気ままな独り言

【水槽の蓋】30cm~60cm水槽「格子蓋」の簡単な自作(猫が乗っても、大丈夫)

水槽の蓋は、ピッタリのものが無いので、お困りと思います。うちでも探しましたが、無かったので、「格子蓋」を自作しました。ただ、「猫が乗っても、大丈夫」が必要です。

雲くん
雲くん
「猫が乗っても、大丈夫」が必要ですが、簡単に自作できました。

他の方の自作例

他の方の自作例です。ネット記事「【水槽のフタを自作】塩ビ板とプラスチックカッターで簡単10分DIY。ぴったりサイズで大満足!」であれば、「塩ビ板」を活用です。
・ただ、「猫が乗っても、大丈夫」が必要なので、「塩ビ板」では、難しいです。

・他にも、ネット記事で、「猫が乗っても、大丈夫」が皆無だったので、「アルミ角棒」を活用した「格子蓋」を自作する事にしました。例えば、「アルミ角棒、コの字、アルミチャネル、2m、10mm×10mm、約1100円」です。


アルミチャンネル 2m 1.0×10×10mm シルバー 2本組 オーダーメイド品 納期約8営業日 キャンセル・返品不可

・なお、「アルミ角棒」は、ホームセンターで切断してもらうか、自宅で金属用ノコギリで切断ください。

また、関連記事「【DIY】水槽の猫対策で、アルミ「ミニ格子戸」の作り方(ポイントは、金属用接着剤)」でも、同じ「アルミ角棒」を使用していましたが、アルミ同士の「金属用接着剤」は、数年で劣化により、接着力がゼロになったので、本記事は、この改善版となります。

うちの水槽サイズとそれぞれの自作

うちの水槽サイズは、様々です。上から見て、「30cm×60cmの長方形」「30cm×45cmの長方形」「30cm×30cmの正方形」の3つです。今回の自作は、同じ材料で、同じ方式で、「猫が乗っても、大丈夫」を実現しました。

30cm×60cmの長方形(フチ有り)」の「格子蓋」の自作

「30cm×60cmの長方形(フチ有り)」の自作です。特徴は、「フチ有り」です。「アルミ角棒(4本)」と「横板(2本)」が見えます。なお、2枚目の様に「ライト」を載せる必要がありますが、「フチの高さ(10mm)」と同じ「アルミ角棒(10mm)」なので、ライトの邪魔ゼロです。

  

・材料表を以下に示します。

アルミ角棒(4本)・フチに載せるので、長さ566mm(600mmーフチ15mm×2ー隙間2mm×2:隙間0mmでは、セッティング時に引っ掛かります)
・「コの字」型で、10mm×10mm(「ロの字」では、木ネジ止めが出来ないので、不可)
・4本としたのは、「アルミ角棒の間隔を6cm弱(30cm÷5=6cm)」としたかっので(6cm弱であれば、猫が落ちる可能性は皆無)
横板(2本)・幅5mm×厚み15mm
・長さ250mm(300mm-フチ20mm×2ー隙間5mm×2)
木ネジ・長さ8mm程度(厚み15mmの板なので)で、8本(アルミ角棒の左右に1本づつ)
・アルミ角棒に、「ステンレス用」等の金属対応の「ドリルの刃」で穴をあけ、そこに「木ネジ」で、「横板」と固定
・なお、木ネジの「穴」は、一直線にしないで、左右を数mmずらして(一直線にすると、横方向の力で、平行四辺形の様に、ずれるので)
費用・アルミ角棒が「2m、10mm×10mm、約1100円」ですが、必要な長さが、4本×約60㎝=2.4mなので、約1400円としました。
・横板と木ネジを合わせて、合計で約1500円

・なお、「横板」との隙間を15mmが最大のポイントです。以下に示す様に、角に「R(10mm)」があるので、隙間をそれ以下にすると「横板」がぶつかってしまいます。加えて、長い「格子蓋」なので、内側に寄せた方が、全体強度アップになります。

・「格子蓋」の全体像です。木ネジの「穴」は、一直線にしない様に、お願い致します。材料カットは、「材料表」通りで問題なく、「隙間」の工夫は、「木ネジを止める位置」で調整ください。また、組み立て時の部材の直角も「差し金」等で、ずれ無きように、お願いします。

30cm×45cmの長方形(フチ有り)」の「格子蓋」の自作

「30cm×45cmの長方形(フチ有り)」は、前述「30cm×60cmの長方形(フチ有り)」と同様な自作です。

・材料表を以下に示します。

アルミ角棒(4本)・フチに載せるので、長さ422mm(446mmーフチ10mm×2ー隙間2mm×2:隙間0mmでは、セッティング時に引っ掛かります)
・「コの字」型で、10mm×10mm(「ロの字」では、木ネジ止めが出来ないので、不可)
・4本としたのは、「アルミ角棒の間隔を6cm弱(30cm÷5=6cm)」としたかっので(6cm弱であれば、猫が落ちる可能性は皆無)
横板(2本)・幅5mm×厚み15mm
・長さ250mm(300mm-フチ20mm×2ー隙間5mm×2)
木ネジ・長さ8mm程度(厚み15mmの板なので)で、8本(アルミ角棒の左右に1本づつ)
・アルミ角棒に、「ステンレス用」等の金属対応の「ドリルの刃」で穴をあけ、そこに「木ネジ」で、「横板」と固定
・なお、木ネジの「穴」は、一直線にしないで、左右を数mmずらして(一直線にすると、横方向の力で、平行四辺形の様に、ずれるので)
費用・アルミ角棒が「2m、10mm×10mm、約1100円」ですが、必要な長さが、4本×約60㎝=2.4mなので、約1400円としました。
・横板と木ネジを合わせて、合計で約1500円

