【エコキュート/エコワン】は、「電気代+プロパンガス代(光熱費)」で節約効果があると言われています。我が家の実態から、具体的な節約額を試算したので、ご報告です。

我が家の「電気代+プロパンガス代(光熱費)」
我が家の光熱費は、「電気代(電気料金):約1.6万円/月、年間で20万円弱」「プロパンガス代:約1万円/月、年間で約12万円」です。これが、「エコキュート」化で、いくらになるのか、試算してみます。
・具体的な内訳です。「電気代:調整費等で20%」、「プロパンガス代:原料調整が27%」にもなっており、今後の高騰が不安です。


関西電力での「電気代+プロパンガス代(光熱費)」試算
関西電力「はぴeみる電」で試算しました。具体的な試算条件は、以下の通りです。試算結果は、「電化割引(5%)を除くと、約8万円の節約額」となっています。
・ただ、「本当にそうだろうか?」が、本記事の趣旨です。
| ・3月:「電気代:20,787円」「プロパンガス代:12,388円」 ・エコキュート:180L(4名まで) ※電気代とプロパンガス代のは、関西電力系でなく、それぞれ、「エバーグリーン・リテイリング」と「近所のガス会社」で異なりますが、年間合計額がほぼ合致なので、このまま進めます。 |


関西電力の試算結果の検証
本試算結果は、「はぴeタイムR」が用いられています。以下に説明箇所を転記です。要するに、「おトクな時間帯に移行」が趣旨なので、電化製品により効果が異なります。具体的には、「エコキュート:〇」「炊飯器:△」「洗濯機:△」だけ、効果大ですが、電気代への影響度を考えると、「エコキュート:〇」だけで考えても、良さそうです。


・別切り口で、「電気代の内訳」があります。つまり、「はぴeタイムR」が寄与するのは、「基本料金」「調整費等」「再エネ」を除く、「電力量計算」だけの67%となります。これが最大限で「28.87円/kWh→15.37円/kWh(47%減)」ですが、「エコキュート:〇」が、メインとなります。従って、67%×47%=31%なので、「プロパンガス代(ガスと同じ金額でお湯を沸かすとして)=年間12万円」「年間12万円×31%=3.72万円=4万円弱」が最大となりますが、夜間電力料金と昼間電力料金の差が、小さくなってきており、今後も「勝ち」なのか、不安が募ります。
| ・参考記事「深夜電力が値上げしている理由や対処法についてわかりやすく紹介!」によると、「深夜電力の主な値上げ理由は、夜間運転機器の普及による夜間帯の電力需要増加」や「住宅用太陽光発電と蓄電池を設置した家庭は、日中に太陽光発電で自家消費を行い、余った電気を蓄電池へ蓄えたり売電したりします。つまり、電力会社からの買電量(電力購入量)が減少」の要因が記載です。これら要因により、今後とも、深夜電力と昼間電力との差が少なくなりそうです。 ※「深夜電力プラン」:エコキュートなど、あらかじめ指定された夜間運転機器のみ深夜帯の安い電力量料金で電気を使用できる」 ※「夜間電力プラン=深夜電力」:「関西電力の「はぴeタイムR」や東京電力の「夜トク8」などは、夜間電力プラン」であり、夜間に使用される照明やその他家電製品の分も安い単価で請求 |
・ただ、「エアコン:✕(効果限定的)」等にも、効果が無いとは言えませんが、一日の内、8時間(=1/3)だけとなり、節約効果は小さいです。



「年間12万円×31%=3.72万円=4万円弱」の再検証
「はぴeタイムR」の「28.87円/kWh→15.37円/kWh(47%減)」を根拠としましたが、参考記事「深夜電力が値上げしている理由や対処法についてわかりやすく紹介!」に「ただし注意が必要なのは、通常の電気料金プランより日中の電気料金が割高に設定」と記載です。
・つまり、以下の様に、「はぴeタイムR」と「従量電灯A」の差(参考記事「電気の基本料金・単価表」から転記)は、昼間は、「従量電灯Aの勝ち」であり、「(20.21+25.61)÷2=22.91円/kWh→15.37円/kWh(33%減)」と仮定すれば、67%×33%=22%となるので、「年間12万円×22%=2.64万円=3万円弱」が最大となってしまいます。「従量電灯A」との差を考えるべきで、「3万円弱」がより現実に近いです。


