最近の運転免許の動きが激しいです。「マイナ免許証」のメリットがPRされていますが、うちでは、「マイナ免許証」ではなく、「従来免許証のみ」を選択したので、ご報告です。
マイナ免許証とは?
参考記事「マイナンバーカードと運転免許証の一体化について」に記載ですが、要するに、マイナンバーカード内に、「運転免許証」情報追加という意味です。なお、本参考記事に記載ですが、以下の3つの持ち方が可能です。
①従来免許証のみを持つ | ・マイナンバーカードと運転免許証を一体化せず、従来免許証のみを保有する場合 |
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②マイナ免許証のみを持つ | ・マイナンバーカードと運転免許証を一体化し、従来免許証を返納して、マイナ免許証のみを保有する場合 |
③マイナ免許証と従来免許証の両方を持つ | マイナンバーカードと運転免許証を一体化し、従来免許証も引き続き保有して、マイナ免許証と従来免許証の両方を保有する場合 |
・参考記事「マイナンバーカードを運転免許証として利用可能」/「マイナ免許証のメリットたくさん」から、画像を転記です。メリットだけが目を奪われます。


「②③マイナ免許証」と「①従来免許証のみ」の比較(「マイナ免許証のデメリット)
・「②③マイナ免許証」のメリットやデメリットを、「①従来免許証のみ」と比較しました。以下の通りです。
「マイナ免許証」のメリット | ・「マイナ免許証」では、「住所変更等のワンストップサービス」や「本籍のオンライン変更」や「住所地以外での更新(経由地更新)の迅速化等」が可能なのが、メリット ・「マイナ免許証」では、オンライン講習が認められるが、結局、適性検査(視力検査等)は、免除されないので、小さなメリット(オンライン講習の受講手続きも面倒) ・「マイナ免許証」が更新手数料が安くなるが、一般的な更新時期の5年間で考慮すると、数百円は、小さなメリット |
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「マイナ免許証」のデメリット(3点) | ・更新はがきは、運用継続との事だが、有効期限が目視できないのが、デメリット(「マイナ免許証読み取りアプリ」を使用できるが、面倒) ・紛失時に、「マイナ免許証」は、その再発行期間中(現状は、約一か月)は、運転が出来ないのが最大のデメリット(なお、「従来免許証」であれば、当日発行が可能) ・海外では、「マイナ免許証」での運転が認められない可能性があるので、「マイナ免許証」の致命的なデメリット |
どちらも同じ | ・日本国内では、「マイナ免許証」と「従来免許証のみ」では、両方共に有効(但し、海外は、「従来免許証」だけ) |
注意事項 | ・前述の「③マイナ免許証と従来免許証の両方を持つ」も選択肢の一つですが、そもそも、「マイナ免許証」のデメリットが大きいので、避けた方が賢明です。 |
・要するに、「マイナ免許証」は、ワンストップサービス等のメリットはありますが、「有効期限が目視できない」等がデメリットで、「紛失時に、再発行期間中(現状は、約一か月)の運転が出来ない」が最大のデメリットなので、避けた方が賢明です。

・ちなみに、参考記事「マイナンバーカード 再発行期間・日数について【私の実例付】」の方は、三カ月が掛かったそうです。「再発行申請手続書」と「マイナンバーカード交付通知書」のそれぞれの郵送期間も必要なため、納得できる期間です。 ・なお、本参考記事内に記載の「「特急発行」は特定の要件を満たす、特に速やかな交付が必要となる方を対象に通常より早い期間(最短で7開庁日程度)でマイナンバーカードを発行」と「特急発行」もある様ですが、これに加えて、「運転免許証」情報追加の期間も必要です。 |
3つの持ち方の更新手数料等
3つの持ち方の更新手数料等です。2025年3月14日以降は、参考記事「従来免許証のみ保有希望の方」/「マイナ免許証のみ保有希望の方」/「2枚持ち希望の方」に記載です。「優良運転者」と仮定します。
①従来免許証のみを持つ | ・更新手数料 2,500円(令和7年3月24日から2,850円) ・優良運転者講習 500円 <合計> 2850円+500円=3350円 |
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②マイナ免許証のみを持つ | ・更新手数料及び特定免許情報記録手数料 2,100円 ・優良運転者講習 500円(オンライン講習の場合 200円) <合計> 2100円+500円=2600円 |
③マイナ免許証と従来免許証の両方を持つ | ・更新手数料及び特定免許情報記録手数料 2,950円 ・優良運転者講習 500円(オンライン講習の場合200円) <合計> 2950円+500円=3450円 |
・うちでは、この費用差しか無いので、「マイナ免許証のデメリット」も考慮して、「①従来免許証のみを持つ」を選択しました。(2025年2月に免許更新の方は、2500円+500円=3000円が合計値となり、費用差は、400円しか無いです)
うちの持ち方
要するに、うちの持ち方は、「従来免許証」と「マイナンバーカード」を別々に持つ事にです。つまり、従来通りの運用です。これで、大きな不具合は感じません。
まとめ
最近の運転免許の動きが激しいです。「マイナ免許証」のメリットがPRされていますが、うちでは、「マイナ免許証」ではなく、「従来免許証のみ」を選択したので、ご報告です。
・要するに、「マイナ免許証」は、ワンストップサービス等のメリットはありますが、「有効期限が目視できない」等がデメリットで、「紛失時に、再発行期間中(現状は、約一か月)の運転が出来ない」が最大のデメリットなので、避けた方が賢明です。
皆さんのご参考まで(^^) 何かあれば、お気軽にお問い合わせください。
2025年2月16日
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