・なお、「横板」との隙間を15mmが最大のポイントです。前述の様に、角に「R(10mm)」は、無いのですが、長い「格子蓋」なので、内側に寄せた方が、全体強度アップになります。

・「格子蓋」の全体像です。木ネジの「穴」は、一直線にしない様に、お願い致します。なお、本ライトは、「結束バンド」で固定して、「格子蓋」と一体化しました。
・材料カットは、「材料表」通りで問題なく、「隙間」の工夫は、「木ネジを止める位置」で調整ください。また、組み立て時の部材の直角も「差し金」等で、ずれ無きように、お願いします。

30cm×30cmの正方形(フチ無し)」の「格子蓋」の自作

「30cm×30cmの正方形(フチ無し)」の自作です。特徴は、「フチ無し」です。「アルミ角棒(5本)」と「横板(2本)」が見えます。
・なお、「横板」を内側に寄せてしまうと、「格子蓋」が落ちるので、以下で示す様に、「横板」との隙間を3mmが最大のポイントです。

・材料表を以下に示します。

アルミ角棒(5本)・ガラス板厚とピッタリにしたいので、長さ300mm
・「コの字」型で、10mm×10mm(「ロの字」では、木ネジ止めが出来ないので、不可)
・5本としたのは、「アルミ角棒の間隔を5cm弱(30cm÷6=5cm)」としたかっので(5cm弱であれば、猫が落ちる可能性は皆無)
横板(2本)・幅5mm×厚み15mm
・長さ280mm(300mm-ガラス肉厚5mm×2ー隙間5mm×2)
木ネジ・長さ8mm程度(厚み15mmの板なので)で、10本(アルミ角棒の左右に1本づつ)
・アルミ角棒に、「ステンレス用」等の金属対応の「ドリルの刃」で穴をあけ、そこに「木ネジ」で、「横板」と固定
・なお、木ネジの「穴」は、一直線にしないで、左右を数mmずらして(一直線にすると、横方向の力で、平行四辺形の様に、ずれるので)
費用・アルミ角棒が「2m、10mm×10mm、約1100円」ですが、必要な長さが、5本×約30㎝=3mなので、約1650円としました。
・横板と木ネジを合わせて、合計で約1750円

「横板」との隙間を3mmが最大のポイント

・「30cm×30cmの正方形(フチ無し)」の全体像です。上記、“「横板」との隙間を3mm”を詳しく、黄色箇所で、ご説明です(赤字が、ガラス肉厚を示しています)。

・1枚目が、適切な隙間「3mm」です。2枚目が、たまたま、セッティング時にずれて、「左型:0mm」の場合です。2枚目で示す様に、ずれた際に、「左側:0mm」で「右側:6mm」となりますが、それでも、右側が落下しておらず、問題なしです。

  
・適切な隙間「3mm」とは、「アルミ角棒」をガラス板厚とピッタリにしたいのですが、隙間「0mm」では、はまらないので、隙間が不可欠です。DIYでの切断精度では、隙間「1mm」が無理なので、隙間「3mm」がご提案です。
・隙間「6mm~10mm」にすると、」にすると、ガラス板厚が5mmなので、「格子蓋」が落下です。

・「格子蓋」が落下しない工夫を以下で図示します。材料カットは、「材料表」通りで問題なく、「隙間」の工夫は、「木ネジを止める位置」で調整ください。また、組み立て時の各部材の直角も「差し金」等で、ずれ無きように、お願いします。

「フチ無し」水槽であれば、100均のメッシュも候補

「フチ無し」水槽であれば、以下の様に、100均のメッシュも候補です。ただ、大きさがピッタリでなく、「猫が乗ったら、少し曲がる」ので、おすすめで無いです。加えて、「フチ有り」水槽であれば、固定する方法もより困難で、安全性が下がるので、避けた方が賢明です。

まとめ

【水槽の蓋】ですが、30cm~60cm水槽において、「格子蓋」を簡単な自作しました。「アルミ角棒」活用なので、「猫が乗っても、大丈夫」な強度があります。費用は、約1500円~1750円で、ほぼ同等です。
・特に重要なのが、部材と水槽のフチとの「隙間」です。短すぎても、長すぎても、不具合の可能性があるので、慎重な寸法設計をお願い致します。

皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。

2023年10月1日

関連記事

本記事で紹介した関連記事「【DIY】水槽の猫対策で、アルミ「ミニ格子戸」の作り方(ポイントは、金属用接着剤)

上記も含めた、本ブログの「気ままな独り言」カテゴリー(水槽、ブログ、仕事、猫と人間など)の記事リスト(約30件)です。他の記事も、どうぞ。
・各記事の左上に「検索窓」があるので、気になるキーワードを入れて頂ければ、ご要望の記事があるかもしれません。

【記事リスト】「気ままな独り言」カテゴリー(水槽関連、ブログ関連、仕事、猫と人間)本ブログ「大丈夫だよblog」の「気ままな独り言」カテゴリー(水槽関連、ブログ関連、仕事、猫と人間)の記事リストです。グループ別に記載してあります。...
ABOUT ME
雲(関西人)です。DIY(猫モノ、バラフェンス、野菜/果物、格子戸)、お金と時間の節約(ネットワーク関連、自動車関連、購入/料金と修理、確定申告/税金/年金、メルカリ活用)、独り言(水槽、ブログ、仕事、猫と人間)を中心に、オリジナルな視点で、生活の知恵を書きたいと思います。 ・何かあれば、お問い合わせください。励みになりますので… 今後とも、よろしくお願い致します。Instagram(ユーザーネーム: shimaishitsupo)も、私なので、こちらも、どうぞ。