記事

本記事で紹介した関連記事「【ホームガーデン】プランターよりも根に優しく安価なコンテナ栽培(約30cm深さ)
本記事で紹介した関連記事「【ホームガーデン】「団粒構造」の 「無肥料栽培(有機農業)」2シーズン目をスタート
本記事で紹介した関連記事「【ホームガーデン】イチゴが枯れる原因調査と改善策(「土の状態を良くする」)

上記も含めた、本ブログのDIYカテゴリー(猫モノ、バラフェンス、野菜/果物、格子戸など)の記事リスト(約30件)です。他の記事も、どうぞ。
・各記事の左上に「検索窓」があるので、気になるキーワードを入れて頂ければ、ご要望の記事があるかもしれません。

【記事リスト】「DIY」カテゴリー(猫モノ、バラフェンス、野菜/果物、格子戸など)本ブログ「大丈夫だよblog」のDIYカテゴリ(猫モノ、バラフェンス、野菜/果物、格子戸など)の記事リスト(約30件)です。グループ別に記載し、ベスト5の人気記事に★してあります。...
ABOUT ME
雲(関西人)です。DIY(猫モノ、バラフェンス、野菜/果物、格子戸)、お金と時間の節約(ネットワーク関連、自動車関連、購入/料金と修理、確定申告/税金/年金、メルカリ活用)、独り言(水槽、ブログ、仕事、猫と人間)を中心に、オリジナルな視点で、生活の知恵を書きたいと思います。 ・何かあれば、お問い合わせください。励みになりますので… 今後とも、よろしくお願い致します。Instagram(ユーザーネーム: shimaishitsupo)も、私なので、こちらも、どうぞ。