・前述の「関西電力の試算」によると「電化割引(5%)を除くと、約8万円の節約額」であり、「3万円弱」とは、大きな開きがありますが、関西電力の標準家庭プランとうちの実地の差が主原因と考えています。加えて、今後とも、「夜間電力プラン=深夜電力」のメリットが小さくなる方向は確実と思われるので、「3万円弱」だけを根拠に、「エコキュート」で高額な設備投資をするのは、二の足を踏んでしまいます。
「エコキュート」の意味合い
「エコキュート」の意味合いですが、二つあります。ネット記事では、この意味合いの分離試算が無いモノが多かったです。「①安い電気料金」「②安い給湯料金」となります。
| ①安い電気料金 | ・前述「はぴeタイムR」の観点です。 ・なお、「エコキュート:〇」だけ、加えて、「電力量計算の67%」と限定的範囲内だけ、と考えても、良さそうです。 |
|---|---|
| ②安い給湯料金 | ・我が家では、「プロパンガスでの給湯」が、「エコキュート(ヒートポンプ方式)での給湯」への変更が観点です。 ・これらの給湯効率の変化と、「プロパンガス代→電気代」の変化を加味する必要があります。 ・なお、給湯のほとんどを占める「お風呂」だけに絞るのが自然です。 |
・前述の記載では、「プロパンガス代(ガスと同じ金額でお湯を沸かすとして)=年間12万円」を、「エコキュート」での給湯料金と見なしました。ただ、「お湯をガスで沸かす?、電気で沸かす?」の差を確認すべきです。参考記事「エコキュートの電気代は月々いくら? ガス給湯器や電気温水器とのランニングコスト比較と節約術6つ」から転記しました。要するに、「都市ガス(ガスで沸かす)」と比較して、「エコキュート(ヒートポンプ方式で、電気でお湯を沸かす)」は、約半分のコストと言えます。
※ただ、注意して頂きたいのは、「ヒートポンプ方式無しで、お湯を沸かす」では、「ガスで沸かす」に、圧倒的に「負け」です。単に、「電気だけで、お湯を沸かす」は、高額です。
・「プロパンガス代(ガスと同じ金額でお湯を沸かすとして)=年間12万円」で、約半分のコスト化と見なせば、「年間で約6万円の節約額」となります。


「エコキュート」で、いくらの年間節約額?
今までの論点から、「①安い電気料金」「②安い給湯料金」であれば、前者が「3万円弱」であり、後者が「約6万円」となります。
・「①安い電気料金」は、将来、メリットが小さくなる方向と想定されますが、「②安い給湯料金」は、将来ともメリットは同レベルと考えています。
・我が家は、確実性の高いメリットである「②安い給湯料金」を重視する事としました。
「安い給湯料金」の観点で、「エコワン」は?
安い給湯料金では、「エコキュート(ヒートポンプ方式で、電気でお湯を沸かす)」と同様に、「エコワン(ヒートポンプ方式で、電気でお湯を沸かす)」もあります。関連記事「ハイブリッド給湯機:省エネ性・光熱費節減にしっかり貢献」から、以下の試算を転記しました。
・要するに、LPガスと比較して、「エコワン(ヒートポンプ方式で、電気でお湯を沸かす)」コストは、半分以下となります。要するに、「プロパンガス代=年間12万円」で、約半分のコスト化と見なせば、「年間で約6万円の節約額」となります。「エコキュート」と、同レベルです。


・つまり、「①安い電気料金」「②安い給湯料金」の観点で、後者重視であれば、「エコキュート」では無く、メリットが確実な「エコワン」でも良い事となります。
・関連記事「【電気代+プロパンガス代】全体俯瞰で「エコキュート」決定を覆して、「エコワン」に」と「【電気代+プロパンガス代】高騰対策で、「エコワン」に変更し、「リンナイ」を選択」に、我が家の本検討経過の詳細記載です。
「エコワン」導入の先輩方の実績
「エコワン」導入の先輩方の実績です。参考記事「ハイブリッド給湯器導入後の光熱費(2024年8月、リンナイのエコワン)」ですが、「2023年8月:6.0m3」「2024年8月:1.9m3」と約7割減です。我が家も楽しみです。
・例えば、「リンナイ、エコワン、約46万円」です。

リンナイ エコワン プラグイン ローボーイ シングルハイブリッド 分離50Lタイプ 戸建向け(取替用)
まとめ
我が家の光熱費は、「電気代(電気料金):約1.6万円/月、年間で20万円弱」「プロパンガス代:約1万円/月、年間で約12万円」です。「エコキュート」では、「①安い電気料金」「②安い給湯料金」の観点がありますが、前者が「年間で3万円弱」で、後者が「年間で約6万円」となりました。ただ、前者メリットは少なくなる方向にありそうです。
・後者を重視すると「エコワン」でも「年間で約6万円」となります。我が家は、メリットが確実な「エコワン」を選択しました。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2026年4月9日
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