毎年、イチゴを作り、美味しく頂いています。ただ、秋になると、半分が枯れるのが、気になっていました。原因が分かり、改善したので、ご報告です。
うちのイチゴの実績(2022年4月)
記事「【ホームガーデン】「イチゴ」の「ナメクジ(ダンゴムシ)との戦い」に終止符(乾燥重視)」でも、記載していますが、対策すれば、イチゴが美味しく、頂けます。「イチゴプランター」と「つるし鉢(吊り下げ鉢)」の様子を以下に示します。
・例えば、「吊り下げ鉢、幅約20cm、約500円」です。イチゴに丁度良い大きさと考えます。「S字フック、ステンレス製、内径4cm、6個、約300円」使用がおしゃれです。
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うちのイチゴが枯れた様子(2022年11月)
前述の「つるし鉢」を例にします。現在、2022年11月ですが、以下の様に、半分が枯れています。つまり、一つの鉢で「左と右」にあるはずが、「右」が枯れています。
・他の「つるし鉢」で、全滅もありますし、「左と右」が生き残っているモノもありました。全体を通せば、「半分が枯れている」となっています。
・もちろんの事ながら、「肥料」や「水やり」も行っています。そもそも、「全滅」なら分かりますが、「半分が枯れる」のが、よく分かりません。
「半分が枯れる」原因調査です
思い当たる事があり、掘り返してみました。「左:枯れた株」、「右:元気な株」です。左は、白い根が見えず、不健康で、枯れています。右は、白い根もあり、生き生きと健康です。
・土の状態も確認しました。雨が降ってから、数日経過なのに、鉢の底が濡れています。要するに、鉢の底は、「排水性と通気性が悪いベチャベチャ土」になっていました。うちの「つるし鉢」は、水が抜ける穴も一つだけなのも、「排水性」が悪い一つの要因です。
・「半分が枯れる」は、土の状態が悪すぎたので、「かろうじて、半分が残った」と理解した方が良さそうです。猛省しました。
イチゴが枯れる事への二つの改善策(「もみ殻」「土替え」)
そもそも、鉢植え(つるし鉢も)では、「排水性と通気性」のために、「底石(軽石)」使用が一般的です。ただ、以前に、「軽石」を使用していましたが、「細かい土」で隙間が詰まる事を経験していました。「つるし鉢」は、底が狭いので、余計に詰まります。
<改善策①:もみ殻>
そこで、記事「【ホームガーデン】鉢植えで必ず必要な「底石」の代用物(「もみ殻」の活用)」で記載していますが、「底石(軽石)の代用物で、もみ殻」で改善しました。もみ殻を数cm厚みで入れてから、土を被せて、その上にイチゴを植え付けます。
・うちでは、ジモティーで「もみ殻」無料入手させて頂きました。購入するのであれば、例えば、「もみ殻、20L、約900円」です。なお、「もみ殻」は、土壌生物で分解されにくいので、マルチング資材としても、適した素材です。
・「軽石」よりも、「もみ殻」の方が排水性/通気性に優れています。「軽石」で「石」部分は、水や空気を通しませんが、「もみ殻」は、全体で水や空気を通すのが、メリットです。
・特に、「つるし鉢」は、底が狭く、排水性/通気性が悪くなりやすいので、特に、「もみ殻」が有効と考えます。
<改善策②:土替え>
「底石の代用物で、もみ殻」で「ベチャベチャ土」になりにくいと考えますが、そもそも、同じ土では、だんだんと固くなるのも自然です。
・改善策として、「土替え」を行いました。「つるし鉢」をひっくり返して、その土に、「少しのもみ殻」を追加したり、「堆肥」を混ぜたりました。
・メインの目的は、「固くなった土をほぐす」です。イチゴの収穫が終わった「秋」の「土替え」は、今後とも励行する予定です。
イチゴの土の状態を良くするために(ポイント)
収穫後の「秋」に以下の2つが、土の状態を良くするポイントです。大事です。
・なお、「イチゴが枯れる」トラブルが発生した場合は、まずは、掘り返して、「白い根が有るのか」を確認ください。黒い根しか無ければ、根の状態が悪いと認識できます。
鉢の底 | ・「排水性/通気性」を良くするために、「底石(軽石)」か「もみ殻」をお願いします。 ・「もみ殻」の方が、「排水性/通気性」が優れています |
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土替え | ・「堆肥」追加も含めて、「固くなった土をほぐす」ために、「土替え」をお願いします。 |
・なお、冬が近づいたので、「マルチ」が必要と考えて、「もみ殻」を上に敷き詰めました。「雑草除け」「水分キープ」と「寒さ除け」です。もちろんの事ながら、「敷き藁」等でも、問題ありません。ネット記事で「もみ殻で、ナメクジがチクチクして、移動をためらう」とあったので、ナメクジ対策で効果期待です。記事「【ホームガーデン】イチゴの「ナメクジ対策」の最終進化系(乾燥重視+もみ殻)」で詳細記載しました。
上記ポイントの検証
記事「イチゴプランター「1200円、6株、プランター付き」が超お得でした」です。1枚目が、2022年4月で収穫中の写真です。美味しく頂きました。
・以下が、2022年10月に「新たに購入したイチゴプランター」の土の写真です。底まで掘っても、「ベチャベチャ土」は見られません。流石に、業者さんなので、「良い土の状態」と認識しました。このような状態を維持するために、収穫後の「秋」に、上記2つのポイントを励行する必要があります。2枚目に、本プランターの「底写真」です。穴が多数あり、「ベチャベチャ土」にならない工夫とお見受けしました。ちなみに、「底石(軽石)無し」でしたが、「バーミキュライトをベースとした土」の様です。
・例えば、「バーミキュライト、10L、約1000円」です。「保水性と排水性のバランスの良さ」が売りです。
まとめ
イチゴが枯れる原因調査と改善策です。うちのケースでは、「白い根が無い」だったので、排水性/通気性が悪く、ベチャベチャ土になっており、「土の状態が悪い」が原因と認識しました。
・「つるし鉢」での改善策ですが、「軽石の代用物で、もみ殻」「固くなった土をほぐすために、土替え」を行い、「ベチャベチャ土」にならない工夫を行いました。今後とも、収穫後の「秋」に、励行する予定です。もちろんの事ながら、「プランター」でも有効な工夫です。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2022年11月27日
更新日:2022年12月3日(「マルチ」の代わりに「もみ殻」活用)
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